12/30 はなさわ浪雄先生インタビュー スパダリキツネ編集α×絆されネズミ漫画家Ω!波乱の婚約挨拶!?♥コミックス『ごちそうΩはチュウと鳴く 3』
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2018/06/30 19:01
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1670回
ニャンニャ/竹書房/バンブーコミックスmoment
コミックス『ジョウブレイカー』6月30日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
オレのこと友達と思ってなかったから、セックスしたんだろ――? セックス三昧の学生生活を期待していたけれど、現実は厳しく、童貞のまま休暇で帰省したローガン。学業優秀だが変わり者の幼馴染・ダニエルから「キスの実験台になってやろうか」と提案され一度は断るが、脱童貞への足がかりのため、申し出を受け入れる。しかし、その日から二人の関係は一変。実はダニエルはゲイで、出会い系で知り合った男たちに節操なく抱かれていた。おまけに、ダニエルが想いを寄せる相手は自分もよく知る人物で――― ローガンは動揺しながらも、ダニエルを強烈に意識し始めてしまい…!?
――作品紹介をお願いします
幼馴染のローガンとダニエルが、セックスをきっかけに恋人関係になっていく物語です。ローガンの父・エドを好きなダニエルは、初めローガンをエドの代わりとして扱いますが、(ローガンから)精神的にも肉体的にも反撃されていきます。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
ローガンは成人したばかりの、頭の中はセックスのみという童貞攻めです。心に闇を抱えたりはしていませんが、周囲との関係についての考えが足りなかったりと、体だけ成長した未熟なキャラクターです。ダニエルとの関係の中で、成長していくことになります。
ダニエルは性的モラルに捉われない、言ってみればビッチなナード(※)受けです。裕福な家庭に育ちましたが、やや支配的な環境だったため、逃避型で自己破壊的な部分があります。全てにおいて自分優先的なキャラクターです。
※ナード(nerd):運動が苦手で社交性に欠けるが、数学やコンピュータなどの分野の能力は高いタイプの人を指す俗語
――当て馬や重要な脇役は?
エドはローガンの父で、ローガンとダニエルの気持ちを確認させる役割のキャラクターです。どうせなら、違和感を覚えるほどの男性“アイ・キャンディ(※)”キャラクターを描こうと思いました。殊の外、人気があったようで良かったです(笑)。
※アイ・キャンディ(eye-candy):「見る人の目を喜ばせる」「目の保養になる」という意味の俗語
――今作のこだわりははどのあたりでしょう?
攻・受に関わらず体格差が好きなので、ローガンより少し大きいダニエルを描くのが楽しかったです。そして、段々とダニエルと近い体格になってゆくローガンを描くのも面白かったです。ダニエルが変なTシャツを好んで着る設定だったのですが、後半になるほどストーリーがシリアスになりあまり出せませんでした。今思うともっと変に描けば良かった、と後悔しています(笑)。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
1話ごとのページ数が多かったので、締切の度に苦労しました。周囲に幾度も迷惑をかけ恐縮しながら…。アシスタントさん達の助けでなんとかやり遂げることができました。
――今作にまつわる裏話はありますか?
当初二人ともちょっとしたオタクという設定でしたが、その辺を表現する機会がなかったですね。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
プレゼントされた多肉植物が枯れずに生きてくれていて嬉しいです。植物を育てる才能が無いので自ずと興味が湧かなかったのですが…少しづつ育つ姿を見ると楽しいです。
――今、何かハマっていることは?
最近、あるゲームを始めたのですが、完全にハマってしまいました。久しぶりにゲームで徹夜しました…(笑)。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
1話を描き始める時はいつも完結が遥か遠くに感じられるのですが、いつの間にか発売ですね。時の経つのが早いです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
自分にとって身近な人の、普段知っているのとは違う姿を見ると、とても複雑な気持ちになりますよね。その人を見ていた自身の偏狭さを自覚させられる、という事も理由の一つだと思います。それぞれが別の方法でそれを克服していく二人の姿を描きたいと思いました。楽しんでくださると幸いです。
担当編集より
タイトルの『ジョウブレイカー』(Jaw Breaker)とは、舐めたら顎(=Jaw)が壊れる(=Break)ほど大きなキャンディのこと。前作『スイートハート・トリガー』同様にアメリカを舞台にした青春BLで、今回は童貞大学生とビッチなナード、幼馴染二人の物語です。
受けのダニエルは幼馴染のローガンを利用し、彼とのセックスによりいびつな形で自分の恋を成就させようとします。しかし、初めはダニエル優位だった二人の関係性が、攻め・ローガンの成長と共に徐々に変化していく(それにより二人のセックスも変化していく)様は、読んでいてが興奮が止まりません! 無垢なまでにエゴイスティックなダニエルの一筋縄ではいかなさも、作品の魅力の一つです。
また体の関係から動き出す物語なので、Hシーンも充実♥ ご期待頂いて間違いありません! サブキャラのエド(ローガンの父)も、ニャンニャ先生のインタビューにある通りお色気たっぷりな天然オジサンですので、オヤジ好きの方にも楽しんで頂けるかと思います。
前作を楽しんでくださった方にはもちろん、海外ドラマや洋画がお好きな方にもお勧めしたい作品です。是非お手に取ってみてください!
◆アニメイト:漫画ペーパー
◆とらのあな:4Pリーフレット(カラー表紙+3P漫画)
◆文教堂:イラストペーパー
◆ホーリンラブブックス:漫画ペーパー
◆特約店:漫画ペーパー
◆コミコミスタジオ:漫画ペーパー
◆電子書店共通:漫画ペーパー
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(C)ニャンニャ/竹書房・シュークリーム 2018