電子限定特典付
本編メインカプも良かったです。
が!何よりツボだったのはスピンオフ?番外編ですね!!!!!もうたまりませんよ…
メインカプは、いい話だったねキラキラ…幸せにね…て感じだったんですが、サブ?番外編の方は言葉を選ばずに言うと「すみません、ド性癖です」て感じ…続きが読みたくてしょうがないですよ…
雨津木さん、罵詈雑言だらけのくせに流されやすいのずるくないですか?プライドめちゃ高いのに完全にイニシアチブ取られてるところが最高。
あと針間くんのあの余裕〜で上手な感じもかっこいいです。ツボです。とにかくかっこいい。
いい下剋上でした。
この二人がガッツリ恋愛してるの見たくないですか???わたしはスピンオフでもう一冊欲しい。
結論としては、前作が好き!どうしよ〜って方は買いだと思います。
オススメです。
上レビュー後に、下を読みました。
長々と書いてしまいましたが、一言でいうと、
妻子持ちの元攻に調教されていた
報われない不憫な受が今彼の年下攻に出会って
愛され幸せになっていく話でした。
初っ端から可愛いシーン……!
若造スパダリ王子様攻(以下攻1)と、受、
2人で朝ごはんを食べています……。
それだけなんですけどね、やりとりが本当に可愛いです。
2人って身体から始まった関係なんですよね。
でも、お互いの今後のことを意識して、
特に受は、調教不倫妻子持ち攻(以下攻2)に今までみたいに支配されない、と
思うわけですよ。
そして、めでたく両思いになってデートするんですよ、
普通のデートをしたことがなくて、
攻1と過ごす1日が新鮮で嬉しい受、可愛すぎます。
ぬいぐるみのシーン、全人類に読んでもらいたいです。
段階を踏んで順序よくいこうってなって、
おセックスせずにバイバイしました。
でもそれをもどかしいと感じちゃうんですよ、可愛い。
なのにこの幸せな流れで最悪ですよ、攻2……!(受が可哀想で泣いています)
しかし、酷いやつだな攻2は!!!と怒りながらも、
冷静にあの可哀想なシーンを、
受の心情を6〜7ページにキュッと
詰め込まれたのは本当に素晴らしかった!
など思っておりました。
俺と僕。自分を抑えて、相手の望むままに。
今までたくさん我慢してきた受です。
だから、自分を思って購入してくれたシャンプーとか
そんな些細なことがすごく嬉しくて、
攻1と過ごす日々が宝物になっていくんですよね。
そして!よく蹴った!よく言ったよ受…!
頑張った、漢だ……。
上でも、見た目に似合わず意外と男らしい、という
表現が何度かなされていましたが、もしや
この伏線だったのではないでしょうか。
だとしたらめちゃくちゃ胸が熱いです。
自分自身でケリをつけて、
自分のことを大切にしてくれる攻1と、
新しい幸せな人生を歩んでいってほしいです。
かなり感情移入してしまいましたが、
本当にめちゃくちゃ良かったです。
これで攻2×受のどうしようもないラスト
(メリバとか)だったらどうしようと思いましたが、
攻1×受の、文句なしのハッピーエンドでした。
描き下ろし後日談の攻1のご家族との話も
ほっこりレベルではなく、マジで涙腺崩壊でした。
この2人ならきっといつまでも幸せで
いてくれるでしょう……。良かった。
あと、番外編の攻2の話がありました。
購入時、下の帯と、背表紙に封入されていた特典ペーパー見て、
コイツは誰や????と思った人物が1人いたのですが、
やはり彼×攻2で終わりましたね!
受に対しては酷い攻2でしたけど、
きっと愛し方を間違えただけなんですよね……。
そう思いたいです、そして、
彼の新たな恋も応援したい。
そう思えるようなお話でした。
個人的評価
ストーリー ★★★★★
登場人物 ★★★★★
エロ度 ★★★★☆
上に比べると2人の関係もあり
エロ度は低くなりますが、とりあえず神……。
上巻ラストの待ち合わせに間に合わなかった雨津木。
慧介に惹かれ始めた雪文。
雪文の何もかもすべてを受け入れる慧介。
もぉとにかく最高でした。
雨津木が強攻手段に出た際の雪文が男らしく
キレイに決別できたのが嬉しかったです♡
そして相変わらずのスパダリ慧介!
カッコよすぎました。
でも、やはり先生って最高だなぁ~♡と思わせられてしまう
雨津木の扱い!!
上巻のタクシーで待ち合わせに急ぐシーンから
雨津木への胸キュンが止まらない読者にとって
雨津木の番外編「EXTRA EDITION」は最高過ぎました。
応援書店特典ペーパーがこの「EXTRA EDITION」のその後だったのですが
これまたその後のその後が見たくて見たくてたまらなくなります♡
描き下ろしは、雪文が恵介の実家に遊びに行くお話。
超ホッコリできる可愛く優しいお話でした♪
番外編が全て持っていったのでは…。
上巻に始まり、読み進めてる内は嫌なおっさんだなと思っていた雨津木さん。だけど孤独で寂しい人だったんだろうな。そして、強い力でがんじがらめに愛される方が合ってたんだろうなぁ。愛の形は千差万別。
こんなに爽快な作品は久々というくらい、スッキリ満足しました!
21歳若造の光属性が私には眩しすぎる…
こんなに「真っ当」という言葉がピッタリな慧介だからこそ、雪文は心を開いたんでしょうね。
カラダから始まった二人が、ちゃんと恋愛していく描写にニマニマが止まりません。
雨津木に変えられた雪文でなく、素の雪文を愛して包み込む慧介に、
初めての感情でどうしていいか解らない雪文が、動揺しまくりで可愛すぎます。
初々しい恋愛状態の二人の日常を見てるだけで、顔が緩んでしまう…。
もちろん、雨津木が黙って雪文を手放す訳はなく、まさにゲスの極み。
雨津木の執着愛が本当の愛でないことが解る手段で、却って良かったかも。
偉そうで傲慢な支配者はまだ、追い詰めれば縋ってくると思っている。
雨津木と対峙した雪文の下剋上場面、スカッとしました。
主従関係で雪文との関係を盲信していたのは、雨津木も同じだったんですよね…。
雨津木にとって雪文は支配欲を満たすオモチャだったのは確かですが、
そんな愛し方しかできない可哀想な人で、失って気付けるのかな?
雪文は会社を辞め、雨津木との関係を全て断ち切って、慧介に向き合います。
引っ越ししてリスタートする雪文が、雨津木絡みの会社で繋がっていることに、
モヤモヤしていたので、この展開でやっとスッキリしました。
雪文が自分で一から人生を立て直していく姿も真っ当で、
恋人として慧介と対等に支え合う関係が本当に幸せそうなラスト、あまあまな二人に満たされる!
そして…雨津木さ~~~ん。
三人の中ではヒールでお嫌いな方が多いと思いますが、実は個人的に大好きなゲスキャラなんです。
この作品を振り返れば雨津木…という位、傲慢なご主人様の転落ぶりが爽快でした!
めっちゃくちゃお仕置きされましたね…ふふふ。
若い男との7年不倫を奥様に暴露され、離婚された上に、
執着愛の可愛い奴隷に下剋上され、捨てられてしまうという惨めさ。
一人寂しい社長ザマァで終わるのかと思ってたら、きました…最高のお仕置きが。
同時収録「悪人の縛り方」雨津木の番外編が最高でした。
バーで新しいヒマ潰しのオモチャをゲットした傷心 雨津木。
ちょっとやんちゃそうなガタイのいいイケメン針間、
ホテルの部屋に入った途端に豹変して、雨津木を組み敷く技がなかなかでした。
実は雨津木のビルの清掃員で、雪文との件も知っており、以前から抱きたいと狙っていた…。
傲慢で偉そうなタイプを組み敷くのが性癖と言い、敬語責めがエグい、年下ゲス攻めのルーキーです。
ゲスなので荒っぽく好きにするのかと思ったら、エグい敬語責めでメチャクチャ可愛がる。
このギャップがスゴイ、大好きです針間。
あの傲慢なご主人様が、どんどん可愛がられて可愛くなってしまうビックリ展開。
そして、雨津木のいいところ発見。
あんな目に合いながら、図々しい針間に怒ることなく、ちょっとほだされてる?
実は情が深いのかもしれない…俺を飼って下さいと言われ、満更ではなさそうで笑ってしまった。
このゲスなやんちゃ攻めを飼いならすなんて無理でしょうが、
雨津木には新しい扉が開いた気がします。
この作品、振り返れば雨津木…ではなく、針間。
執着溺愛S攻めがドストライクなので、このゲス同士のお話が見てみたい。
もちろん、地道に愛を育む正統派メインCPも大好き、面白い作品でした。
※紙本:修正はトーン描写、場面によって白抜きや薄めの白い斜線でした。