俺は今 誘われてんの? ヤリチン恋愛初心者の胸キュンラブ

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表題作恋の仕方がわからない

逢見 萩
大学生,来る者拒まずの先輩
楓真波人
大学生,純粋な後輩,バイ

その他の収録作品

  • 番外編(描き下ろし)

あらすじ

モテるが自他共に認めるクズの逢見。告白されれば誰とでもつきあうが束縛しないのが条件。
現在の恋人・楓は何も求めてこないし、余計なことを言わないので都合がよかった。
でもセフレとキスしているのを見て態度すら変わらないのはおかしくないか!?
調子が狂いまくりの逢見はいつしか楓に独占欲を抱くようになってしまう。しかし逢見の気持ちは楓に伝わらず……?

ヤリチン恋愛初心者の胸キュンラブ

作品情報

作品名
恋の仕方がわからない
著者
まちお郁 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047365162
4.1

(504)

(224)

萌々

(179)

(60)

中立

(22)

趣味じゃない

(19)

レビュー数
68
得点
2038
評価数
504
平均
4.1 / 5
神率
44.4%

レビュー投稿数68

気付けばなぜか振り回されている攻めが面白いッ!

タイトル+表紙+帯が全てを物語ってますね~!
こういう攻めを見たい!!!に応えてくれます♪

イケメンで黙ってても寄ってくる女は多数。
"浮気しますよ"宣言しようが寄ってくる女は多数。
来る者拒まず去る者追わずのスタンスで本気を知らない。
恋すらも知らなかった男がジワジワ恋心を知って自覚していくお話でワックワク。

受けから先に告白したはずなのに、
なぜか攻めが片思いしてるみたいになる展開が最高ww
も~ッ!めーーちゃくちゃ楽しかったですヾ(*´∀`*)ノ

さて。

攻め:逢見は寄ってくる女は数知れずのモテ男。
告白してくる子には"浮気するけどいいの?"と条件をつけて付き合うようなヤツです。
(常に仏頂面で恋人らしいことも当然のようにしない…;)

受け:楓は逢見に片想いしている後輩。
条件内容も重々承知の上でチャンスがあるなら…と逢見に告白をします。

最初の逢見は"あっそ…(興味ナシ)"って感じかな?
男だろうが女だろうがやることは変わらないし、
自分がやりたいことだけをするだけだし、
楓もどうせすぐに幻滅して去って行くだろう…と。

最初から恋に期待をしてないんですよね。
付き合う~別れるのセオリーが逢見の中にあって、
付き合ったらアレする。こうしてくる。こういう反応をする。去って行く…みたいな。
恋愛を冷めた目で見ているようでした。
(もちろん逢見の不誠実さゆえの自業自得でもある)
(けど本気の恋未経験ゆえに分からないっていうね)

しかし楓はそのセオリーを一切踏まない!
「……え?おれら付き合っているよな…?」と疑問視するのが逢見なんですよねw
セオリーを外されて逆に自信が持てなくなってるみたいでニヤニヤしちゃいますヾ(*´∀`*)ノ

例えば、他の女とキスしてるところを楓に見られて
さすがにまずいかなーうぜぇなー…と思ってたら、
楓は笑顔でいつも通りに接してくる。
逢見の方が「は?なんで?」と混乱するんですね。

なんで楓は妬かない?
普通妬くよな…?怒るよな…?
俺は本当に好かれているのか…?

っていうグルグルのループに落ちる。
サッパリ理解が出来なくて頭の中は楓でいっぱい。
楓に好かれてる自信もなくなるっていうww

「…おまえ、俺のこと好きなんだよな?」

とかね!
面倒くさい男みたいな確認したときはめちゃくちゃ楽しくて萌えました!!!
今まで彼女にされて嫌だったことを無自覚でやってしまうんですよ~~~( ´艸`) ♪

そんでジワジワと自分がしてることを自覚して
俺は楓のことが好きなのか?と考えに至ったところで
『恋の仕方がわからない』となるんですね。

本命DTどころか恋愛DTで、
自覚するまでモダモダモヤモヤしてる過程がイイッ!!
(ツッコミ役の友人らが良い仕事してます(`・∀・´)b)

楓は…というと、本気で好きなんですよね。
だから条件を純粋に守っていて、最初から逢見に好かれてないと理解してる。
「一緒に入られてとても嬉しい!」
だだそれだけなのです。天然ボーイかわゆす。

逢見に好かれることはないを大前提に物事を考えるので、
逢見の困惑には全く気付いてません。
自覚なしに振り回す楓に いいぞもっとやれ!となるw
(逢見が狼狽えるのが楽しくて仕方ない( ´艸`) フフフ)

楓が逢見の気持ちを知ったときの反応が妙にリアルで良かったです(∩´///`∩)

そんなこんなで。
最初は [受け→→→→→→→→→攻め]だったのが、
気付けば[受け→→(←←←←←←)攻め]みたいなね。
あまりに楓が恋人感を出さないので逢見は焦れったくて気になって気になって
メーターバランス崩れるのがとっても面白かったです…!!!(∩´///`∩)

描き下ろしの恋人になった逢見の表情には
ギャップで萌え転がりましたヾ(⌒(ノシ >ω<)ノシ
そしてやっぱり楓は強いw

惜しむらくは本当の意味で"恋人"になった姿がもっとみたかったな~(;ω;)
描き下ろしのちょこっとだけじゃ足りん…。
(逢見は今までの自分の行いを心から反省してどうぞ)
(ザマァ展開並みの焦りに焦る逢見が少し見たかった←)
(ちなみに逢見が女と浮気セックスした事後の描写もあるので苦手な方はご注意です)

5

イケメンクズ男の初恋物語♡

『この先は二人きりで』に続いて読んだ まちお郁先生の作品です。

大学3年生 逢見 萩と大学2年生 楓 真波人のお話。

大学一のイケメンの逢見は、来るもの拒まず去る者追わず、束縛が大嫌いな自由人。
フリーの時に告白されれば誰とでも付き合うけれど、それには条件があって…逢見が「どこで」「誰と」「なにを」をしようと一切文句を言わないこと。
ある日、大学のカフェで彼女と別れた逢見の前に1人の男子学生が現れました。
「よかったら俺と…つきあってもらえませんか?!」

うぉぉぉ!!まちお郁先生の絵柄がパワーアップしている!!
ストーリー展開は王道なのですが、キャラの魅せ方がお上手なので物語に惹き込まれました。
何度読み返しても胸キュンが味わえるイケメンクズ男の初恋物語です♡

イケメンだけど自他共に認めるクズ 逢見。
恋愛なんてテキトーでいいと思っています。
ある日、彼女と別れたその場で真波人に交際を申し込まれ、条件を守るならと付き合うことに。
逢見の条件の通り、何も口を出さないし、何も求めて来ない真波人。
最初はそれで都合がいいと思っていたけれど、あまりに何もないのが気になり始めます。
とうとう他の女とキスしているところを目撃されてしまいますが…真波人はノーリアクション?!

イケメンだけどクズの逢見が本当にクズでした(笑)
そんな逢見が純粋な真波人に翻弄されているのが面白かったです。
初めから好かれると思っていない真波人だからこそ、それが強みになったんでしょうね。
今まで付き合った元カノと真波人の言動が全く異なるので、逢見は意味がわかりません。
思わず本人に確認してしまうほどに…。
「俺のこと好きなんだよな?」

逢見が真波人を意識するようになり、最後は恋心を自覚するまでの過程が良かったです。
自然に少しずつ…でも、逢見のイライラとモヤモヤがちゃんと伝わってきました。
自業自得だとわかっていても、なぜか逢見を応援してしまう(笑)
だって、逢見にとってこの気持ちは「初恋」なのです (〃艸〃)♡

このお話には、当て馬は登場しません。
…逢見を好きなあかりちゃんは当て馬にもなれなかったと思う。
なぜなら、逢見に意識されていなかったから。
脇キャラとしては、逢見の友人2人組、真波人の友人 坂口祐二くんが登場します。
残念だったのは、逢見の友人に名前を付けて欲しかった~。
美味しいポジションなので要チェックです。
個人的には、扉絵だけに登場した真波人の弟くんが気になる!

Hシーンは、コマ数も少ないのでエロさも薄いです。
でも、好きな人とセックスをする逢見のセリフに胸が熱くなりました。
「スゲー幸せ…」
心も身体も結ばれたセックス。
初恋の逢見には全部が初めてのことだらけ。
これからは、真波人をいっぱい愛してくださいね♡

描き下ろし『番外編』
本編のその後のお話。
構内を真波人と一緒に歩く逢見の顔は穏やかで幸せそう。
その姿を目撃した友人2人組は感激して…。

遅すぎた初恋にまるで小学生のような逢見が面白くも愛おしかったです。
天然で健気な真波人も可愛くてもっと深く知りたかったな。
この先のイチャイチャ♡ラブラブしている2人を見たいよ~。
まちお郁先生、担当編集者様、続編をお願いします!

きっとお気に入りの1冊になる胸キュンラブストーリー。
ぜひ多くの方に読んでいただきたいおすすめの作品です。

7

恋愛迷子のヤリチン攻め

あらすじにもある通り、攻めの逢見が束縛を嫌う浮気男。
「『どこで』『誰と』『何を』しようと一切口出し厳禁」
この約束を守れるなら……と、いう条件をのんで付き合ってもらえる事になったのが楓です。

これ、攻めの逢見がクソやん?と思ったのですが、楓と付き合い始めて、この逢見がめちゃめちゃ可愛くなっちゃうのが最高にキュンでした♡

いい加減な攻めに一途な受けが振り回されるありがちな展開?と思ったのですが、実は逆!
束縛・嫉妬はもちろんのこと、付き合っても挨拶程度で連絡も殆どなしの楓。

〝本当に俺のこと好きなの?〟
 
今まで自分が言われて嫌だった思想や感情が浮かび、思春期か?と言いたくなる感情に振り回されていく逢見の姿が可愛いんです!
芽生えた恋心を頑なに否定して、楓に嫉妬したり意地悪したり。
男の子が小学生の時にする様な事を一切してこなかった逢見が、大学生になってそれをやってる。
これが幼いけど可愛くて、イケメンだからこそ許される言動だよねー、なんて思ったり。

対する楓ですが、見た目も含めてふつーの大学生。
そして、何を考えているか分かりにくいw
逢見が女の子とキスしてようが動じないし、自己肯定感がちょっと低め。
逢見が本気で告白しても、「なんで⁇?」って(笑)
内心混乱していながらも、それを上回る逢見の動揺で相殺されちゃうところも面白い!

〝分からないから知りたい〟〝自然と目で追っちゃう〟というような、恋の始まりが描かれた作品で胸キュンしっぱなしでした。
逢見にとっては、たぶん初恋。
恋愛感情が分からない人って、一目惚れみたいに一気に燃え上がるよりも、じわじわ「好き」を感じていくタイプなのかもしれませんよね。

ちょいちょい出てくるウザい女子が気になっていたのですが、番外編でザマァに。
こういう女は苦手だからスッキリしました‼︎

エロも可愛くて萌え♡
「スゲー幸せ」って、逢見が言うんかい!
これに萌えずに何に萌えるか‼︎という感じで、セリフも表情もよかったです。


5

クズが一途になるのはいい!!

付き合う相手にルールを作ってそれでもいいならだれとでも付き合う顔しかいいところがない逢見が、彼女と別れてからすぐに告白してきた楓と付き合うことに。男と付き合うのは初めてだけどどうせ女と一緒で自分の自由な行動に呆れてすぐ別れると思っていたのに、連絡も挨拶程度で一緒にいる時間も少なく付き合っている?のかもわからないレベルで不思議に思っていると、ある日CDを借りに楓の家に行くことに。そこでキスしてみるとなんの抵抗もなく、赤くなった顔が新鮮だったようで。
その後、女とキスしているのを楓に目撃してされさすがに何か言ってくるだろうと思っていたのにいつも通りの反応でモヤモヤ、そして楓が女子と仲良くしている様子にモヤモヤ、俺のこと好きなんだよな?と確認してしまう逢見。もう楓の事好きだろ!と言いたくなりますが、本人もこの頃から、いやいやこの気持ちは好きとは違うだろとか変に否定的でなかなか好きと認めようとしないのですが、友達に相談し小学生か!!といわれていて笑ってしまいました笑
ほんとに小学生みたいで最初の印象はクズなのにどんどん幼くみえて面白くなってきました。
最終的に素直になり好きだと言っても楓に伝わっていなくて一生懸命好きだといっていて可愛かったです笑笑 人ってこんなに変わるんだなって本気の恋愛っていいですね!!!!
経験豊富なのに優しいえっちで恋人なりたて感がキュンキュンしました!
続編がでたらいいな、読みたいな、と思う終わり方でした!

5

彼氏力の低さったら!

前作、「この先は2人きりで」がめちゃカワ♡だったので。とても楽しみにしていました。シンプルに描かれているのに、表情豊かな、まちお先生のキャラクターが愛くるしくて大好きです。前作の竜介くんの、「彼氏力」の高さには本っ当ーに、惚れ惚れしたんです‼︎ ところが‼︎ 本作の、逢見先輩の、その「彼氏力」の低さったら無い!これは無い!後に友達に「小学生かっ!」とツッコまれていますけど、まさに!逢見先輩の無自覚なジレモダと、彼の初恋を、その成長を描く、ホワッホワでくすぐったさ全開の物語。きゃー。コレは、萌え萌えです。不貞腐れてる表情ですら、可愛い。

逢見先輩は、所謂クズイケメンで。来る者拒まず、去る者追わず。自分の身勝手な浮気には口を出すな、いつ誰と居たかとか問うな、などと条件を付けては女の子たちを辟易させていた。そんな折り、「俺、条件飲めます!」と、立候補して来た後輩の楓。楓の無邪気さに釣られて、つい。付き合う事になるのだが。最初の宣言通りに全く構って来ない楓に逢見先輩は、どんどんジレて来て…。っていう。
いやはや。楓ほどスッパリ割り切れるもんかね。とも思うんだけど、彼が特別に不思議ちゃんでもあるんだけど。楓にとっては、憧れの逢見先輩とお付き合い出来るのだからと。分をわきまえているつもり、なんですよね。天然の彼は、目の前のことをそのまま受け止める。ある意味それも「彼氏力」というのかもしれません。けれども楓の場合は、壊滅的に鈍い。この鈍さで校内一のイケメンを振り回し、落としたのだから、ある意味最強なんですよね。
楓の無邪気な可愛らしさに完敗なんです。ふふっ。
途中、逢見先輩にまとわりつくあかりちゃんとか。割り切った関係を好んで、セフレ関係の女の子とか。モテモテの逢見先輩の周りには女の子がいっぱい!で、ハラハラしちゃうんだけど。逢見先輩が、楓しか見えなくなって行くのも良き。初恋のチカラは偉大。
あーんなに自由でいたいと言っていたのに。「楓になら独占されてもいい。」なんて。
この後のイチャイチャを妄想して、うふふ。

エチはしてるけども。修正が要るほどでは無く。

9

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