寸止めHのその先に!? 大人の不器用もだもだラブ!千早尚人は、若い女性に絶大なる人気を誇る恋愛小説家。そんな彼の悩みは、自分の恋!? ある日、担当編集者の青山が突然「好きです」と告白してきたのです! あまりに予想外で、千早は「そうなんだ…」と受け流してしまい……。3月27日発売、猫田リコ先生の新刊コミックス『恋愛小説家の事情』。告白後も、変わらぬ態度で仕事をこなす青山とは裏腹に、千早は平静でいられません! 編集者×作家の距離は、どう縮まるのか!! それでは「801 AUTHORS 108」第1225回、猫田リコ先生どうぞ!
Q. 作品紹介をお願いします!恋愛小説家で顔も良く、フェミニストの千早は、その担当編集者の青山に何の前触れもなく「好きです」と告白される。
余りにも突然で、そんな素振りも全く見せなかった青山に対し、思いっきりスルーしてしまう千早。
それ以降青山はその話題には一切触れず、担当編集者として普通に接してはくれていたが、千早は内心動揺していた。
千早も青山を憎からず思っているのだが、自分に自信がないばかりに逃げの一手を貫いている。
外面は完璧な体を装える千早だったが、実際はヘタレで小心者で奥手な残念な男だったのだ。
そんな情けない自分に落ち込む千早と、ただ仕事に打ち込む超然とした青山、そんな2人の滞在中に急に千早の家だけが停電するというハプニングが起きる――。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか? 天然実直、だけど時に強引な年下担当編集者×表の顔はイケメンで雄弁で八方美人、しかし本当の姿は小心者で気の弱いドジッ子の恋愛小説家。
受は表面上は円滑に事を進められるし、周りからの評判も上々なのに肝心な所では自分に自信が持てなくて逃げに走ってしまうヘタレ受。
一方攻は一度こうだと思った事は梃子でも動かない強い意志を持っているので、受が心を開いてくれるかもしれない可能性を信じてじっと待てる根性を持っている健気なワンコ攻。
何だかんだいって、毎回きっかけさえあれば攻は若さも相まってぐいぐい受に迫っていきます。
すれ違いやうまくいかない事を繰り返してハッピーエンドに着地する甘々な話です、エロシーンも随所随所であります。個人的に尻にはこだわりました。
Q. 当て馬や重要な脇役は?脇役で気に入っているのは度の超えた千早の追っ掛けをするファンの女の子2人です。
後から見返せば何かにつけては重要な役割を担ってくれていたので、ベストオブ脇役といった感じでしょうか。
顔芸でいい脇役をしてくれたのが、北国のビジネスホテルの受付のお兄ちゃんです。
北国のビジネスホテルと言えば、エロいシーンになりそうな所で壁紙にかかっている絵が寿司の絵だったのが自分で描いておいてなんですがビックリしました。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?とにかく千早のヘタレや運やタイミングの悪さでエロい感じになりかけたと思ったらならなかったり、なったと思ったらすれ違ったりで、千早の言い放つ「うまくいってほしいのにうまくいかない」。この一言にストーリー展開は凝縮されています。
うまくいってほしいのにうまくいかないけれど、やっぱりどうしてうまくいく、そんな明るい感じの話です。
あと、尻です。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!やはりお尻はいつなんどきでも描いていて楽しかったです。ほぼその為に描いていたと言っても過言ではありません。
ジーパン越しでもスゥェット越しでも生尻でも何でも楽しかったです。
あと、千早の汚すぎる寝室と千早愛用のクマちゃんスゥェットも描いていて楽しかったです。
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?裏設定としては、千早はいいところの坊ちゃんで、家は別宅を貰ったもので平屋。一人っ子。
青山は分かりやすく侍をイメージして描いていた事。下の名前は軍次。次男。
今回収録の作品はすべて仕上げはデジタル作業、やっと慣れてきました。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!隙があれば太っていました。
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?単行本は色々な方の協力や手をお借りして完成する事のできる媒体ですので、まずその事に感謝の気持ちと、無事発行できる事を嬉しく思っています。
中身は割と手直しをしましたので、自己満足ではありますが満足しています。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!この度はこのような機会をいただきまして有難うございます。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。
その他、特典用に描き下ろし漫画ペーパー、描き下ろしポストカード等、番外編のつもりで描かせていただきました。
機会があればそちらも手に取っていただけると嬉しいです。
あと、攻の下の名前は正直全く考えていなかったので、今ここで考えました。
有難うございました!
担当編集より女性のカリスマ、人気恋愛小説家のくせに自分の恋愛にはまったく不器用な受けと、(多分)有能な編集者で仕事での気配りは完璧なのに、好きな相手の本音がまったくわからない攻めが、ラッキースケベ的アクシデントの中、寸止めHを繰り返すけどなかなかお互いの気持ちに気づかない、もだもだした大人の不器用なラブストーリーです。「寸止めH」の連続ですが、本作品は最後までしないでどれだけエロを描けるかが裏テーマとなっておりますので、毎回毎回受けの千早先生と一緒にドキドキハラハラしながらエロも楽しんで頂けたらと思います。個人的には猫田先生からの毎回のアピールを無視していた「尻」について、とうとう先生の熱意に負けた(?)感のある作品になりました。是非とも先生入魂の「お尻アングル」を楽しんで頂ければと思います!
コミックス『恋愛小説家の事情』特典情報・アニメイト:描き下ろしメッセージシート
・とらのあな:描き下ろしカラーイラストカード
・電子配信限定:描き下ろし漫画ペーパー
・竹書房全国特約店共通:描き下ろしペーパー
※4月9日発売の
『麗人 5月号』で描き下ろしペーパーの全員プレゼント実施
(C)猫田リコ/竹書房
コメント3
匿名2番さん(1/1)
これだけ尻について語っといて肝心の尻画像サンプルがないとな
匿名1番さん(1/1)
かっかわいい...!!
お尻いいですよね。(●´ω`●)
家野さん
ぷりぷりの尻がサイコーなんだよな