特典付き
中・短編集で、3作品中2作がオメガバースです。
これは本当に個人的な好みの問題だと思うのですが、オメガバース作品がどちらとも趣味じゃありませんでした。
NTRありなので、苦手な方はお気をつけ下さい。
最後のお話は、可愛くて好きです!
【運命なんていらない】1.2話
婚約者の春人(α)と結婚間近の雪央(β)。
しかし、雪央は運命の番に触れると発現するΩだと告げられ、その運命の相手が社長である鷹宮(α)だと言われーー…!
「αの眠り病」というのが出てくるのですが、運命の番しか治癒できない難病です。
その病に侵された鷹宮のため、雪央の体液が必要だという展開。
病もそうですが、突然のΩ転性に運命の番ーーそして、鷹宮によるNTR……と、急展開過ぎて目が回りそう;
運命の相手・鷹宮か、愛する相手・春人か。
二人から求められ、雪央の気持ちは揺れ動き……
このラストが好きじゃなかった。
誰も心から幸せにれていない気がする。
運命の番との出会いを楽しみにしていたという鷹宮は、どうしてあんなに傲慢なの?
しかも、運命が幸せに結びつくとは思えなかった。
個人的には、春人推しなんですけどね……
【刻まれた運命】
こちらもオメガバース。
ネタバレなしの方がいいと思うので、詳しくは書きません。
ただ、胸くそ悪い。こんな運命なら欲しくない……
【NIGHT PLAY ROOM 】1〜3話
こちらは、ホンワ〜って感じの攻めが可愛くて好きでした!
誕生日に恋人に振られた氷上は、酔って絡んだ大学生・十倉のバイト先である保育園系イメクラに同伴出勤させられてーー…!?
会社では強がって、恋人には甘えさせて生きてきた氷上が、初めて甘えられた保育園プレイ。
心が満たされていくのを感じる氷上が可愛かった。
イケメンなのに、少年のように明るい十倉も魅力的です!
すれ違いからの両想いHは幸せいっぱい♡
十倉の執着も甘やかしも、見ていてほっこりします。
これからも寂しがりやな氷上をたくさん甘やかしてほしい^^
緩急ある作品集だと思います。
意外性を求める方にはハマるかもしれませんが、好みは分かれるんじゃないかなあ。