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表題作SPの境界線

クリス
バスティード公国の皇太子
武藤結翔
警視庁警備部警護課のSP

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  • 描き下ろし

あらすじ

警視庁警備部警護課のSP・武藤(ムトウ)は公務のためとある公国の皇太子・クリストファー・ビゼー・バスティードの警護を任されることになった。
要人が専属のボディーガードを誰も連れてこないことに疑問を抱きつつも、警護を開始する武藤。
しかしこの皇太子にはある目的があった。
彼の宿泊しているホテルを見回っている最中、一人になった武藤に皇太子が後ろから抱きついてきた……!?
抵抗しようとするも、警護対象にケガをさせるわけにもいかず苦心する武藤。
そんな彼をよそに、皇太子の手は肌に近づいていき──……。

作品情報

作品名
SPの境界線
著者
小笠原宇紀 
媒体
漫画(コミック)
出版社
道玄坂書房
レーベル
MIKE+comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866252254
3.5

(15)

(3)

萌々

(2)

(10)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
53
評価数
15
平均
3.5 / 5
神率
20%

レビュー投稿数1

スパダリ皇太子×プリ尻SP、プリプリでした。

ベテラン作家さんですが、初読みでした。

バスティード公国の皇太子クリスの警護を任された、警視庁警備部警護課のSP武藤。
クリスは武藤が数年前に海外ボランティアで知り合い、文通を続けていた友人クルースと判明。
付き合って欲しいと言い身体を求められ困惑する武藤と、実は目的があり画策しているクリス。
そして、もう一人のSP川内が二人の様子を窺う状況で4日間が描かれます。

色々と詰め込まれた作品で、シリアスなのかコミカルなのか、
どのテンションで読んだらいいのか解らなくなる場面に、何度か躓く感じでした。
しかも、しっくりこなくて何度か読み返し、分かった…キャラが大根役者なんですよ。

画はキレイですが、可愛い眼で表情が乏しいというか、でもこれはこれで味がある。
ただ、セリフ回しに熱量を感じない。
場面状況も解り難いことがあるので、なんだか集中できないことが多くて、
小刻みにブレーキ掛けてる感じになるので入り込めないんですね…。

プリ尻SPのソフトSM調教…という文句につられた私、
確かに拘束多めのシーンでエロエロなんですが、興を削がれる会話やセリフ回しで入り込めない。
伏線も絡んでいるので必要な部分があるにしても、
初めてカラダを繋ぐ場面に身の上話を延々かぶせるなんて、色々集中できないわっ!
しかも、何かと両手拘束でプレイって…いえ、好きなんですよ、
でももっと他にもあるよねと言いたくなる、そんなエロエロ描写でした。

見どころは、SPの装備がかっこ良くて、スーツ姿も決まってます。
マネービジネスの才に長けた皇太子クリスを巡るトラブルでSPが活躍。
無人車爆弾に追われるカーチェイスは、なかなかBLでは見る事がないので、
数ページ使った迫力ある描写は面白かったですよ。

心残りは、好きなシチュエーションのエロだったので、
もっとあまあまにエッチに集中して欲しかったというところでしょうか。
何より設定が面白いのに、色々詰め込み過ぎているのでページ数が足りてない。
上下巻で丁寧に見せて貰えたらもっと面白かったと思います。

※シーモア:修正は白抜きです。

2

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