特典

  • any given day ドアをノックするのは誰?番外編

any given day ドアをノックするのは誰?番外編

door wo knock surunowa dare

商品説明

一緒に過ごす、初めての頼久の誕生日。特別な何かをあげたいと思う甲田だったが…

作品情報

作品名
any given day ドアをノックするのは誰?番外編
著者
鳩村衣杏 
イラスト
佐々木久美子 
媒体
特典
発売日
3.3

(3)

(0)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
10
評価数
3
平均
3.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

墓参りは、新婚旅行の代わり?

頼久が、甲田の浮気を心配して甲田の出張先の京都に行った、その後日談。

甲田が、頼久の誕生日プレントは、何が善いか考える。
頼久に聞いても「貴方がそばにいてくれるだけで、欲しいものはない」と言うだけ。

思い付いたのは、母の事。
母の墓前で渡したいものが有るので、休暇を取り、頼久と共に行く。
そして、母の形見の真珠を墓前で頼久に渡して伝える
「毎日が、ハネムーンだ」
この甲田の言葉が、タイトルになったようです。


---
on any given day:
どの日も、来る日も来る日も=毎日

0

何も欲しがらない…理想?聖人?

「ドアをノックするのは誰?」番外編となります。

続編の「ドアをロックするのは君」の発売時、発売記念としてシャレード誌に掲載された番外編です。

「〜ノックする〜」の本編後、甲田と頼久は恋人になって甘々…という時間軸。
二人で一緒に過ごす初めての頼久の誕生日。
甲田は特別なプレゼントを贈りたいと思い、頼久に欲しいものはないか?と尋ねるが…
…という内容です。
頼久は、良妻賢母というか聖母というか…とにかく出来すぎる嫁!みたいな存在なんですよね。
「欲しいものなんて何もありません、あなたといるだけで…」みたいな事を本気で言う人なんですよ。
お前は一昔前の演歌か?日陰の身か?耐える女か?みたいな感じで。
で、パートナーの甲田も困ってしまう。
何もいらないとか言われちゃうから、感謝の気持ち・愛の心をどうモノとして表現していいのやら戸惑ってしまう。
結局、甲田家のお墓詣りに行って挨拶して…みたいな。
頼久があまりにも純で、清らかで、素晴らしくて。眩しいんですよね…
甲田はそんな頼久を素晴らしい伴侶だ、とより深く愛する…

私個人としてはね、
頼久は崇高すぎて。
真似できませーーん!こんないい人じゃありませーーん!
という感じで、ひとごとのように読みました。
頼久はほんとに誠実で…絵空事みたい。素晴らしい人格。非の打ち所がない。
エロ方面も。
感じやすくて、甲田の欲望をすべて受け止める。素晴らしい受け。
この一編は、読みやすく、愛情に溢れています。
リアリティという観点というよりは「フィクション」として読みました。

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