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恋を知らない冷徹王子×健気で奥手な文官の体から始まるじれじれ夫婦生活!
表紙の絵が可愛いので、電子版を購入しました。
読み始めて、あれ?っと思い、著者を確認すると、著者twの投稿に、
「・・・書籍版よりもweb版の方が完成体に近いのかもしれない」とありました、書籍版に追加や補正がされたナロウサイトのほうが分かりやすいそうです。
仕方無いかな。 比較しながら読みました。
電子書籍版には、キャラ画像が巻頭に有るのですが、絵じゃなくて、キャラ説明と相関図があったら、分かりやすかったと思う。
読んで居て、人物の立ち位置が把握しずらかったのは、何故だろう?カタカナ横文字より、中華風の名前が読みづらい。覚えにくいのは、中華ものが苦手ってことかな。
番外編が複数あって、ゴチャゴチャしているような気がしました。
ひょっとしたら、親切し過ぎ?
たしかにウエブサイトの作品の今の状態の作品の方が、楽しそうに書けていたような気がします。
オメガバースでは無いのに、主人公の男性が多産系らしくて次々出産できたのはどうしてなのか、理由が書かれていないのが残念だった。
独特な世界感のファンタジーでした。魔法の種類と人物の相関を押さえて読むと、面白かった。
萌2、次の作品に期待!
無理をしているみたいな人を心配して、それが気になって仕方なくて、力になりたいとずーっと思っていたら、あらあら不思議、その人に恋をしていました……っていうのはあると思うのですよ。
柳弦の玲侑に対する想いというのはまさにそういうもので。
なのでこのお話がゆっくりゆっくり進んで行くのは好感を持ちました。
ただ、残念ながらこのお話、私にとっては『恋の話』と言うよりは『出産のお話』、それも『自分の能力のなさが子どもに受け継がれていくのではないか、と心配する母親の話』という風に感じられてしまったんですね。
このお話の世界ではすべての人が魔力を持っていてその大きさによって人生が決まっていきます。で、主人公の柳弦が持っていた魔力は極めて小さいんですよ。そのため家を継ぐことが出来ず、父は養女を迎え入れています。
おまけにこの魔力、生後両親から与えられることで大きさが決まるという性質もあるんですよ。
実際、柳弦は生まれてすぐに生母を亡くしているという設定で。
つまり、本人の努力ではなんともならないものなんです。
これがねぇ、私にとってはちょっとつらすぎて萌えられなかったのです。
でも、この設定があるからこそ、このお話はシンデレラストーリーとして成り立っているんですよねぇ。
ラストの甘さとの対比とか、まさにそうだと思うんです。
文章や、攻めの玲侑の心の内がよくわからないまま進んで行く話の運びは嫌いじゃないのですけれども。
私の読解力がないのか。攻めと受けが両思いになるまでの描写が中途半端に感じ、そこまで萌えることができませんでした。
受けも攻めに好意を持ってるけどそれは恋情なのか?ただの博愛精神なのか?読み取れないし、攻めもいつ受けに恋愛感情をもったの?って思ってしまいました。
わりとなし崩しに体の関係をもってしまって、それに攻めの下心みたいなものがあったとしたらおいしいと思いますが、攻めの感情を読み取れませんでした。
もしかしたら読み流してるところがあるのか?と思うくらいです。