電子特別版
あーーーーー……(感無量)
すっごい良かったです。
烏童兄の変化にグッときて堪らないの一言。
『あの頃想像できなかった未来に立ってる』(帯より)
清竹×烏童の1作目は、
最初から成就しないと諦めていた恋。
終わらせたくても終わらせられなかった8年間。
恋が成就した時ですらネガティブなモノローグで始まっていきました。
しかし!
2作目で少しずつ未来を前向きに捉えて。
3作目の今回は実際にその未来に立った時の姿がここに…!(;///;)
清竹を大切にするあまり我慢ばかりしてた時もあります。
エッチに至っては準備も事後処理も全部自分でやる、
清竹はただ挿れて気持ち良くなるだけでいいーーなんて言ってた時もあります。
"完璧"の鎧を着て、甘えるのもすごく下手で、片想い時代の恋心拗らせたまま不器用な烏童兄。
そんな烏童兄から「この恋は俺が守る」というワードが出た時は
ふぉぉぉぉ!!と言葉にならない叫びがでました///
ちゃんと甘えるときは甘えるようになってるのもすッッごく嬉しい(;////;)
4年間の歩みを感じられる続編でとても良かったです…!
また、今回は烏童親・三城親・清竹親が登場します。
どの親もタイプは違えど子供への愛情がみられて、家族愛に滅法弱いので涙腺がホロホロ。(年ですかねぇ…;)
誤算カップルの明るさにはただただ癒やされました♡
◆清竹×烏童兄
いや~すっかり乙女な烏童兄に慣れちゃってたけど、
乙女は清竹限定のいいこちゃん仕様(愛ゆえ)でしたね。
清竹以外では昔を彷彿とさせる表情が見られてちょっと安心(?)しましたw
1話目は烏童兄が自分なりに恋を守っているお話です。
会社では期待のエースで、後輩の前では面倒見の良い先輩で、完璧さに磨きがかかってます。
それらは全て、
清竹とこの先もずっと一緒にいるための武器。
男同士だからといって文句は言わせない為のカード。
穏やかな顔の下で見せる強い覚悟にゾクゾクしました。
そうそう。これだから烏童兄はいい…!
清竹の前でへにゃっと笑う時とのギャップに萌え死んだ/////
そして烏童親との対面・清竹親との対面へと展開します。
烏童親は個人的にちょっと意外でした。
ホンワカしてて茶目っ気もあって。
子の性格を知り尽くした母親の言葉に涙腺が緩む(;ω;)
対して清竹親は昔ながらの人達で。
結婚して子供を作る、ソレが一番の幸せ、みたいな。
清竹のカムアウトを聞かず遮り、敢えて「孫が見たい」を口にしたのかなと感じました。
烏童親も言ってましたが、清竹親も同じ。
"親だからわかる"ってやつだったんでしょうね…。
さぁ烏童兄と清竹はどう向き合う?が肝なんですが、
もぉぉぉぉぉめっっっっちゃよかった!!!(;////;)
烏童兄は逃げるように身を引く→清竹が怒る
は、やっぱりそうだよねーと想定内だったけど、その後!
私はプチンとキレた烏童兄の行動がすごくうれしかった。
清竹・清竹・清竹。なんでも清竹最優先。
それが烏童兄の幸せなんでしょうけど、それはちがうじゃん?って場面でも清竹なんですよね。
きっと清竹自身もそれを感じていたはず。
「清竹が」じゃなく「烏童兄が」どうしたいのか。
もう~~~感無量で涙腺が緩みました(;////;)
やっとここまで辿り着いたのね…うううう(泣)
清竹もここまで頑張ったよねぇぇぇぇ。
自信を持ってもらえるように気持ちを伝える努力してたもんね(;///;)
描き下ろしの烏童兄は、
乙女仕様と本性が良い感じにブレンドされたような?
好かれようとして無理しすぎないフラットさを感じられて安心しました。
あーーー最高+゚。*(*´∀`*)*。゚+
◆烏童弟×三城
こちらは盤石のカップルなので安心して癒やされる。
今回は三城親の再婚が絡んだお話です。
カップルというよりは夫婦感すらあるような…w
(気付けば両親公認カップルになってるヾ(*´∀`*)ノ)
高校から付き合いだして現在大学4年。
早くから同棲してて濃い付き合いしている中でも
最初の頃と全く変わらないラブラブさが愛おしいです♡
楽しみにしていた誤算シリーズ最新刊です。真っ直ぐな清竹と健気で清竹一番な烏堂(兄)の二人の恋の続きがまた見れてよかったです。
↓ネタバレ含みます
続刊になってくると親バレ系の話はよく見ますが古き慣習の残るど田舎ってキツイですね…。しかも孫がみたい発言を耳にしちゃうし姉からも釘を刺されるし…。散々苦しんできた烏堂がまた困難に直面していて苦しかったです。清竹が母親の発言を聞いて言いづらくなり何も言わずに逃げ出したりせず、その後烏堂に会う前にお母さんにちゃんと話をしてくれていたようで良かった。烏堂を呼び出すために大学生組巻き込んでちょっとぶっ飛んだ作戦考えちゃう清竹だからこそ散々拗らせた烏堂と幸せになれるんだなと思いました。
烏堂(弟)と三城も相変わらずのバカップルでよかったです。大人組カップルの切なさの中で三城君のバカワイさは癒しでした。同棲といい親バレといい指輪といい大人組の何歩も先に行ってる大学生組の二人にはこれからも拗らせた大人組を手助けしつつ仲良くバカップルしてて欲しいです。
大好きなシリーズなので願わくば数年後とかでもいいのでまた大人組の同棲編やら大学生組の就職編やらこの四人の新たな話を読みたいです。
今回は両親に会うのがテーマになってましたが、同性なりの苦労がちゃんと見えました!
個人的には、烏童兄美人すぎて大好きなので、前作のように内面はもだもだしてて可愛かったです。
相変わらずの弟と三城の仲良しカップルも少しお話がありました。ここはまあ安定なのでサクッと読めますが、無くても良かったかもしれないです。
清竹サイドの気持ちがもう少し見えたよかったなーとも思いますが、今作も満足です!
関係ないですが、カーストヘブンも楽しみにしてます笑
一言、しんどいっ。
なんでしんどいって、リアルすぎてしんどい。
でも、このシリーズは毎回結末が良いからすきです
今井くん。やっちまったなぁ。怒らせたら怖いのいちばん優しい人って知らんのかね。
清竹、ちゃんと気づいてくれるの良すぎる
熱海旅行いいなぁ。海行きたい
三城くんタンクトップがよい。
いつの間にピアス開けたん烏童弟。
似てる……!両親にてる!
そんでもっていい両親すぎる……!
お姉様怖いなぁ。
お父様も怖いなぁ。
しんどいしんどいしんどいしんどい
電車で泣きながらメッセ送る烏童兄しんどすぎる泣く。
今井くんと仲直りしてくれてありがとう
お見合いは草
普通に可愛くて草
ずっと泣いとるやん烏童兄。
1人で頑張りすぎやん。
三城のおかん結婚するのおめでとう
そして烏童弟由利さんって呼んでるのいいな
かわいい。男はみんなマザコンでいっ
「かーちゃん、幸せにしろよなっ」は泣ける
割かし合ってる烏童むっつり説
このダブルカップルいいなぁ。
最高です。
表紙というか、帯綺麗すぎる。
『あの頃 想像できなかった 未来に 立ってる。』
っていいセリフすぎんかぁぁ
読み終わってからまた良い良いってなってる
ただひたすらに烏童兄と一緒に泣いた巻だった。
みんな幸せになれ〜
ここまで読んでくれてありがとう。
※※めちゃくちゃネタバレです
「世界が変わろうと、時代が変わろうと、この世には変わらない人がいて。誠司の周りはそういうもので出来てる」
キヨタケのお姉さんのセリフ。刺さる。日本はまだまだ遅れていて、東京とそのほかは違う国くらいLGBTQやらなんやらの受容度に違いがあって、誰とずっと一緒にいるかという選択は、(良くも悪くも)本人たちだけの問題ではない。そんな悲しくも当たり前のことが、BLの世界では見えないことも多いけれど、それがあるから儚くて美しいと、わたしたちは心のどこかで感じているんじゃないか…?そんな気持ちを思い出させてくれる本
だれもが幸せになる世界を願いながら、当たり前になったとき、このジャンルがここまで愛されるのか?という複雑な気持ち
ストーリー的には(この流れで感想を続けます)このあとキヨタケがヘッタクソな芝居を打って、ウドー兄が本音をぶちまける。繕った自分では、恋愛なんて続けられない。刺激も、何もかも、安息があってこそだ
さよなら昨日の自分
理想にはちっとも近づけないまま
それでも全部抱えて歩いていく
なんだこのモノローグ天才、、!
一方のウドミキは相変わらずラブラブでろ甘で可愛いです。だいすき。ママの再婚で取り乱すミキと、それをなだめるウドー。ほんとうに、ぴったりハマるカップルだな〜