NEW!11/23 あらた六花先生インタビュー 大人気芸能界オメガバースがスピンオフ!俳優β×俳優Ωの救済BL♥コミックス『番未満の僕らはきっと』
BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。
2019/01/31 16:59
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1885回
hagi/KADOKAWA/あすかコミックスCL-DX
コミックス『目は口ほどに恋という』2月1日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
「その顔、胡散臭いな」「ころころ顔色変えてるほうがいいって、俺は思う」
5回目の転校で、藤野はすっかり愛想笑いが上手くなっていた。人当たりのいい笑顔を浮かべ、無難に友人と関係を作りながら2週間。屋上にいくと、ある男が寝ていた。彼は『狂犬』とクラスメイトから怖がられている生徒。遠巻きに見ていると、彼が目覚めて…。無愛想ヤンキー×イイコ優等生の青春BL。
――作品紹介をお願いします
親の転勤で何回も転校してたおかげで愛想笑いばっかり上手になった子が転校先で狂犬と呼ばれて怖がられてる同級生と出会って…ていう話です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
強面で言葉選ばずに言ってしまって誤解されやすい不良タイプの攻めと優等生で他人と波風立てたくないタイプの受けです。
――当て馬や重要な脇役は?
当て馬はいないですがクラスメートのモブ二人がちょこちょこ出てます。特に彼らが大きな活躍をすることはなくって本編では名前の出ないモブなんですけど、攻め受け二人とも他人と一線引いてしまうタイプなので孤立しすぎないようにしたかったのと、見守る立ち位置の人がいてほしくて出してました。
描き下ろしではこのモブの子達目線でのお話を描いてます。描き下ろしでこの話を描きたかったので本編で彼らの名前を出さないようにしようと思ってたのもあります。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
タイトルに「目」って入っているので瞳の描き方とか表情とか気を付けて描いてました。
あと話が進むごとにお互いの素が徐々に見えてくる感じに描けたらいいなと。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
自分の中の不良のイメージがなんだかあやふやでご○せんのイメージしかなくて、描きながらこれで大丈夫だろうかと何度か思っていました。
――今作にまつわる裏話はありますか?
塚田はおじいちゃん子おばあちゃん子で元々は愛想はないけど無口でおとなしい子だった…上に喧嘩っ早い兄が二人ぐらいいてそれのせいで絡まれたこともあったし売られた喧嘩は買え! みたいな影響を受けた…っていうのを考えてたんですけど特に話に絡ませられなかったので別になくてもいい裏設定です。
藤野は一人っ子で小さい頃は今ほど相手に合わせたりせずマイペースな子でした。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
執筆前のことなんですが板タブから液タブに変えました。最初すごく使いづらくて駄目だ板タブに戻そう…ってなってたんですけど、いや折角買ったから! と思って頑張って液タブで原稿描き続けて、今はすっかり描き慣れました。
――今、何かハマっていることは?
小腹が空いたときにお餅を食べるのが腹持ちもいいし手軽で丁度良くて、ここ1・2年ぐらいずっと餅を買いだめしています。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
緊張してます…。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
楽しんで読んでもらえたら嬉しいです!
担当編集より
無愛想なヤンキー×イイコ優等生の青春BLです。高校生のセンシティブな心情を細やかに描きながらも、重くなりすぎない、若い明るさがあり、読んだあとに優しい気持ちが残ります。特に私が推しているのは、台詞の“リアル”さ。例えば、「あんなに泣いて、甘えて、自己主張できるんだ」――これは、ある女子が恋人と喧嘩しているのを偶然聞いた藤野が抱く心情。「俺にはたぶん、できないなぁ」と続きます。愛想上手な藤野ですが、そんな彼の感情は私達に切実なほどに伝わってきて、すっと物語に引き込まれます。そんな藤野の心に、ヤンキーな塚田がどんどんと踏み込んでくる、その気持ちよさ…! そしてとにかく、描きおろしの「モブ」目線の描かれる話が、たまりません。初めて読まれる方はもちろんのこと、連載を追ってくださった方も是非、お手にとってみてください。
お試し読みはこちら♪
アニメイト:描きおろしイラストペーパー
コミコミスタジオ:イラストカード(カバーイラスト使用)
とらのあな:両面イラストカード(※片面はカバーイラスト使用/もう片面は描きおろしイラスト)
全ての電子書籍:描きおろしマンガ1P
特典の詳細はシエル公式インフォメーションページにて
発売を記念して、サイン本をちるちるユーザーにプレゼント! 以下のボタンよりご応募ください!
(C)hagi/KADOKAWA