電子限定かきおろし付
コミック
ケンカップルが2組も楽しめる、高コスパ作品
約3年前に読破。
表紙CPと先輩CPの話がちょうど半分ずつ入ってて、どちらもザ・ケンカップルのリーマンものでめちゃくちゃ良かった！
特にしずちゃんがイイ！
著作を読んでていつも思うんですが、「もともと短編の予定だったのか？」というぐらい、1話の完成度が高いです。
高い画力はいつもの通りで、全ページ美麗。
猫野センセ特有のギャグも満載。
社内運動会がもうめちゃくちゃオモロイｗｗｗ
なおかつジーンと、キュンと、ウルっとくるところはしっかり押さえてる。
も～完璧です。
逆に本作が合わない方は、猫野ギャグがもともとあまり好きじゃない方ぐらいではないかな。
＜こんな方にオススメ＞
・ケンカップルお好きな方
・セフレから始まる関係がお好きな方
・ギャグもシリアスも両方楽しみたい方
てか「どこぞの女優」ｗｗｗ
怒られるぞｗ
これはBLコメディ定番の味！
失礼ながらタイトルや表紙からはよくある量産型タイプ・1度読み終了パターンを想像していたところ…この作品、頭一つ分抜きんでて面白かったです。すぐに2周目に突入しました。
この本を一言でいうと「スタンダードBLファンタジー（コメディ編）」。
はっきり言って目新しさはありません。
キャラやストーリーだけで言ってしまうと、既視感のある両片思いセフレリーマンBLコメディ。
ただ、定番料理をばっちり美味しく仕上げるのって案外難しいんですよ。
イメージがきっちり出来上がっているからどうしても「これじゃない感」に目が行きがち。
お家カレーが食べたいのにキーマカレーだとがっかりする感じ。嫌いじゃないんだけど、美味しいんだけど別にリピートはしないかもという。
そんなフラストレーションが本作にはありません。
お家カレーのごとくシンプルにスタンダードに余計なアレンジは入れず、BLの基本項目をもりもり盛り込んでキュンゴマを詰め込んで、テンション上げて完成されたものがこちらになります。起承転結も驚くほどすっきり。
「これこれ！こういうのが欲しかったんだよね！思ってた味だわ、ウマー！」という安心感。
この展開ならこれが欲しいと思うものと提供されるもののズレがかなり少ない部類でした（ただしビッチ受可など最低限のオーダーは必要です）。
「命令絶対奴隷制度」とか「再開したら別人レベルで気づかない」というファンタジー感しかない設定もBLとの相性が最高によろしいと思います。
キャラも薄すぎず、濃すぎず、受攻も見た目からハッキリ。当て馬・悪役・嫉妬も実にスタンダード。
特殊な設定・ひねりは特にいりません、定番の味を楽しみたいです！という方、基本形を1冊手元に置いておきたい方には是非おすすめ致します。
体育会系男子の再会愛。
大好きな作家さんなので、今回もあらすじも見ずに購入しました。帯に『奴隷』なんて物騒な文字を発見して、凌辱系は苦手なのでドキドキしたのですが…。
読んでみればそんな心配はどこへやら、甘々なバカップルのお話でした。
メインカップルは、同じ会社でライバル同士のリーマンです。プレゼンで勝った課は負けた課を協力という名目で好きにできるのですが、受けの井原は攻めの青山に負けてばかりで、いつも打倒青山！と思っていました。それなのに酔っ払った翌朝、横には青山がいて…。
仕事もできてイケメンな青山を、ゲイの井原は最初から好ましく思っています。おまけに、過去唯一本気になった相手で。
だから本当は好きなのに、過去のトラウマやライバル意識が邪魔をして、なかなか素直になれません。
素直になれない井原にヤキモキするのですが、そこは青山が諦めずにグイグイ来てくれます。青山のストレートな愛情表現に、キュンキュンして萌えます。
井原も同じだったようで、そう時間もかからず陥落します。そこからはイチャイチャ甘々で、素直になった井原がエロ可愛くて良かったですね。
もう一組のカップルは、その2人の会社での先輩になります。こちらも、誤解から仲違いして別れた過去があります。なので、最初はこじれてますが、誤解が解けた後は安定の甘々イチャイチャでした。こちらは、綺麗系ツンデレの和泉が可愛くデレた様子に萌えました。
リーマン物です
Ｂ課の井原、A課の青山。互いに競争相手だったはずのに、な酔った勢いで。。。
よくある展開ですが、過去が絡んでいて面白かったです。
絵もきれいだし、身体がエロい！
受が強気なのもいいですね。
本編の二人もいいのですが、私はスピンオフの上司二人の話が好きです。
何がいいかって、静流の美しさ！戦う姿か華麗過ぎます！
そんな静流が照れた時や、予想外のセリフを言った時の可愛さと言ったら！！
スーツ、仕事物、スポ根が好きなら、楽しく読める作品です。
ケンカップルリーマンをたくさん楽しみたい時に読む作品
２カップル収録されてますが、どちらもケンカップルのお話です。
社内におけるA課とB課の対立構造をもとに繰り広げられるお仕事バトルと、隠されたラブバトルがリンクしていてハチャメチャ楽しいです。
青山×井原は、大学時代の元セフレ。
といっても、青山が劇的に見た目が変わっていて元セフレだと気付かなかった井原は、青山と身体を重ねる度に昔のセフレ「もやし」を思い出してしまいます。何でだろう…と、思っている矢先に、青山ともやしが同一人物だということを知ることになります。
青山はずっとずーーっと井原のことが好きで昔も今も井原にゾッコン。同僚にヤキモチ焼いたり、仕事に対する姿勢からもっと好きになっていったり……気持ちの歩み寄りの過程がコメディタッチでありながらも、ここぞというシーンのときには真剣に向き合っていて、その緩急のバランスがすごく良かったです！
もうひとつのカップル、京村×和泉も青山×井原を更にパワーアップさせたケンカップルでした。２人の先輩なので、とにかくクセもアクも強いです（笑）
こちらは両片想いの切ないエピソード持ちです。でも課を巻き込んだバトルはやっぱりコメディ。京村と和泉の指揮官の下、社内運動会はめちゃくちゃ面白かったです！
どちらのカップルもワチャワチャしてましたが、エロい時はエロく…そのギャップに萌えまた(^^)なし崩しの始まりが本気になって、どっぷりハマるの良かったです。どちらも攻めの溺愛と愛の強さがキラッと光る内容で、面白楽しい作品でした(*'▽'*)
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