てんてん
本品は『花嫁は秘色に弄される』のフェア書店特典ペーパーです。
本編幕間、凌が妹の出産祝いを買いに行こうとするお話です。
凌が妹の紗友美の出産祝いを買いに出かけようとすると
貴砺は「見繕わせている」とスマホの画面を見せてきます。
軽井沢、那須、ニセコあたりか、
手つかずの自然ならバリ島もあるぞ
貴砺の言葉に凌は小祝儀は別にするつもりなので
旅行よりも形のある物がいいと思うと言うと
貴砺は別荘を贈るつもりでいる事がわかります。
凌には塔眞家では出産祝いに別荘が当たり前なのか?
とは思いつつ、凌の感覚ではどう考えてもおかしく
高価すぎると反論するのですが・・・
B5版片面にて凌の妹の出産祝いのお話です。
貴砺としては生まれてくる赤子への凌の影響力を示すため
財産にならないものを贈るなどあり得ないというのです。
その為に使い勝手のいいものが別荘らしいのですが
凌としてはおめでとうと言う気持ちを贈るもので
見返りは求めていないのですが
あまり大冝登な贈り物をしないと言えば
「宝飾品か車あたりか?」と言われてしまい
久しぶりに富豪の常識を見せつけられた気がします。
凌がおもちゃとか絵本、洋服を贈るつもりだと言えば
貴砺は「そんなもので祝いになるのか?」と驚きますが
凌が贈りたいのは『気持ち』だというと
私にとっては凌の『気持ち』ほど高価なものはないのだが?
と貴砺に返され、凌の『気持ち』をねだられる
・・・という2人の感覚の違いがおかしい小話でした。
貴砺の贈り物の基準が凄すぎるのですが
凌の気持ちが一番高価という貴砺に萌え萌えです。
貴砺の言動がいつでも本気で
凌はもちろん、読者の感覚の斜め上を行っているのが
また貴砺らし過ぎてMYツボでした ヾ(≧▽≦)ノ