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世界最強の魔物・竜とバトラーたちの恋物語、ついに最終巻!
本シリーズは世界最強の魔物ドラゴンとバトラーのお話です。
ドラゴンギルト筆頭バトラーとその相方風竜を中心とした
新世界創造を企む魔狼とドラゴンギルドの最終決戦と
後日談を収録。
魔物を狩り続けたアルカナ帝国を倒し
魔物の為の新世界創造を創ろうとする魔狼は
愛する風流とともにドラゴンギルドのバトラーとして
生きる事を選んだ鴉の魔物の意思を無視して
魅了の力で取り込んだ魔物を使って拉致、
自分のテリトリー内に監禁します。
そして鴉の魔物にまでも魅了の力を使い
自分と共に生きる道を選択させようとしますが
鴉の魔物は大切な風竜を強く想う事で拒絶、
魅了されたかのように装うのです。
鴉の魔物はドラゴンギルドを率いる
筆頭バトラーや愛する風竜の助けを信じて
なんとか魔狼の計画を探り出そうとしますが
なんと彼が捕らわれていたのは
アルカナ大帝の住まう大宮殿群の一角
32もある尖塔のうちのひとつだったのです!!
鴉の魔物は必死に魔狼の意図を探り始めますが
魔狼の部屋で見つけたのは
宮殿軍の全体図、尖塔の内部の詳細なスケッチ、
謁見の大広間のある宮殿の見取り図と警備配置図等々、
魔狼の計画の綿密性を感じさせるものばかり。
そして自らが魔狼のために作成した
門外不出のドラゴンギルドの配置図とともに
帝国の技術革新と経済発展の象徴であり
帝国人の誇りである時計塔の設計図を目にします。
人間世界の崩壊の象徴として破壊するだろう
時計塔の設計図があるのはなぜなのか、
魔狼の残忍性を知る鴉の魔物は気が気ではありません。
一方、鴉の魔物を拉致られたドラゴンギルドでは
筆頭バトラーをはじめとするバトラー達も
魔物の守護者たるドラゴン達も
魔狼に対する怒りを抑えきれずにいました。
果たしてドラゴンギルドのバトラーとドラゴンは
魔狼の計画を食い止め、鴉のの魔物を取り戻せるのか!?
本作は前作に続きシリーズ最大の敵である
魔狼のアルファとドラゴンギルドと最終戦となります。
筆頭バトラーと彼の愛する風竜をはじめ、
既刊で主役となったバトラーと彼らの愛する
ドラゴンや魔物達が総出演の超豪華な最終戦では
息つく間もなく襲い掛かる魔狼の策略に
ギルドの面々は奔走させられます。
魔狼はドラゴン達の成人式典警護の隙をつき、
ドラゴンの幼生体を攫さらい
王都中に自身の魅了の力を流布します。
魔物達が入り込んだ式典は血の海となり
ドラコンギルドの面々とまだ正気の近衛達は
アルカナ帝国の大帝や成人を迎える王女を守りつつ
魔狼に魅了された魔物や人間達との戦いを
強いられる事となるのです。
ドンドン追い込まれていくギルドの面々が
どうやったらこの局面を逆転するのか、
巧みに隠されていた伏線が全て詳らかになり
ギルドの活躍と共に綺麗に回収されていき、
ハラハラもドキドキもワクワクも最高潮です!!
魔狼が新世界創造のために描いた綿密な計画も
互いを信じ、支え合い、状況を打破した
ギルドの面々によって打ち砕かれいき
魔狼は倒される事となるのですが
最後に筆頭バトラーの見せた想いが
とても胸を打ちました ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
ストーリー的に筆頭バトラーカプと
鴉の魔物のカプが中心となって活躍するのですが
シリーズ最初のカプである雷竜と魔女のカプが
かなり成長していて活躍をしたり
ドラゴンを護る為にドラゴンギルトを結成した
最後の魔女のその後も描かれていて
物語がくるっと美しい円を描くような
綺麗な結末でとても気持ちよく
本を閉じる事ができました♪
大好きなシリーズに幕が引かれた事は残念ですが
大満足な幕引きでした (^O^)/
沖先生の挿絵もこの上なく美しく
バトラーは可愛く、ドラゴン達は魅惑的でりりしく
誰もかれもとても素敵でイラストも楽しみにしていました。
前巻はバトラー大集合、本作はドラゴン大集合なんて
素敵過ぎです♡
読み終わってしまった…
ノースポールの花言葉、しびれた‼︎
もし調べずとも知っていたら震えてたね‼︎
登場人物が多いから「あれ、誰だっけ?」ってなりそのCPの巻を再読、その結果理解が深まりどんどんドラゴンギルドの世界にハマっていく。
"竜の守護と所有の本能"がとても魅力的な設定で
度がすぎて変態竜と化す場合もあるんだけど、それもまた病みつきになったり。
最終話はいい感じにまとまりました。
ネロと王様の最期は予想と違ったけど、
あとがき読んで納得。
さぁ番外編を読むぞ!