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藪中さんの精子を私に下さい
まず注意として
*未完です(9/19に完結編?)
作品の評価とは別として、ナンバリングして欲しかったです。
発情期の訪れたことのない誉はβと偽って働いている。
Ω性を下に見て支配する側にあるαを嫌っている、そんな誉の前にαの中のα藪中が現れ誉にアプローチしてくるが…
話は内部の権力闘争などが丁寧に書かれており、各々の性によって他の種についてどう考えているのかなど、キャラクター自身が様々な考えを持って動いているので設定などは面白いです。
主人公の誉(黒髪眼鏡受)は先にも書いたようにβと偽っているΩ、美人、ツンデレ(今回はツンツン)です。
攻めの藪中はいわゆるワンコ攻め。
以下個人的にもやっとしてしまったこと。
誉の性を唯一知っている宮本室長がαを紹介する、美人などを序盤辺りによく言いますがなんとなくセクハラおやじに見えてしまいました。
一応誉自身は気にしてないようですが、誉が尊敬している室長がそういうセリフを言っているのを見ると複雑な気持ちになりました。
また、読んでいるうちに、過去にウェブの方で全編読んだことを思い出しましたが今回読んだ時も感じましたが主人公が苦手でした。
今後出る後半はもちろんその辺りは軽減されますが、今回の巻のみだと冷静に見れば主人公はαを強情に差別してるように見えてしまいます。
本作ではΩは地位が低く見られている世界観なのでこの辺りは仕方がないかもしれませんが、他のαが最低な行為をしている鬱憤を特に悪い行為をしていない藪中で晴らそうとしている辺りがあまり好きになれなかったです。
藪中は格好いいですがたまに出る軽口が軽薄に見えてしまいました。
ただそう言った素直じゃない美人なツンデレキャラやワンコ攻めを好きな方も多いと思いますので今回は萌にさせていただきます。