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表題作大江戸ヒステリーパンク

北条嘉門
無役寄合旗本。27歳。
佐竹粂太郎
長屋住まいの浪人の子。14歳。

あらすじ

時は江戸の後期、お江戸のナメクジ長屋に、それぞれ一風変わったトラブルメーカー達が住んでいた。そもそもの事件の発端は、町医者青松が、家の前に置き捨てられていた赤ん坊を拾ったことから始まった……。

作品情報

作品名
大江戸ヒステリーパンク
著者
秋月こお 
イラスト
西崎祥 
媒体
小説
出版社
小学館
レーベル
パレット文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784094211610
3

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

異端な正統

小町と称される受けの佐竹粂太郎・元服前の14歳。
通り掛かりの武家衆からも小姓勤めを勧められる美貌と
言うから小町の二つ名もさもありなん事。
ただ『小町』の前に『喧嘩』とついていなければ。

正義感が強くベランメェ口調を軽々操り、なおかつ
物怖じせず腕っ節の強い主人公がいざとなれば
受身になる、と言うのは中々に美味しい設定だと
思われます。そりゃあこう言う人が喧嘩をすれば
正にお江戸の華ってなもんでしょう。
で、そう言う主人公を取り囲む面々もまた尋常で
ある訳が無い。
荒っぽく一口に申せば狐狸妖怪隠密跋扈と言う事に
なりましょうか。攻との因縁もまた一筋縄で行く様な
行かぬ様な感じです。

煮え切る様な煮え切らぬ様な講釈でございますが、
読む楽しみを失くさぬ為にここまでで筆を納める事と
致します。お粗末!

2

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