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表題作ブリュワリーの麗人

千賀寛雅
リーマン、部下
秋元一紗
リーマン、上司

あらすじ

この手で新商品を成功させたい!!大手ビール会社に勤める一紗は、開発プラントに赴任してきた若きエリート。
けれど功を焦って、現場でも反感を買うばかり。
唯一の味方が、現場のリーダー・千賀―半端な時期に中途入社してきながら、なぜか人を従わせる風格をもった年上の男だ。
「ビールよりもおまえのことが気になるんだ」千賀はそう言って一紗への欲望を隠さずに、近づいてくるけれど。

作品情報

作品名
ブリュワリーの麗人
著者
遠野春日 
イラスト
水名瀬雅良 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199003868
2.7

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萌々

(1)

(1)

中立

(2)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
9
評価数
4
平均
2.7 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

微妙でした

まず冒頭から、職場での人間関係を築けない上司な受けにイライラしちゃいました。ごめんなさい。
「不器用な上司」というキャラクターそのものは萌えるし好きなんだけど、この受けの不器用さの方向性は苦手で、もし私が部下なら絶対に上司にしたくないタイプだなと思ってしまいました。
へんに突っ張らかってるの、高校生設定なら可愛いんだけどなぁ。

対する攻めは、部下なのに、まだたいして仲良くなってない段階から、上司である受けに敬語を使わなくなった点で、「えっ?」と思いました。
これも社会人としてどうなんだろうと。
口説こうと決めてからは命令口調と「アンタ」呼び。
更に最初に食事に行ったとき「今日は無礼講でいこう」って、いやいやそれは上司の側が言うセリフでしょー!と。
更にセックスしてすぐ「お前」呼び。
こういう攻めの態度って、人によったら萌えポイントになるんだろうなとは思いましたが、私は苦手でした。

あと呼び名を簡単に変えちゃう点も。
これは遠野春日さんのいろんな小説を読むなかでも思ってたんですが、「名字+さん」から「名前呼び捨て」へと呼び名を変えるのが早すぎるんじゃないかなと。
早すぎると逆に萎えちゃうんだよね。むしろなかなか名前呼びしないもどかしさとか、誰よりも近い距離にいるのにまだ「さん」づけしてることとか役職名で呼んでることとかに萌えるもんで。
ただこれも、人によったら萌えポイントになるんだろうなと思います。

自分は細かい部分にこだわりがあるんだなと改めて気づかされた一冊でした。

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