―――我慢するのは、もうやめた。

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表題作東の恋が西に落ち

東海林春臣
漫画家
西脇万里
担当編集で幼馴染

その他の収録作品

  • 夢の続き
  • カバー下漫画

あらすじ

言葉が足りない漫画家×片想いをこじらせた世話焼き編集者、恋と仕事のはざまに揺れる幼なじみラブ!

漫画家の東海林と担当編集の西脇は、今でこそ仕事上の付き合いしかないが、実は幼なじみ。
しかも西脇は東海林にずっと片想いをしている。
ノンケで彼女もいる東海林に気持ちは伝えず、恋心に蓋をして仕事に徹してきた。
だが修羅場中のある日、差し入れに東海林宅を訪れたところ、寝ぼけた東海林に押し倒されHなことをされてしまった―――! 
さらに、覚醒した東海林は西脇に「間違えた」と告げてきて…!?

作品情報

作品名
東の恋が西に落ち
著者
黒岩チハヤ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
東の恋が西に落ち
発売日
ISBN
9784796413626
3.2

(35)

(4)

萌々

(9)

(16)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
6
得点
107
評価数
35
平均
3.2 / 5
神率
11.4%

レビュー投稿数6

なんだか唐突

雑誌掲載時に、東1局(1話目)を読んで「これは面白くなりそう」と単行本化されるのを楽しみに待っていました。

攻めの東海林は漫画家。ジャンルは麻雀ぽいです。麻雀用語とか点数の付け方とか思ったより出てくるので、そのジャンルに詳しい読者さんは多少は楽しめるかな。
この萌評価は、ワクワクさせてくれた(1話目)と当て馬の一心君に対してのものです。一心君の思考回路が一番まともだし引き際を心得ている良い当て馬さん(見た目もナイス)。
あとは~~・・・

つらつら書いていたら予想以上に辛口になってしまったので、受け入れ難いユーザーさんはこの先読まないでくださいね。

読了後のこの凪いだままの気持ちは何でだろう。
材料は申し分ないんですよ→幼馴染み、攻めへの秘めた恋心、漫画家×担当編集、朴訥黒髪眼鏡攻め(個人的意見)。
調理器具もちゃんと揃ってる→良い人を演じつつ西脇(受け)を狙う当て馬、寝惚けて西脇に手を出す東海林、東海林を挑発する当て馬、当て馬を牽制する東海林、などなど・・・
あれかなー、西脇のゲイバレのシーンが余りにあっさりしていたせいかな。結構な山場にもかかわらず、それを知った時の東海林の反応も唐突で露骨に感じられてしまって。
あと、所々に過去の二人の回想シーンが登場するんですけど、それってキャラ設定に厚みを持たせたり共感を深めたり思わぬ場面で萌えを供給出来たりする貴重な役割を担っているはずなのに、印象として無味無臭なんですよ。
そしてその感想を抱いたまま気付いたら読み終わっていた、という流れ。

好きな作家さんなので、くじけることなく「ベニーちゃんはくじけない」に近いうちにトライしてみようと思います。

3

序盤は少し歯がゆい感じ…

高校時代からの友人同士。
今は漫画家と編集という間柄。
長年抱いていた片思いには蓋をして、作家と編集というカタチに落ち着いていたある日突然訪れる転機。

お互いに思い思われ、一番近しい状態なのに、拗れていく恋模様。
ハッキリ言おう…「君たちは両想いだ!」と。

編集者の目線で語られていくので、攻めがたいがいどうしようもない(笑)んですが、ちゃんと思いが通じ合ってからはかなりグイグイ行く感じの攻めさまになります。それまでは言葉足らずでイラッ(笑)としますが。

当て馬的な同じ編集者一心(いっしん)くんの存在とは
ただの当て馬では勿体ない!見せつけるだけでキスはできなくない?
彼の救済をお願いします!←w

1

幼馴染な漫画家と担当編集

小学生からの幼馴染であり今は漫画家と担当編集という関係になった東海林と西脇のお話です。

西脇をノンケだと思っている東海林と東海林には彼女がいると思っている西脇の両片想いにヤキモキさせられました。
しかし、西脇がゲイだと知った東海林が押しまくり、ようやく両想いになれて良かったです。

ちなみに西脇が彼女だと勘違いした女性の正体は分からないままでした。

DMMは白刻み海苔修正でした。
東海林が妄想を現実にするところまで見たかったです。

西脇に振られた南雲のスピンオフ「恋をしないと働けない」があるので、そちらも読んでみようと思います。

0

無駄なすれ違い

同級生。高校時代から片想いしてたけど、今は漫画家と担当編集の関係性で今更…というあきらめモード、だったけど…
…というお話。

西脇はずっと東海林に恋をしているけれど、東海林には彼女もいるし、今は仕事相手だから、となんの進展も望んでいない状態。
なのに、寝ぼけた状態の東海林の方から急に抱きしめてきてなんとフェラまで!
なのに、正気に戻って「間違えた…」とか。
なのに、その後2人とも普通に仕事モードとか。
なのに、なぜか同僚との仲を疑ったりとか。
…って感じで、な〜んかテンポが良くないような。
西脇はこれまで感情を殺しすぎてたせいか、色々鈍感だし。
東海林はなぜ今頃?だし。
結局両片想いの誤解とすれ違い、という王道のはずなんだけど、今いちカタルシスにはまれなかったです。
もっと「西脇、良かったね〜!」って言える展開が読みたかった。
あと、西脇と同僚の一心が似ていてわかりづらいです。
良かったのは、一つになれた時の東海林の涙。これは良かったです。
総合「萌」で。

0

感想が浮かばない…。

作家買い&幼馴染みワード+あらすじにある「間違えた」ワードがツボで購入。

うーん(。_。)
一言でまとめると良くも悪くも普通かな…。
サラッとしてて毒にも薬にもならないかんじ…。

私はチョロいので好きな属性入っていれば萌える質なんですが
大好きな幼馴染み設定も萌えセンサー反応せず;
ただチハヤさんの絵は大好きなのでそれを楽しんだだけに終始しました。
作家買いだけど段々萌えが合わなくなってしまって淋しい…。

萌え評価と迷いつつ萌えにするだけの感想が浮かばないんですよね。
これって致命的な気がする。
好きでも嫌いでもないという中立評価です。
辛口すみません。


ストーリーはあらすじまま。
漫画家×担当編集で幼馴染みのCPで両片想いのすれ違いラブです。

攻め:東海林はとにかく言葉が足りない。
だから西脇を誤解させてしまうのですね。
何考えてるか読者的にはわかるけど、そういうときって伝わらないもどかしさや焦れったさでキュンとなったりすのですが……個人的には感じなかったなーと。

受け:西脇はずっと東海林に片想いしてます。
感情を押し殺したまま仕事相手として接し、幼馴染みとして接する。
一途さやいじらしさを感じ、「間違えた」と言われたときの動揺などキュンとくる場面はチョイチョイありました。

んーーーーけどなんかスッキリしない。
自分に向けられた感情にはとことん鈍感なんですね。

西脇目当ての当て馬が登場するのですが
当て馬に対する態度がなんか嫌…。
告白を冗談で流そうとしたりさ。
自分だって東海林の言葉でツラい経験したんだからそんな風にしちゃいかんよ。

東海林もわかりにくいなりに気持ちを何度も伝えてるけれど、上手くいかないのは西脇が中々信じようとしないからなんですよね…。「間違えた」と言われ弱者っぽくみせかけて無神経なのは西脇のほうでは…?と思えてしまった。

攻めも受けもキャラがどうも好むことが出来ずこんな役に立たない感想しか浮かばなくてすみません。絵は安定してて綺麗です。紙本は修正も良きで+゚。*美*。゚+でした。

5

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