Renta!限定版
オレを殺したのは誰だ――
よくちるちるのニュースに取り上げられる作品で、気になっていたので読んでみました。初読み作家です。
BLでは珍しいミステリー作品です。
先がわかってしまっては面白さが激減しますので、ぜひネタバレ抜きで読まれることをおすすめします!決定的なネタバレ無しでレビューします。
メインキャラクター4人のうちの1人、優弥が橋から落ちて死んでしまうというショッキングな始まり。落ちた現場にはもう1人の人物がいた!
10年後に残りの3人が集まり、3人のうちの誰かが優弥を殺したのではないかと疑い合う。
3人が会話しながら高校時代を回想するというストーリー。
優弥が死ぬ前に「3人のうちの誰かに告白する」と発言したので、優弥が好きなのは3人のうちの誰なのかを、推理しながら読み進めるのが大変面白いです。
また優弥が、一筋縄ではいかない人物であることが見えてきて、またかなり後半になるまで真実がわからないので、ストーリーにグイグイ引き込まれました。かなり作り込まれたお話だなと思いました。
後半に、あっと驚く展開が!
まさかそうなるとは思わず、ちょっと驚きすぎて泣けちゃいました。事前にネタバレ読まないでよかったです。
途中、優弥とある人物の気持ちの行き違いが描かれるんですけど、二人の気持ちが切なくて、そこでも泣けてしまいました。
一回読んだだけでは、いろんな人物の気持ちを把握しきれないので、もう一度初めから読み返したくなるような作品でした。
ミステリーとしてとても楽しめましたし、萌えもしっかりありました。
最後は素敵なラストシーンだったのですが、書き下ろしがないのはとても残念でした。
本編後をもうちょっと読みたかった…!
電子限定特典と、シーモア限定特典は、それぞれ1ページずつ。本編後の内容なので、少しでも読めて良かった〜、という内容でした。
ミステリーがお好きな方にはおすすめしたい良作でした♪
シーモア 白抜き修正(濡れ場も修正箇所も少なめで、そんなに気になりませんでした)
ミステリー小説が好きなので、BLでコミックにもそういうのないかなーと探していた時に見つけ、読んでみました。
ミステリー要素強め、ラブ要素(イチャイチャなど)は少なめですが、徐々に事件の真相に迫っていく様に目が離せず、ハラハラしながら一気読みでした。
ミステリーなので、ネタバレなしで読むことをおすすめします。
レビューもできるだけネタバレしないように書いてみます;
以下、ざっくりとしたあらすじです↓
高校の仲良し四人グループ。
高校生活最後の夏に皆揃ってキャンプに出かけた先で、メンバーの一人優弥が「後でここにいる誰かにこっそり告白する」と宣言。
ところがその後、優弥は橋の上から落ちる事故に遭い、危篤状態が続いた後亡くなってしまいます。
そして同窓会で10年ぶりに再会した残りの三人は、優弥の死の真相に迫っていきーー
という、犯人探しのミステリー。
残された3人それぞれの視点から語られる形で話が進んでいき、誰が誰を好きなのか?という謎、そして徐々に真相に迫っていくハラハラドキドキの展開に目が離せず、結末まで一気読み。
ある一つの出来事が、別の人物からはこう見えていたんだ、という驚きもあり、お話の世界に引き込まれました。
ただ…最終的に明かされる真実が…10年間もその事実を隠すことって可能なの…?とかなり疑問に思ってしまい、こちらの評価に。(+ラブ要素も少なめのため、”萌え”感は薄かったかな)
でも、BLでは珍しいジャンルで謎解きのワクワクや楽しさがあり、読み応えたっぷりの作品でした◎
グループの中に好きな人がいると宣言して亡くなってしまった子を巡るミステリーBL。
亡くなった子以外の3人、登場人物の視点がかわる毎に見えている物事がそれぞれ違っていて毎回犯人は誰!?と気になる展開で話がすすみます。
それぞれが相手を思っているからこそ生まれるすれ違いに胸が苦しくなる場面もあります。
後半にまさかの展開が起こり、当時の真相も見え始めてきます。
正直びっくりしたけど、よかった、っていう気持ちが1番でした。そしてどうして!?という感情にもなります。
セックス、やセフレ、と言ったワードも少し出てきます。あっさりとですがグループ内でセフレ関係にあった子達の描写も少しあります。
BLの要素も含みながら、ストーリーがよく練られていて、サスペンスや推理が好きな方は面白いと思います。
最終話、事件の真相と共に登場人物の気持ちが語られますが、優弥が好きになった理由がとても納得のいくもので胸にじーんときました。
ぜひネタバレ無しで最後まで読んで欲しいです!
表紙がずっと気になっていてお安くなったタイミングで読ませて頂きました。
どうなるの?誰が好きなの??と楽しみながら読みました。
とても面白かったのですが、最後が、、うーん、、。
なんだかそこまでのお話がもったいないというか、私の気持ちがおいていかれた感じでした。
この作者さんって道頓堀フライングジーザスの人だったんだ!知らなかった。あっちはガチャガチャした表紙だから、同じ作者さんとは思わなかったです。
この作品、表紙がいいですよね。
爽やか、で儚げ。夏の思い出って感じする。
ずっと気になってました。
4人の高校生がキャンプしにきた先で
「今日この中の1人に告白する」って言った
優弥が橋から落ちて死んでしまった。
残りの3人の中の1人が犯人?優弥は誰の事が好きだったのか?を探るミステリー作品。
4人のモノローグで話を紡いでいく感じが湊かなえ小説っぽさを感じました。
どうなるのー?って先々読んでいく感じでBLっぽさは少なくてミステリーが描きたかったんだろうな感が強かったです。
そんな馬鹿な!?って思うとこもあったけど、気になる人は読んでみてもいい作品かな?って感じです。
それぞれの本音とみんなの前で見せている姿の違いが4人のモノローグでわかっていくのは面白かったです。セフレと言いつつ割とイチャイチャもある関係だった遼と優弥。側から見れば割り切った関係には見えないけど、やっぱ言葉で交わさないと安心できないものなんだな。両片思いの拗らせ壮大なすれ違いだった。
誰が誰を好きなの?って予想しながら読むのが面白かったです。
きゅんとか萌とかはなかったですが、話が面白かったので、多少の強引な展開は目を瞑ります。
シーモアで購入。
白抜き修正。