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隔絶された世界で生きる無垢な少年たちは、過酷な愛に溺れてゆく。 大人気全寮制学園ファンタジーBL最新作!
ブライト・プリズン9作目になります。
完全な続きものなので、ご注意下さい。
前作ですが、「常磐の衝撃の秘密発覚か!?」って所で終わってしまったため、のたうち回りながら今作の発売を待っておりましたが!
今回ですね、更にすごい爆弾が投下されます。
読み終えた後は、ガチで「オーマイガッ!」しか出てこなくて、とりあえず部屋の中をグルグル歩き回りましたよ。
新教祖選編完結巻となるんですが、もう怒涛の展開でした。
これ、今までの謎も色々解き明かされ、めちゃくちゃ面白いのです。
が、それ以上に、二人の絆に胸が熱くなっちゃって。
その上、薔が健気すぎるよーーー!!(TдT)
「永遠を信じて疑わなかった」に、なんかもう胸がいっぱいなんだけど。
てか、胸がつぶれそうなんだけど!
その後の衝撃の展開を知ってしまった、今となっては!!
何てこったーーーい!
ところで、私は受け史上主義です。
受けは存在自体が尊いと思ってます。
また、そんな中でも特に、薔に対する私の思いと言うのは熱くてですね。
もう、めちゃくちゃ好きで好きでたまらないのです。
可愛くて可愛くて仕方ないのです。
尊いなんて言葉じゃ言い表せない、別格の存在なのです。
そうなると、何故か攻めに対してやたら厳しくなってしまうと言うか、冷たくなってしまうと言うか。
いや、常磐はですね、受けを溺愛して何より大切にする優秀な攻めですので、それなりに好きなのです。
まぁ、それでも薔に対する想いが100だとすると、常磐は20くらい。
ところが、今回明かされた彼の真実が、あまりに痛々しくて切ないものでして。
そして、薔に対する深い深い愛情に感動しまして。
20→60くらいにアップしましたよ。
一応、攻めでこの60は破格なんですけど。
で、ザックリした内容です。
丸々一冊が使われて、新教祖選とその後の顛末になります。
前作から引き続き、元々楓雅は常磐を新教祖に推す心づもりだった為、常磐と葵の一騎討ち状態となるんですね。
常磐が新教祖の地位を得て、本当に成し遂げたかった事。
そして、対立候補である葵の、常磐を脅かすとある切り札。
果たして常磐は新教祖に選ばれ、陰神子である薔を守りきる事が出来るのかー?
と言った感じでしょうか。
ここに、前作の終わりで薔を動揺させた衝撃の事実の真相。
更に、常磐が隠していた「とある秘密」が明かされます。
と、今回ですね、こう核心部分となるネタが多すぎて、内容に関してはほぼほぼ語れない状態なんですよね。
まぁそんなワケで、個人的に萌えまくった部分と感想だけ。
とにかく、二人の絆に熱く感動!
そして、薔がめちゃくちゃ健気なのです!!
あのですね、これから新教祖選が始まり、神子として神を降ろさなければならない状態で、常磐への信頼が揺らぐ信じられない事実が発覚するんですよね。
が、常磐は絶対に裏切ったりしないと、彼を強く信じる事で自分を立て直す薔。
桃瀬に化けている為、ろくに会話も交わせないまま儀式に望むんですね。
いやね、この状況で、それでも真っ直ぐ常磐を想い続ける薔が、もうめちゃくちゃ健気で。
また、儀式が終わった後になって、常磐がその事実を知るんですよ。
その時の、自分を責め怒りに震える常磐に対して、薔が告げるセリフがっ!
いや、不安に感じて当たり前なんだよ。
信じていたって、辛くて当然なんだよ!
なんかもう、歯をくいしばって涙を堪える薔を見てると、こっちが泣けてきちゃいそうで。
切なっ!
めちゃくちゃ切なっ!!みたいな。
あとですね、常磐がこれまで背負ってきたものー。
まだ中学を卒業したばかりの、常磐の回想が泣けるのです(TдT)
ああ、常磐、本当に薔の幸せだけを願ってるんだなぁと。
誰より、薔を愛してるんだなぁと。
作者さんですが、一巻の時点でこうなる事は概ね決まっていたそうです。
それでも、薔と常磐の試練が多くなりすぎて、この展開はいささか酷かもと悩まれたそうですが、結局は予定通りになったとの事。
それほど辛い感じにならずに書けそうだと。
いや、全体的な雰囲気として、確かに優しくあたたかな部分も多く、のたうち回る事は無いのです。
でも、やっぱり切ないし痛い!
ええー!Σ( ̄ロ ̄lll)
ヤツの真の狙いはこれだったのー?と。
せっかく、これから二人で幸せに向かってと希望が見えて来たと思ったら、すっごいかくし球が来たじゃないかよー!!と。
常磐、薔の幸せしか望んでないのに、何故こんな過酷な運命なの?と。
薔も切なくて仕方ないけど、常磐も痛々しくて仕方ない・・・。
二人をイチャイチャさせてあげて!
とりあえず、なんでもいいから二人をイチャイチャさせてあげて!!
ついでと言っちゃなんですが、今回、剣蘭の出番が超少な目です。
この剣蘭、シリーズ当初は私にとってどうでもいい存在でした。
だって、薔と同じ贔屓生で身近に居ながら、よりによって椿に恋い焦がれてたんですよね。
彼が椿のケツを追いかける度、「こいつの目は節穴だわ」と冷笑していたものです。
それが、椿と決別したあたりから、株が急上昇しまして。
彼が、薔への叶わぬ恋心に苦悩するのに、めちゃくちゃ萌えまくちゃうんですよね。
叶わないけど、永遠に薔を想い続けてー!!と。
そんな、とても良い当て馬なのです。
今回、完全に空気な為、ちょい残念。
最後になっちゃいましたが、表紙の薔が可愛いすぎますねー!!
また、常磐と青一もとても素敵。
ほんの一瞬ですが、常磐と薔の間に子供が生まれたかと飛び上がりました。
いや、妄想と区別がつかなくなってきて、我ながらヤバいな!?と反省しつつ。
衝撃的な終わり方をした前巻から約1年待ってましたの9巻です。
身上書の衝撃に揺さぶられても動揺せず、常磐を教祖にするんだという自分の中でケリをつけてる薔かっこいいです。
龍祖の儀は薔がついに常磐のを!☺️
薄い布で仕切られた中で恥ずかしがる薔めっちゃえっちでした。
教祖選に敗れて解放された感のある葵さんと常磐の会話良かったです。
今作は学園の描写が少なかったのでなんだか寂しかったのですが、剣蘭、白菊、茜、薔の絡みにほっこりしました。☺️
ハラハラしましたが、常磐の子供は存在しなく、青一が裏切り者じゃなくてよかったです。
最後の終わり方にすごくゾクゾクしました。
2人にとっては辛い試練だけど、こういう展開好きです!ワクワクします!
個人的に常磐を乗っ取った龍神に抱かれる薔見たいです笑
続きが楽しみです!
前巻の最後1Pでのあまりの展開に、わなわなしながら読み終えて、はや1年。今か今かと続きを待ってました。
常盤の愛情深さを考えれば、不実なことはないと思いつつも、犬飼作品だけに読み手には思いもよらないすごい爆弾投下されるかも…と半分期待もしてましたが、予想通りの展開でほっとする反面、最後に煽るだけ煽った分、ちょっと物足りなかったかなぁ。
今回は教祖選が中心な内容だっただけに、今後の教団としての方向性とか、教祖候補の足の引っ張り合いとか、前教祖の悪行とか、話に深みをもたせるためには設定上必要な部分だとはわかってはいるのですが、二人の絡みが直後に控えているだけに早く読みたくてじりじりさせられました(笑)
その分、薔の不安要素を抱えながらも、常盤を信じ、自分の置かれている境遇に罪悪感を持ちながらも感謝し、常盤と共犯者となるべく必死に答えようとする健気な姿には胸を打たれたし、桃瀬として抱かれることに悔しさを持ちながらも、他人としてだからこそ大胆に振る舞う絡みには、も〰️う悶絶。あんなにウブだったのに…大人の階段を着実に登りながらも、恥じらいを捨てきれずに戸惑いを見せる絡みに、にやにやが抑えられませんでした。
一方の常盤の方も、過去の逃避行についてかなり詳細に書かれていたので、薔にどれだけ深い愛情を持って今まで過ごしてきたのかが改めて理解できたし、そしてこれからも薔のために龍神と決別をも考えるなど、どんな大きな障害をも越えていく覚悟があるんだなぁ~と、じ~んときていたところに、これかぁ!
どれだけのの先生は、薔と読み手を翻弄するんでしょう…。巻末に、ここ1番の特大の衝撃波打ち込んでくるのは、楽しみすぎるからやめてほしい(笑)
フルタイム別人(龍神)になってしまうのか、昂ったときだけなのか、どちらにしても常盤以外に抱かれなくてはいけなくなる薔のことを考えると複雑ですが、それと同じくらいどう二人がラスボスを倒すのか楽しみ。ますますこの先、目が離せなくなりました。次巻が待ち遠しい〰️!
そして…触れずに終われないのが今回の表紙!やられました。
よくよく見れば二人じゃないってわかるのですが、前巻の終わりが意味深だっただけに、てっきり常盤Jr.が産まれて二人で育てる覚悟を決めたのかと思った(笑)
新教祖選挙編
このシリーズは毎回ハラハラドキドキさせられ、もはやこれまでかと追い詰められ一難去ってまた一難の連続です。
なので前回の終わりの新事実発覚!?なんて終わり方に薔と同じように動揺して続きを待ち焦がれました。
今回も常盤と薔の思い合う気持ちが溢れ、こんなに思い合っているのにままならない環境が焦ったくも切ない展開でした。
今回の薔も健気に頑張りました。
動揺し集中できない状況で乗り越えた彼が一段と成長したのがわかりました。
選挙戦での常盤様は次々と出される攻撃に難なく対処し頼もしいこと。
常盤と対立するライバル葵が用意した罠も想定内かのように潰していく姿はかっこよかったです。
思わずファンクラブメンバーのように「常盤様」と黄色い声をあげたくなるくらいでした。
選挙戦後の葵との会話のシーンで憎たらしいと思っていた葵が、根は悪い人じゃないカモ?と思わせるところもあり三家が力を合わせていけそうだと思わせる明るい展開が期待できそうで安心しました。
そして常盤母の企ても回避し、近い将来の学園の改革が見えすべて解決…と思っていたところへ最後のページで、二人の戦いはまだまだ続く…な展開となり次巻の発行が待たれます。
プロローグの過去編で、中学生の常盤が2歳の薔を連れて逃げた先で龍神の怒りにはばまれ阻止された挙句罰を受けたという話の詳細が初めて明かされましたが、そこで龍神が常盤に言った言葉が意味深で怖いです。
薔は再び常盤を取り戻すことができるのか、次巻に続く…。
ホントで半額の9巻セットで買って、一気に読みました 面白かった。
譬えるなら、このシリーズは、近未来か、近過去か?戦後の日本を背景にした、風水や密教要素を少しだけパクって入れた「BL版の帝都物語」と言えばいいのかな。
沢山の要素がバランスよくホドホド。主人公「薔」を取り巻く全部の登場人物で織りなす一枚の綾といった構成、
主人公の薔は、実は組織上位のご落胤。自覚ない超美少年。
薔を軸にして織り成す、サスペンス、嫉妬や情念、友情、恋愛、過去の因縁、血縁のしがらみ、親子の確執/鬼母の紅子の執念など、空想上の或る一族の奇譚。
江戸時代の一人の若衆=竜花と竜神の契約から発生した、血族構成の宗教組織の奇譚物語は、飽きません。あっという間に読み進めます。
BL要素を薄くして映画化かアニメ化したらヒットするかも。(偶然の空似と思うけど、実存する某所を連想する部分があるので、ソコがクレーム入れるかもしれませんが)
難局難題に直面しても、竜神の加護とか、前世の因縁とかで薔に都合よく解消するお約束があるので、読みながら不安が無いのも良いです。
「常盤が竜神に意思を乗っ取られた、次号に続く」で〆られていますが、紙芝居と同じで、著者の意図に乗せられて読むのも、単純な筋の先読みが出来ていいと思います。
9/8に次巻が発売されるそうなので、続けて読みます。
神評価の上があれば、それにしたいくらいです。