求めるのは、「安定」ではなく「刺激」――

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表題作いじめて愛して

飛名
探偵事務所所長,喫茶店の常連
清志
18歳,喫茶店員

その他の収録作品

  • after story
  • あとがき漫画
  • カバー下イラスト

あらすじ

探偵事務所を営む飛名は、新しい事務所の近くにある喫茶店員・清志と出会う。
反抗的な態度、その割に愛嬌のある雰囲気…彼に興味がわいた飛名は、喫茶店に足繁く通う。
一人で店を回している清志は、常連客となった飛名に対し、少しずつ心を開きはじめる。
その様子に気づいた飛名はある夜、お礼と称し淫猥な手つきで清志に触れはじめ――…。

作品情報

作品名
いじめて愛して
著者
きはら記子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
発売日
ISBN
9784866572888
3.3

(53)

(11)

萌々

(14)

(16)

中立

(8)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
11
得点
167
評価数
53
平均
3.3 / 5
神率
20.8%

レビュー投稿数11

最高でした…

きはら記子先生の作品を読むのはこちらの作品が初めてでした。表紙を見て気になったので試し読みをした後購入してみましたが、予想以上に内容がド好みで購入してみて大成功です!
年上敬語攻め×強気受けも最高でした!

3

年上敬語攻めは良いなあ~~

このあっさりとした絵柄が好きすぎる…!めちゃくちゃ好みでした。

飄々とした敬語お兄さん探偵×不愛想生意気年下黒髪カフェ店員のお話。
店主(祖父)の珈琲の味を再現したくて奮闘する受け、かわいい。
色々悩んだり葛藤したり。

エロに持ち込む流れが早急wだと思ったのですが、
一筋縄ではいかない受け。それに惹かれる攻め。良い。
やってる最中余裕ないくせに生意気に言い返してくる受けと、それがぞくぞくしちゃうSっ気のある攻めでした。

読み進めていくと、受け以上に気難しい性格で、こじらせてるのは攻めのほうだと分かります。
作者さんがあとがきで、「子供のまま大人になった飛名」と言っていましたが、確かにそんな感じで腑に落ちました。
人付き合いや関わりが苦手な攻めですが、それを受け入れてくれたのが清志だったんですね…。

エロは、おもちゃプレイがあってすごく萌えました。
ローター描写好き。


ラストはハピエンでした。良かった^^
オチが最高~。
受けも攻めもかっこいいしかわいい~~!!



ただちょっと、ストーカーの解決の仕方が雑だったかな…とも思いました。
全体的に良かっただけに、そこが残念!捕まえるのあっさりだし、せっかく今までシリアスだったのに、コナンの犯人みたいな顔でるーみっくみたいなポーズにしなくても…。

6

あなたなりの、愛で。

喫茶店のナポリタンって良いですよね。
きはらさんの作品も懐かしさを感じる雰囲気があるので
なんとなく相乗効果があったように思えました。

祖父の喫茶店手伝う孫、でも愛想は良くないなんて
飛名がちょっかいを出したくなる気持ちも分かります。
ツレなくされるともっと構いたくなるものですよね。
清志という名にふさわしく潔い若者でしたが
彼の興味を引いたとわかった途端に飛名が逃げ出すのはいただけなかった…。
幼少時の影響で愛を信じられないのはわかりましたが
清志にとってはたまったもんじゃないと思います。
でも清志くらいの男気だからこそ飛名の心を動かせたのでしょう。
飛名の心も体も煽るのがお上手なんだから末恐ろしいww

清志が、じいさんの珈琲の味を出せないことに悩んでいるのは
継ぐ者としては大事なことかもしれませんが
清志の味があっても良いと飛名同様思いましたし
時には何かを切り捨てる決断も大事なのでしょうね。

飛名のストーカーはちょっと拍子抜けでしたが
それがメインなわけではないのでまぁいいのかな。
探偵事務所の斉藤さんと幸地くんが頼もしくて
飛名を理解してくれる素敵な人物でした。

いやー、それにしても噛み癖っていいですね。

4

思い通りにしたい攻めと一筋縄ではいかない受け

作家さん買いです。
今作もさっぱりとした美しい線がとても魅力的でした。


探偵事務所を営む攻めの飛名(あすな)は、ふらりと立ち寄った純喫茶の店員で受けの清志(せいじ)のややぶっきらぼうかつ、どこか愛嬌のある接客対応に心惹かれます。
過去の出来事をそのままに大人になってしまった飛名は色々と拗らせていて、「この子をいじめたらどうなるか」「快楽の中でどんな顔をするのかが見たい」と、毎日のように足繁く店に通っては徐々に距離を詰めていき、見事常連客の座に。
喫茶店のマスターである祖父が入院している間、1人で店を切り盛りしていた清志は、自分の料理と珈琲を気に入って常連となってくれた飛名に対して、何も知らず純粋に少しずつ心を開き始めます。(逃げて…)
そんなある日、ご飯のお礼だと称して性的に触れて来る飛名を戸惑いながらも受け入れてしまいます。
やがて祖父が退院し、今まで通り2人で店を切り盛りするようになりますが、祖父のような珈琲をなかなか淹れられない自分に苛立ちを覚える日々。
そして、珈琲について悩む自分にアドバイスをくれる飛名の事と、性的に触れられた日の事が頭から離れなくなってしまい、ある日自ら飛名の誘いに乗ってしまいます。

受けを翻弄し、いじめて反応を見て楽しみたいだけの攻めと、攻めのそんな考えを知らないながらも一筋縄ではいかない男前な受けがこの後どうなるのか…?というようなお話です。


何回か読み返したのですが、展開が早くてよく分からない部分が多かったです。
飛名のお仕事があまり活かされてなかったかな。
喫茶店シーンは良かったです。
ベッドシーンに至る過程も早く、清志が飛名のどこに惹かれたのかが分からずついていけませんでした。
うーん、相手を翻弄するだけ翻弄して、いつものように満足したら切り捨てるつもりが、思った以上に真っ直ぐで男前な受けに、自分がいつのまにか掌で転がされてしまっていた攻めという感じでしょうか。

しかしながら、清志がとても真っ直ぐな本当に良い子で、祖父を安心させてあげたいと一生懸命に店を切り盛りしたり、祖父と同じ味の珈琲を淹れられるように奮闘するシーンがとても良かったです。
飛名がややクズな性格だった分、頑張り屋で素直な清志が可愛くて仕方がありませんでした。
サブキャラクターである清志の祖父が味のある良いキャラクターで、珈琲描写と併せてこれまた素敵でしたね。
このマスターが淹れる珈琲は絶対に美味い…
清志を玩ぼうとしていた飛名は、これからもっともっと良い男に成長するであろう清志に捨てられないよう焦ったり、今ある余裕がどんどん無くなれば最高だなと思います!
飽きたら捨てるを繰り返して来た男が、今度は逆に自分がされるのではという危機感を持つ…なんてお話もちょっと読んでみたいななんて。
(清志は絶対そんな事はしないと思いますが)


翻弄される腹黒・年上敬語攻め・男前で素直な受け・喫茶店・年の差等のキーワードがお好きな方にオススメの作品です。

2

今まで堕としてきた男とは一味違うっていいよね♡

こういうちょっと性格拗らせてる攻めは「苦手だけど大好物」という
私の拗れた嗜好♡(笑)

自分的な”好むポイント”があってそれにヒットした相手を
攻め落とそうとするけど、いざ相手が自分に好意を持つと
途端に冷めてしまうという質の悪さ。・・・好き!
そして、ハピエンだとは分かっていても
受けがその拗れた攻めに堕ちてしまった時の
「いやー!だめー!もっと焦らさなきゃ!冷められちゃう!」と思いつつも
その時には既に攻めも堕ちてるってゆーね!!!・・・うん、好き!

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