kurinn
特典
九条とお付き合いをしてから次のミモザの花の時期のようです。
2人の母校の一般開放日に想い出の中庭に…。
他の場所は賑わっているのに、やはりそこはひっそりとしていて。
2人でミモザの花の時期にそこに居るのは初めてのことです。
付き合う前に九条から中庭のミモザの花を貰った時に、2人で同じ場所にいる夢を見た森宮、違うのは2人が高校生ではなくて大人になってる事です。
夢と同じように九条に呼ばれる森宮、九条のお母さんが編んだ裾にミモザの花が装飾されたレースを花嫁のヴェールのように頭に…。
そうプロポーズです。九条の新しい仕事は順調のようで出張も多い様子です。
森宮が思わず見とれてしまうほどかっこいい九条、ぜひスピンオフでも良いから2人のその後が読みたいです。
本品は『王子たちの初恋指南は甘すぎる』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。
本編後、
2人が思い出の中庭を訪れるお話です。
森宮と九条出会った学校は
元は伯爵家の屋敷だったそうで
当時の屋敷の一部が状態よく
クラブハウスとして残っている事から
指定文化財となっています。
そのおかげもあって学校では
年に数回一般公開をしていて
今日は2人で訪れることにしました。
2人の目的はもちろん
校舎裏のミモザの中庭です。
保護者や近所の人達や
にわかカメラマンが賑やかな中
中庭は昔と変わらず静かでした。
ベンチに腰掛けた九条は
長い足を持て余し気味に組み
そんな彼が恋人だと思うと
森宮は気持ちが高揚するのが
止められません♪
こつち来いよ、みつ
そう言って手を差し出す九条に
森宮は強烈な既視感を覚え…
B5サイズ4つ折り片面は
森宮がミモザの中庭で
ある不思議体験をするお話です。
九条が抱えてきたミモザの枝を
森宮がドライフラワーにして
ベッドサイドに置いていた時に
見た夢がこんな風景だったのです。
かちんこちんでギクシャクと
九条の隣に間を開けて座ると
九条は間を埋めるために
森宮を引き寄せますが
森宮は九条とくっついていると事が
気恥ずかしくてたまりません。
それでも九条といられる嬉しさを
必死に伝えようとする森宮に
九条はコートから取り出した
真っ白なヴェールをかけてきます。
それは九条の母の手作りの
ミモザをかたどったヴェールで
ミモザに見守られた2人が
厳粛な口づけをかわす
…という幕引きまで
静かながらも2人のラブラブが
溢れかえったSSでした (*ノωノ)
覗き見系読者にはエロくないけど
ちょっとムズムズするぞ♡