電子おまけ付
コミック
人気作家さまである市川先生にはたくさんのヒット作品がありますが、今作品は、あとがきで市川先生が書かれていらっしゃいますが、先生の自署の同人誌及び未収録作品、とのこと。番外編集、といったところでしょうか。
収録内容としては、
・『カラフラクタル』…「カラフルライン」シリーズより
・『こいのこころのむこうがわ』…「それを恋心と呼ぶのなら」シリーズより
・『Spangle』…「こっち向いて笑って」より
・『叶い事』…「スロースターター」より
です。
市川先生の比較的初期の作品の番外編ではありますが、読み始めると途端にそれぞれの作品がオーバーラップしてくる。どの作品も、萌えが滾って仕方なかった当時を思い出しました。初期の作品、ということもあってか、絵柄もちょっと昔のそれで、それがまた良い。ああ、こういう感じだったなーと。
同人誌で刊行されたものもあるので、もしかしたら既読の方もいらっしゃるかな?でも手にできなかった方(私もそうですが)にとっては垂涎の1冊かと思われます。
どの作品も本編の補足の感があるので、既刊にドはまりした方にはぜひとも手に取っていただきたいな。本編でモヤモヤしたところとか、その後の彼らを堪能できるので。もう、受けちゃんたちが可愛すぎて悶絶します。
個人的には『Spangle』がとても良かった。浩幸が自身の想いに気づくシーン、そして至高のリバ。最高でした。
あ、あともう一点。
市川先生の描くDKは最高だ…。
と、改めて思ったりしました。
既刊4作品
■『カラフルライン』
□『それを恋心と呼ぶのなら』
■『ルッカットミー』(『こっち向いて笑って』)
□『スロースターター』
の同人誌&商業誌未収録作品が詰まったファンには嬉しい1冊です。
個人的にお目当てだったのは
『それを恋心と呼ぶのなら』シリーズの『こいのこころのむこうがわ』
と『スロースターター』シリーズの『叶い事』でした。
『こいのこころのむこうがわ』
本編では一目惚れからなんやかんやを経てお付き合いに至った泰誠と皇城。
この後日談でも相変わらず、皇城の顔が大好きすぎな泰誠でした(笑)
恋人同士になれたものの、本編以降、進展もなくじれじれしている二人。
愛しの皇城を前に隠しもせずイチャイチャしたい!と悶々とする泰誠に
釣られてか、自分もしたい、と珍しく素直な皇城が可愛え(๑´▿`๑)♫•*¨*
だけど、いざイイ雰囲気になっても邪魔が入ったりと、なかなか
二人きりになれず、打ちひしがれる泰誠に皇城からおうちへのお誘いが!
ようやく二人きりのイチャイチャタイムを過ごすも、
ポジションを巡る軽い攻防や皇城の待てがかかったりと、
ぎゃーぎゃー騒ぎながら初エッチに挑む二人に笑ってしまいました。
初めてに躊躇いがちな皇城に「ちょっとだけ、ちょっとだけ」を繰り返し、
なんとかその先に進もうと攻めまくる泰誠が必死過ぎて微笑ましかったです(笑)
そして、無意識ながらエロ可愛い反応と
「おまえだからきもちいい」なんて突然のデレで
泰誠を煽ってしまうツンデレ皇城が罪作りでした♥
でも、煽られながらも暴走せず、ちゃんとワンステップごとに
皇城に許可を取りながらゆっくりと事を進める泰誠は偉かった!
丸々、甘々両思いな二人に召されそうでした…
久々の3バカ☆ダチ公ズも見れて、もう感無量です♬
『叶い事』
こちらは6ページと他作品に比べボリュームは少なめですが、
久々のキヨ&イノの癒しカップルに和まされました。
初詣へ出かける二人のエピソードでした。
天使の微笑みで手を差し伸べるイノとどぎまぎしながら手を繋ぐキヨ、
ほんとこの子たちは何年たってもめんこいなぁ…永久にお幸せに~♡
いずれも番外編なので続編をがっつり!といった感じではなく、
彼らのその後のサービスショットが見れる!やったー♪みたいな感覚です。
カバー下はそれぞれのカップルがゆる~く紹介されています。
みんな「なんやかんやあって付き合うことに」なりすぎ(笑)
市川けい先生の商業誌を読んでいて、同人誌を読んだ事のない方は戸惑うかもしれません。
何故ならちょっとページ配分がとても独特だからです。
その分商業誌には無い雰囲気は良く伝わって来ます。
今回の作品は「Spangles#3」以外全て持っていますが、こうして改めて一冊にして頂くと感慨深いですね。
でも欲を言えばせっかくだから作品ごとにまとめて欲しかったです。
ああそうだ当時は市川けい先生の絵はこんな感じだったと懐かしく思いました。
最後が「スロースターター」の2人で感無量でした。だって初めて読んだ市川先生の作品でしたから…。
最後に市川けい先生画業10周年おめでとうございます。
既刊本5作のそれぞれのその後のお話。
同人誌で出されていたものを単行本にまとめて下さる企画はうれしいです(私はこまめに同人誌などを購入する方ではないので)
「カラフルライン」の2人再び〜。
あの暗〜い前髪くんこと、翔ちゃんは相変わらず翔ちゃんだったけどw
なんと!受け志向だったのか!?
知生に「キスとか 触られたり」「抱きしめられて とか」「されたかっただけ」て。
そんなかわいいことを思っていたとは。
そりゃ知生もびっくり喜ぶよね。
「それを恋心と呼ぶのなら」の2人
高校生のまま、進展したくて、がんばるお話。
なんだかちょっと生々しく感じちゃったけどw かわいい2人でした。
「こっち向いて笑って」「ルッカットミー」のその後
私は本編の時から、浩幸と颯貴のことがさっぱりわかりませんで。始まりが始まりだったし。
本作でもやっぱりよくわかりませんでしたw
「スロースターター」のその後
この2人はやっぱりかわいいね。
と、盛りだくさんな上、各単行本発売時の特典ペーパーもついていました。
特典もこまめに集めない私にとってはたいへんありがたく楽しく読ませていただきました。
番外編同人誌の再録でした
全部本編を読んだことなかったので当然よく分かりませんでした笑
昔の作品は眉毛の描き方に統一感がない事がどうしても気になってしまいました
ただ、
こっち向いて笑って、ルッカットミーこっち向いて笑って(←単行本2冊)の同人誌である「Spangle3」 のカプは、本編も気になりました!
すごく絵が見やすくなって、眉毛も統一感があります笑
2人とも顔がよく、妙に色気があり、しかもリバらしく今後が気になる、、、
相手の家にこれから行くとこで終わってしまったので、、
Spangle3以降の同人誌や、他の単行本では2人の続きはないのでしょうか?