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幽霊とタイムスリップが合体したお話です。
最初から幽霊として登場するので、いつかは別れが来るんだろうな、と悲しいエンドを予想しながら読み進めました。
しかし。。。
主人公は、その場かぎりの体の関係だけを続ける節操なし。
そこへ、未来の恋人だという幽霊がやってくる。
最初は相手にしていなかったが、あまりにも健気に一途に、ときに迷いながらそばにいる彼の存在がどんどん大きくなっていく。
いつかは消えてしまう幽霊。
それが時間を遡り、出会う前の恋人と交流することで、未来は変わってしまうのか。
そのあたりが気になるところですが、主人公がすっかり別人になり、幽霊の予告通り本当の恋に出会うプロセスは感動的でした。
やっぱりハッピーエンドでよかったと思う。
これってメリバ...?
ハピエンではないですよね...
読んでから多分1年半は経ってるけど、なんっか頭の隅っこでふたりが居座ってるんよね...読んで一週間ぐらいはずっと気持ち沈んでたし...
私メリバ耐性なさすぎますわ...
けど、こんだけ記憶にずっと残ってるってことはよっぽど自分の心のなんかにハマったんやろうなって感じがします。
最後の方に霊感のある女性がまひるの霊が見えてたよってかなたに伝えた時のかなたのまひるは存在したっていう嬉しさ...?感動...?(語彙力なさ過ぎて(笑))
からのかなたの表情が忘れられへん...
先生続編お願いします...
ストーリーは素敵です。
切ない系ですかね…タイムトリップ・ゴーストラブストーリーってとこかしら?
交通事故で死んだ未来の恋人・まひるが、過去にタイムトリップして大学生・かなたに会いにくるというもの。まだそんな相手になど出会ってもいないから、かなたはまひるのことを不審者扱い。
かなたの童貞を守るために来たと謎の使命感で、かなたの周りをチョロチョロするまひる。そんな2人の奇妙な生活を、しっとり&コミカルなテイストで綴った物語です。
予想はしていましたが感動系です。
恋人がゴーストとして会いにくるという時点で、何となく結末は予想できました。まぁ、ハピエンだとそうなるしかないよねって感じでしたので、とりあえず読後感良しで締めくくれたのでそこは嬉しかったです。
すごいボリュームのある作品です。かなり読み応えがあるので、ストーリーは丁寧に描かれています。
話の設定もアプローチは面白いんですが、長いな…という印象。もう少しコンパクトにまとめた方が、メリハリついたんじゃないかなという印象でした。丁寧な心理描写だと思うけど、かなたの心がかなたに追いつくのに時間がかかって焦ったくも感じました。話のトーンが一本調子なところがあったからかな、中盤はもう少しテンポ良くストーリーが運んで欲しかったです。
最後は逆に駆け足になっていたのが残念。そここそ!丁寧に追ってほしいと思いました。
特に、かなたとの初体験。これを描いていない時点で私のテンションは下がりました。かなたのトラウマ的なところでもあり、この作品の肝の部分でもあったと思うんです。克服したシーンを入れて欲しかった。まひるの言葉だけでは足りないです。それに、2人がどんな付き合い方をしていたのかも結局良く分からなかったです。
まひるが過去に行ったとこで、多少なりとも未来が変わるので、そこと現代との辻褄合わせが難しいと思いました。いくつかツッコミをいれたいところもあり…ページ数の割に雑なところも見え隠れしたのでそこは残念。
あまり深く考えずに読むことをおすすめします。であれば、すごくドラマチックな素敵な作品だと思います。
設定がすごく好きで
定期的に読み返したくなる作品です
その度に素敵!と感じます
過程も丁寧でもっと色々な人に知ってもらいたいです
買って損はないかと思います!!!!!
ウザいほど明るくつきまとう幽霊に憑かれた主人公。この幽霊まひるは、かなたの(自称)未来の恋人で…?というお話。
まひるにはかなたの童貞喪失阻止っていう目的があるんですが、かなたは同じ場所でぐるぐる悩んでる感じで、最初はあまりストーリーが進んでいく気がしません。二人の掛け合いは楽しく読めるけど、何が描きたいんだろう?とよく分かりませんでした。
かなたの内面は、かなりスローペースで描かれていきます。変化もとてもゆっくり。かなたはまひるに恋をして、投げやりだった自分を変えていくんですね。で、まひるは晴れて目標達成、かなたの目の前から消えてしまいます。
ここでこの設定の素晴らしさにはっと気づきました。未来から来た幽霊なら今のまひるは生きている!未来なんてこれからどうとでもなるってこと!なるほどね~っていう。希望が持てる明るいハピエンで最高でした。
終わり良ければ総て良し!中だるみはありつつも、読後感はとても良く、明るい幽霊と設定が好きでした。