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可愛いし癒される~このカプとても可愛いです。もっと続きが読みたくなりました。お子様舌で我儘で夜寝れない六も世話焼きな庵も可愛い。ぷくさんの作品で初めてエッチシーンみたけど、エロくないのに初々しくってドキドキしました。
ぷくさんといえば、つい学園ものでエチなしキスもあるかないか、そして元気いっぱいでかわいい作品、というイメージなんですが、
今回もかわいらしいのは間違いなんですけど・・・エッチがあるーーーー!!!
意外なんだけど、やけにそれが意外だけに「いやん、エッチ」な風をかもしているのは、受けちゃんが少し女子っぽい外見とかわいさをもっているからだろうか?
今回は設定が大人×専門学校生という組み合わせですが、とても前向きな設定にユニークな登場人物達と描き方という手法はいつも通りなので、少し大人なぷく作品という感じ。
受けちゃんが外見や性格に女子っぽい雰囲気を兼ね備えているという部分が苦手でなければ、かなり楽しめるほっこりする作品になっていると思いますよ。
主人公・庵は小さい弟や妹達の面倒を見て家事もこなすいいお兄ちゃんです。
春から専門学校に入学し一人暮らしをするのだが、なるべく安くあげたいということでシェアハウスを探しているところ、家事が条件でただで住める物件を見つけてそこに住むことに。
都心の一等地に立つマンションに暮らすその同居相手は会社経営の六という男性。
まったく家事能力がなく、部屋に来た庵に一番に言いつけたことは「飯!」
傲慢だが、庵の作ったご飯をおいしそうに食べてくれる姿に気をよくしていると、お礼だといっていきなりキスされちゃう!?
そして、庵の為の部屋は何も要らないと言われていた為家具一切持ち込まなかったのだが何もない部屋。
仕方ないので、一晩ソファで寝て翌日にはもう出て行こうと思っていたのですが、いつの間にか庵の隣に六が一人では寝られないと潜りこんできた。
手がかかる、一人で寝られない、まるで家の小さい弟達みたいだと、思わずほっこりする庵は、結局部屋を出て行かずに六の家政婦のような事をこなす同居人として、夜は六のベッドで一緒に寝る同居人として、暮らすことになるのです。
庵の外見が女の子みたいで、面倒見の良さはお母さんみたいで、男っぽい女の子という感じもしないでもないですが、両性的で中性的な雰囲気です。
かといって、決してなよっとしてるわけではなくて、六に振り回されてもへこたれてない明るい強い子です。
六があまりにくっついて寝るので、思わず勃ってしまった時、六が抜いてやってしまうのですが、その時の思考もうじうじというよりは、悩み方が愉快だったり、そのせいで家を出てしまっても六の生活をちらっと心配してみたりと、すごくイイ子なんです。
かえって、六がユニークなキャラかもしれませんね。
あまり会社経営者という雰囲気はしないんですが、更に言うと大人げない(爆)部分が庵といると満載で、庵に甘えきっている子供。
何より、プリンが好きという設定が、妙にツボだったりするのですが♪
そして、庵に意地張って意地悪してる、苛めっ子な雰囲気が愉快だったり。
一見庵より優位にいるようでいて、完全に甘やかされた甘えん坊になってるのかも?(別の言い方をすると無自覚のメロメロ)
そして恋愛をにおわす部分や性的な部分になると、そこだけ大人を見せるちょいズルい奴かもwwwま、子供ってことよね(爆)
六に同居人を進めた同僚の滝沢という男もぷく作品によくあるわけ知りの必殺仕掛人(w)とても愉快なキャラでたまにチャチャを入れてみたり、六の軌道修正をしたりと、中々にいい活躍しますよ。
結構、本人が六を弄って遊んで楽しんでる風があるのかもしれませんんね。
他に冒頭と中間に少し出てきますが、庵の妹弟がかわいいんだ☆
二人がすれ違ってまとまるまでが本編なら、初挿入エッチがあるのがその後。
そして「お風呂でカラメル」で何と!お風呂いちゃいちゃが♪
エッチ薄目のぷくさん作品、よくぞここまで頑張ったーーーwww
このお風呂のシーンの庵に1カットとても男らしい顔の描写があります。
そして、眼鏡をとった六の顔は若いかもw
楽しくてかわいくて、ウキウキして、ほっこりする、ちょっと大人な作品もとてもよかったのでした。
ぷく先生らしい、ほんわか可愛いお話でした!
表紙も幸せそうな2人で、いいですね~。
主人公の髪型が女子ちっくで、最初は「んん!?」と思ったのですが、
読み進めていくとそれにも慣れ、楽しく最後まで読ませていただきました。
〈受け〉の庵は4兄弟の長男で、下に小さい子ばかりなのと、両親が共働きなことも
あって、家事もできて面倒見もよい、とってもいい子です。
進学のためルームシェアを考えていたところ、『家事全般できるなら家賃不要』と
庵にピッタリな好条件の先を発見して、そこで〈攻め〉の六と出会います。
俺様態度で、しかもご飯のお礼に軽くキスをしてきた六に第一印象最悪な庵でしたが、
からあげが好きで、おいしそうにもりもりご飯を食べ、しかし実は淋しがり屋の六に、
『子供みたいだ』と心を許し、なんだかんだで一緒に暮らすことになります。
そこから庵は六に惹かれ始め、また六も庵を大切な必要な存在として、
お互い『これが好きってやつなのか』と自覚し、結ばれます。
そこにいくまで、お互いがお互いを心配したり、お互い胸キュンしたり…
ちっくしょ、わたしも胸キュンしちゃったぜ!
庵が本当にいい子で…!
いつでも明るく一生懸命で、健気で家族想いで、こんな嫁欲しい!(笑)
そして俺様・六も、子供のような大人なのですが、実は優しかったり、庵からもらった
タイピンをクールビズなのに、暑い中無理矢理ネクタイしたり(しかも家に帰る直前に
はずしているという!)。とっても微笑ましいカップルでした!
心がほんわか優しくなれる、本当に丁寧な作品でした。
絵も丁寧で、読みやすいお話です。
読み終わった後、甘いプリンが食べたくなりました(笑)
奥山さんの作品を集中的に読んでいて気付いたこと。
デフォルメされた受けがやばいです。
なんて、愛くるしい生き物なんでしょうか。
いまだかつてここまでデフォルメ画にやられたことがあったでしょうか、いや、ない。
BLを読んでいて、「この生き物、どこで手に入れられるんだろう。飼いたい…」とまで思ったのは初めてです。
もう可愛い、可愛い、可愛すぎる!
本作の庵然り、「背のびの法則」のハムちゃん然り、「魔除けのダーリン」の遥もとにかく可愛い。
まさに小動物。
しかも嫌味ゼロ、計算ゼロ、世の中の汚いものフリーな小動物。
まじりっけのない、純度100%の小動物なのです。
小動物系受けってどうしてもおばか加減がわざとらしくなって鼻についたり、これでもかと可愛いアピールしてくるエピソードを盛り込んだり、周囲の過剰な反応に食傷気味になって「はいはい、可愛い設定」としらけてしまうことが多い中、奥山さんにかかると無条件で愛せる!
むしろこちらからいそいそと出向いて愛でたくなってしまう。
おそるべし、奥山さんのテクニック。
長々と小動物について語ってしまいましたが、庵くんが可愛いだけではありません。
家事をやってくれることを条件に家賃なしでルームシェアという素敵な募集をかけていた六さんもかっこいい。
経営者である自分をお金としてではなく人として見てくれる庵に急速に心を許してのめり込んでいくさまがもうたまりません。
とにかく読んでほしい。
読んだらきっと、この作品が1冊で完結してしまっていることに悲しくなるはずです。
もっと読みたい。
ずっと愛でたい。
そんな作品でした。
これだけ諸手を挙げて絶賛しているわりに評価が神にならなかったのは、庵くんの髪型のせいです。
おかっぱ風はだめだ…。
ハムちゃんや遥のように短い方が良かったなあ。
もう一回読んでこよう。
にひひ。
可愛すぎか〜
社長×専門学校生のお話です。
上京し、経費削減のためルームシェアすることにした専門学校生の庵。
ルームシェア先は、28歳の会社社長・東堂 六のマンション。
家賃の代わりに家事全てを負担する条件で始まったルームシェアだったが、六はわがまま放題で手のかかる男だった…。
手がかかる子ほど可愛いといいますからね!
何だかんだで六は、庵のこと大切にしています。
庵もだんだん六の事が好きになっていっちゃって、その過程に不自然さが全然なくてとても良かったです。
怖がっていたHも、結局許しちゃう庵。
幸せそうな2人がみられて良かった!
番外編の、庵がホラーDVDを借りてきて…ってお話が面白くて好きでした。