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きみと番になれない理由

kimi to tsugai ni narenai riyuu

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表題作きみと番になれない理由

宇津木 仁
α・御曹司
北村 湊人

その他の収録作品

  • エピローグ
  • カバー下

あらすじ

幼馴染の御曹司α×秘密をかかえたΩの切ないオメガバースラブ

Ωの湊人とαの仁は幼馴染。
いつも一緒にいた2人は、互いに『番』になると信じて疑わず、
将来を約束しあった仲だった。

しかし、高校のときに湊人は医者から
「子供が出来ない体だ」と告げられてしまい…?

作品情報

作品名
きみと番になれない理由
著者
あさみ青子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784040640525
3.2

(50)

(6)

萌々

(13)

(21)

中立

(8)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
153
評価数
50
平均
3.2 / 5
神率
12%

レビュー投稿数9

オメガの価値って

この作品の世界はオメガ蔑視の世界ではないです。オメガも性のひとつと考えられている世界。
オメガが蔑む世界は嫌いなので、この作品は良かったです。
主人公の湊人が好きになった相手が跡取りを必要とするような家柄じゃなかったら、もっと早くに幸せになれたのにと思って残念です。これも運命なんだろうけど。
突然に仁を避けて彼を苦しめるくらいなら、素直に秘密を告白したらいいのにと思うけど、怖くて言えなかったんですよね。その気持ちはわかるけど、仁が可哀想でした。
仁の一途な気持ちが伝わってきて感動します。
そして、子供が可愛い。
これは結婚に反対した爺ちゃんも許してくれそうです。散々中出しを客に許してきたのに、何故子供が仁の子だと言いきれるのか?という謎はありますが.........
これからはいっぱい幸せになって欲しいですね。

0

現代的なオメガバース

攻めの仁は名家の跡取りで将来有望のαで、受けの湊は平凡な家庭で育ったΩで仁の幼馴染です。
幼い頃から仲良しで、将来結婚する約束をしていました。

オメガバースの世界はΩが虐げられていますが、本作はΩへの差別がなくなり、学校でα、β、Ωについての教育もされています。

湊ははじめての発情期で倒れ病院に運ばれますが、そこで子どもを産めないΩだと発覚し、跡取りが必要な仁とは一緒にいられないと思い距離を置くことに・・・
湊は子どもを産めないことは仁には告げないで友人関係は続けていて、自暴自棄になり体を売っていましたが、仁はそのことを知っていてどうして強くたしなめたりしなかったのかが引っかかりました。
あと、仁のお父さんが湊の体のことを知っていたなら、仁にも早い段階でいう気がして少し引っかかりました。

ラストは思っていた通りのハッピーエンドでしたが、仁がずっと湊を好きでいたことは良かったと思いました。

特典ペーパーと表紙裏はネタバレになるので読み終わってから!!

7

番になれない理由を軸に遠回りする2人

タイトルの『きみと番になれない理由』は、
早々に明らかになります。

名家の跡取りα×訳ありΩの幼馴染スレ違いラブです。

幼馴染の湊人(Ω)と仁(α)は、
幼い頃から一緒に過ごし、
互いにいつか番いになると信じて疑わなかった。
高校になり湊人に発情期が来ると、
自分の体は妊娠する可能性が極めて低いという事が分かり…

仁は長男で名家の跡取りなんです。
だから、後継を産めない自分は仁にとって相応しくないと、
湊人は一方的に身を引いてしまいます。
この時、もっと仁と相談できれば良かったのに…と思います。

そんな湊人が始めたのがウリ専ボーイで、
不妊であることを武器?に中出しも厭いません。
Ωの仕事って他にないの?って感じなんですけど、
予想通り…という展開でした。

そんな湊人の事がずっと好きな仁は、
ヒートを起こした湊人を抱きます。
そして、仁に気付かれないうちに湊人は姿を消してしまいます。

ここまできても仁の全てを奪えない湊人が健気というか、
悲しいというか…
相手の幸せをそこまで願えるのだから強い子なのでしょうが、
仁の幸せを湊人が勝手に決めてしまうのは如何なものかと思いました。

数年が経ち、仁は父親に勘当されたまま家を出ていました。
湊人が望むような仁の姿はそこにはなく、
実家にも帰れないまま仕事をし、
湊人を探し続けていたのです。

ある町で湊人の姿をみつけた仁ですが、
湊人の側には小さな男の子が…
はい、ソックリ!
仁にソックリ!!
そう、あの夜の時の子が生まれていたのです。

まぁ、医者に言われた時に〝妊娠できない〟じゃなく、
〝極めてしにくい〟という感じだったので予想通りでした。
それでも、やっと2人が一緒に居られるんだと思うと嬉しく思いました。

結局、湊人の願った通りに仁は動かず、
自分の気持ちを最後まで貫き通しました。
仁は、とってもとってもいい男です!

凄い遠回りをした2人だけど、
最後は2人が望んだ通りの結末になったと思います。
少し先の読める展開だったので残念ですが、
ハッピーエンド至上主義の私には満足のラストでした。

7

ぷれぱーる

ほんとですね!
書き間違えていました。
申し訳ありません、訂正いたします。

えのころぐさ

仁と湊人、逆ではないかと
仁がαで湊人がΩ

考えれば表紙で分かったのに

うーん。悩む。
Ωなのに不妊だからって身体を売るってのがどうにも趣味じゃなかった。
あれだけ追いかけて来てくれてる攻めに悪いと思ってるなら止めればいいのに。
自分も楽しくないのに何故始めたかなと。
若気の至りとはいえ犯罪と同じでしない人はしないわけで。
さらに他の男に抱かれてるのを知ってて様子を見に来る攻めの話を聞こうとしない態度がちょっと。
同じ題材でももっと違う展開に出来たのでは無いかと思う。
てっきり自殺しちゃうのではと思ってたら、まさかの3年後に再開して攻めの子どもが産まれててのハッピーエンドだった。
最初から不妊治療諦め無かったら良かったのに。
もっと切ない展開を望んでた。

6

広大すぎる攻めの心

思い込みが激しい受けと、何でもかんでも簡単に許す攻めの物語でした。
読みながらずっと「どうしてそうなるわけ⁇」って思いました。

例えばですけど: 湊人の両親が元々Ω嫌いで「子供が産めない!? オマエのせいで宇津木家に入れないじゃないか、この不用品め‼」なんて罵声を毎日のように浴びせる家庭環境だったら、湊人の自己破壊的な行動がもっと理解できるんですよ。

でも全然そうじゃなくて、サポートしてくれる人が周りにいるはずなのに、どうして体を売るって発想が出たのか… 正直、理由になってない。

仁も仁で、相当おかしい。
最愛の人が金と引き換えに他の男と寝まくってるのに、まるで「湊人、最近ちょっと飲み過ぎだから気を付けるだよ」みたいなリアクションする!?
あと、湊人の思い込みが原因で我が子との貴重な3年間を失ったんだぞ!少しも怒らないの!? どんだけ聖人だよ!!

とにかくツッコミどころが多い作品でした。

2

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