11/23 あらた六花先生インタビュー 大人気芸能界オメガバースがスピンオフ！俳優β×俳優Ωの救済BL♥コミックス『番未満の僕らはきっと』
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2018/05/03 19:37
あいつが嫌いだ！ その言葉の裏にあるのは嫉妬？ 羨望？
イケメンで仕事も出来ると社内でも評判のサラリーマン・松川(まつかわ)。彼の秘密は美容マニアであること！ 人知れず積み重ねてきた努力の末に今の自分があるからこそ、超絶美形の後輩・結城(ゆうき)が目について仕方ありません。誰もが羨む美形でありながら見た目も人当たりも気にしない彼に嫉妬する松川ですが、ある日結城からキスされてしまい……!? 晴屋うまこ先生の新刊コミックス『その顔見たら、我慢はできない』が5月10日に発売！ 美しいリーマンたちが贈る、エロとろオフィスラブをご堪能ください♥ それでは、「801 AUTHORS 108」第1615回、晴屋うまこ先生どうぞ！
Q. 作品紹介をお願いします！
密かに美容に気を遣っている先輩リーマンの受が、美容に気を遣っていないのに超絶美形である後輩リーマンの攻に嫉妬していたらその攻にエロい事されて…!? という始まりのお話です。
美容を趣味にしている方にとって「今のままで十分！」「そのままの君が好きだよ」と言われる事は、ありのままを受け入れてもらっているようで、趣味や気持ちを無視されている事になるのかもしれない…とふと感じたのがネタを思い付いたきっかけです。
上記の言葉も決して悪い訳ではないと思っていますし、美容に限らずですが！
後半には『レトロBL』というアンソロで描かせていただいた短編も入っています。そちらは家に縛られている守り神様×守り神様のお世話役(贄)の和風ファンタジー調なお話です。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
二人とも同じ会社に勤めているリーマンで、攻が後輩の年下攻です。
攻の結城は対人関係はポンコツでマイペースながら仕事は出来る期待の新入社員、美容に関しては全く興味はないので何もしてないのに、超絶美形という奇跡の男です。
受の松川は結城の先輩で、社内でも頼りになるイケメンと評判なのですが結城とは違い実は影で努力をしてその美を保っています。
結城に対しては見た目において嫉妬や羨望の感情を抱いています。
Q. 当て馬や重要な脇役は？
ほんのりとですが、社内で攻の結城にきゃっきゃしている女の子達が当て馬かな…と。特に一人、事務の女の子には受の松川の感情を揺さぶるのに頑張っていただきました。
強かな女の子が好きなので、作中では弱々しい彼女も実は結構強かだという設定です。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
受の松川の「頼りになる先輩」さの表現と、攻の結城の褒め言葉のレパートリーには気を遣いました。
そして、表題作も短編も受攻全員美形設定のコミックスなので、電子配信時もコミックス修正時も出来るだけ美形に美形に…と意識して作画した所もポイントです。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
「頼りになる先輩」である松川をちゃんと頼りになるかっこいい先輩に描く事に苦労しました！
気が付くと恋愛で思考が乙女っぽくなってしまう事や、先輩らしさが薄れてしまう事があって、その部分を特に担当さんにきびしめにチェックをお願いしました。
そのお陰で、会社でのエロシーンはあるものの普段はちゃんと頼りになる先輩になっていると思います。
密かに心の中でこのチェックの事は「松川乙女化チェック」と呼んでいました(笑)
Q. 今作にまつわる裏話ってありますか？
短編の方の『紅目の贄、神の灯』なのですが、ネタ出しの前段階という初期も初期の「こういうのを考えていて…」とふわっと電話でお話した時点では、受の性格が悪い設定でした。
直ぐにその方向性はやめる事になったので、それならば読後感が良い話にしたい！ という方向に気持ちが向き、今の形になりました。
性格悪いままいかなくて良かったので、当時の担当さんに感謝です。
Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います！
トランポリンを友達としにいって、それがとても楽しかったです。
トランポリンの初心者用のワザ？(跳んでからそのままお尻つけて座って、そのまま膝立ちになって～みたいな5つくらいの動きを繋げたもの)の一連の流れをスタッフの方に教えてもらったのですが、ひたすらそれを出来るように練習するのが楽しかったです。
いつまでも跳んでられる程楽しかったので、「三半規管強い方なのかな？」という新しい発見も出来ました。
筋肉痛もまだ次の日に来るのも確認できて良かったです……。
Q. 今、何かハマっている事は？
作画作業に入ると完成するまで全然外に出なくなるので、花屋さんで花を買って作業机に置くようにしています。
そして、花びらが落ちたら新しい花を買いに出かける…という強制お出かけイベントを起こして外に出る努力をしています。
今の所は花も綺麗で見ると嬉しくなるし、少し人間らしい格好をする事で気分転換＆ちょっとした運動(散歩)にもなるしいい感じです。
ただ飽き性なのでいつまで続くか分かりませんが(笑)
Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
ひたすら緊張しています。若干まだふわふわとした心地があるのですが、現実だと再認識する度に緊張します。
楽しんでいただければとても嬉しいです。
この質問に関しては凄く言葉少なになってしまいます。
ひたすら、「緊張」と「楽しんでいただきたい」という気持ちです。
Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
はじめまして、晴屋うまこと申します。
ちるちるさんの情報はもちろん先生方のインタビューは大好きで今までも頻繁に読んでいたのでまさか自分が答える側になるとは…とびっくりしています。
話したがりなのでついつい文字が多めになってしまってすみません。
3冊目のコミックスになります。今回、表題作も短編も攻受とも美形という設定なので頑張って美形に見えるように描いたつもりです。
なのでこの人たちはめちゃくちゃ美形なんだ…!! と思って読んでいただけたら嬉しいです。
美形攻、努力型な受、マイペースな年下攻、リーマン、人外攻、神様、健気受、似非和風ファンタジーなど少しでもピンとくるワードがありましたらよろしくお願いします！
担当編集より
晴屋うまこ先生の3冊目のコミックスであり、デイジーコミックスにとっても3作目の単行本となる『その顔見たら、我慢はできない』。
突き抜けて顔面偏差値の高いキャラクター達のおかげで、どのページを開いても目に美味しい今作品には、タイトルにもある「顔」と並ぶ程、魅力的なものが描かれています。…「心根」です。
特にメインの受である松川は、回を重ねる毎に中身のイケメン度が増していきます。
パッチリな目にシュッとした輪郭が特長的な晴屋先生の作画は、目の感情表現もまた巧みなので、気持ちの揺れ動くシーンがより心を打つのもポイントです。
無自覚Sな結城のねっとり甘い言葉責めと、たっぷりめのお汁が魅惑的な濡れ場や、ぷっくりしたデフォキャラの愛らしさも見どころ!!
コミックス全体を通して、とかくキャラ達の考え方や行動のひとつひとつが、まっすぐでポジティブなので、読後がたまらなく清々しい事も、声を大にして伝えたいです。
描き下ろしでは、連載中語られることのなかった結城sideの視点を満を持して先生に描いていただいていますので、連載でチェック済みの読者様にも是非お手に取っていただけたらと思います。
コミックス『その顔見たら、我慢はできない』
特典情報
アニメイト：描き下ろしペーパー『好きな匂い編』
とらのあな：描き下ろしペーパー『お手入れしましょ編』
協力店舗＆電子書店：描き下ろしペーパー『先輩のおこだわり編』
配布店舗詳細はデイジーコミックス HPでご確認ください。
(C)晴屋うまこ/デイジーコミックス
