NEW!11/23 あらた六花先生インタビュー 大人気芸能界オメガバースがスピンオフ!俳優β×俳優Ωの救済BL♥コミックス『番未満の僕らはきっと』
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2018/02/26 20:33
ファンの“渇望”で生まれた第2巻! 新作『23時のタイムシフト』も同時発売
テニス部の健気な先輩を、意地悪な後輩が“開発”していく過程がたまらない!! あがた愛先生の大人気作続編がコミックス『僕は君のいいなり 2』として2月27日に発売されます。前作では、先輩である檀野のオナニーを目撃したことで、後輩の木下は彼への追及を開始。興味本位で凌辱的な行為を強いますが、すべてに応える先輩の姿に触れるうちに、徐々に別の想いを抱くようになります。より強い結びつきで繰り広げられる後輩×先輩エロティックラブが辿り着く先、ぜひ見届けましょう!! 新作『23時のタイムシフト』も同時発売です! それでは、「801 AUTHORS 108」第1550回、あがた愛先生どうぞ!
Q. 2016年に発売された、部活の年下攻め開発BLより続編発売! 第2巻の紹介をお願いします!
『僕は君のいいなり』のその後、進級した二人の二度目の夏のお話です。
Q. 恋を知らないS後輩・木下×健気で淫らな先輩・檀野が結ばれる過程が描かれた第1巻。第2巻スタート時の関係性を聞かせてください。また2巻で、二人の結びつきに関して注目点などありますか?
前作では会話もぎこちなく、まだまだお互いの気持ちをを手さぐりで探しているような二人だったのですが、今作では冗談を言うようになったり、とりとめのないような話をしたり…そういった何気ない日常が垣間見られるのではと思います。
Q. 第1巻では受の檀野の親友である吉井が、木下の心を揺さぶりました。第2巻にはスパイスとなる当て馬や脇キャラはいますか?
逆に当て馬のみの新キャラを出したくなかったので、既存のキャラでどうやって物語を進めていくか、その分二人の感情をどうじっくり描くかに重きを置きました。ただ、木下のことを純粋に好きになってしまった女の子は出てきます。
Q. 結ばれた二人のイチャイチャ展開が期待されます! 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
前作では飄々としていた木下が今度は先輩のために「動く」というコンセプトはありました。今まで自発的に行動をしてきたことのない彼なので、その焦燥感ゆえに間違ってしまったり、上手く伝えられずもどかしさに葛藤するシーンも多々あります。
容姿内面ともに実年齢より上に見られがちな木下ですが、そういった年下らしい部分が描けてわたしは楽しかったです。
Q. すでに檀野のエッチな開発はかなり進んでいると思うのですが、今回新たに登場するH方面の何かがありましたら、さわりだけでもご披露いただけますでしょうか。
前作では檀野の局部に触れる時、手袋をしていた木下ですが、今ではそんなところまで舐めるのも平気になっています。あと檀野の乳首をいじりすぎてちょっとおっきくなっちゃった、というのも開発後ならではかと思います。
Q. 本シリーズは受けのとろ顔がとっても印象的です! エッチシーンを描くときに意識していることはありますか?
ありがとうございます…。エッチシーンの顔を描くときは第一に感情を先行させたい、という気持ちで描いています。綺麗な顔を描けるのが一番なのですが、情事中は多少整っていなくても「気持ちいい」「恥ずかしい」「たまらない」という表情を描くことがいちばん官能的に見えるのではないかなと思っています。
Q. 今作で、苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
つき合ってからの男の子たち、というものを今まで描いてきたことがなかったので、不安は常にありました。自分の手元にある漫画もそういったお話が全くなくて、参考にシリーズものや甘々なお話を何十冊も読んだり…。日々勉強です。
楽しかった…というより嬉しかったことになりますが、毎話ごとに読者さまからお手紙やご感想いただけた事は本当に嬉しかったです。今作は特に不安な気持ちが強かったので、支えられているなあと実感することが多かったです。
Q. 第1巻のインタビューにて、木下は檀野を絶対に「先輩」と呼ぶと仰っていましたが、そういった、気づくとより萌えられるキャラ設定のヒントなど、ほかにあったりするでしょうか?
木下は檀野に対してだけ口調が柔らかくなります。もちろん相手が先輩だからということもありますが、好きな相手にだけ優しくなる、ということを意識して描いてました。(本人は無意識)
Q. 本シリーズは部活がテーマになっています。あがた先生は学生時代、放課後はどう過ごされていましたか?
バスケ部のマネージャーをしていました。なので部活動をしている男の子たちの言動は大体予想できます。長期休暇はほぼ毎日練習があったので、「高校生って大変だな…」と思いながらこの二人を描いてました。
Q. 今回は新刊コミックス『23時のタイムシフト』も同時発売されます。こちらのストーリーやキャラ属性、注目点なども聞かせてください。
昨年はこの続編を描きながら麗人さんでも執筆していたせいか、麗人さんで描いた受けの子はみんなツンデレ系になってしまいました…。(檀野はドがつくほど健気キャラだと思っているのでその反動かと…)
またこちらは続編とは違い「二人がくっつくまで」のお話が多いです。麗人さんのキャッチコピーである「ヤバイくらいにアダルト、痛いくらいにドラマチック」に合わせて自分の好きなプレイや設定を組み込みながら今まで以上に色っぽくて官能的なものを…という事を念頭に描きました。
Q. 『僕は君のいいなり』シリーズ、『23時のタイムシフト』の共通する萌えや、逆に相いれないポイントなどは?
『23時のタイムシフト』に収録されている3作品は、人には言えない、うしろめたくて、はしたない…そんな秘密を抱えている男の子たちを描きました。『僕は君のいいなり』も前作では同様な部分もあったのですが、今作ではそういった思いを解消していきます。
いずれの作品も、根本的にはみんな気持ちとしては純粋で、だけどそれゆえに身体を持て余したり、上手く言葉で伝えられず身体を求めてしまう、そういった男の子たちのお話だと思っています。
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
不安です。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
ここまで読んでいただきありがとうございました。コミックスを2冊同時に発売していただきます。
続きが描けることへの感謝の気持ちと嬉しさ反面、一度完結したお話に手をつける不安もありましたが、無事こうして一冊にまとめることが出来て感慨深いです。少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
moment編集部 担当編集より
今作は、『僕は君のいいなり』の続編にして完結編で、[いいなり]のからはじまった二人が[恋人]になってからの日々を丁寧に描いた一作です。
この作品は1巻の完結後に、読者のみなさんから「渇望」といってもいいほど「どうか続編を…!!」という熱烈なお声を、メッセージからもお手紙からも、本当にたくさんいただきました。そこから、あがた先生に続編はどうですかとお話して、2巻分を描いていただく運びになったのですが、2巻のラストはそうやってお声を届けてくださったみなさんに、間違いなく幸せな気持ちになっていただけると断言いたしますので、どうぞお手にとってみて下さい!
2巻のみどころは、なんといっても木下の成長。檀野先輩への想いが深まるにつれて、いままで感じたことのない感情を隠したり、ぶつけたりする姿は1巻のときの木下からは想像もできなかったことで、そんな木下の態度にはにかんだり頬を染める檀野先輩は相変わらず可愛さ炸裂です。
もちろん1巻に引き続き濃厚なえっちも満載!^^ 気持ちが通じ合った二人のえっちは、1巻のときよりも進化して、年越しお泊りやおねだりも…!?
そちらの面でも満足度120%ですのでご安心して2巻もお楽しみいただければ嬉しいです!!
コミックス『僕は君のいいなり 2』『23時のタイムシフト』
特典情報
(C)あがた愛/竹書房・シュークリーム 2018