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コミック
2巻を読んで良かった!!
私は頭を使うのが苦手なので1巻はちんぷんかんぷんでしたが、2巻で事件の全貌が見えはじめてとても面白くなってきました!
本の逆開きにも慣れて1巻よりもスムーズに読めるようになったのも大きいです。
BLなのか? と疑問を呈するレビューもありましたが、私は昨今の「急にキスする」「とりあえずセックス」といった描写が苦手なので、BL的な要素だけではなく事件を通して2人の関係性や気持ちが変わっていく様子が描かれていてとても楽しめています。
(ちなみにいつもBL色の薄い作品ばかり読む私からすればめちゃくちゃBLだと思います)
そして、前述した「2人の関係性」というのが2巻でははっきりと現れはじめ、彼らが幸せになるのが簡単ではないことが分かってきました。
さまざまな問題を乗り越えてハッピーエンドになるのか? もしくはバッドエンドになってしまうのか?
それすらも今はまだ分かりませんが、とても今後が楽しみです。
『SANCTIFY霊魂侵蝕1』の続編です。
ロンドン警察庁刑事 ウィリアム・ギルバートとエクソシスト ランス・ハンターのお話。
前作では、「堕落者」に係わる事件を追いながら過去の惨劇を紐解くランスとギルバート。
この事件で初対面のはずが、ギルバートはランスを昔から知っているようで…。
今作は、その続きになります。
バチカンから派遣された神父さえも餌食になる凄まじい力を持った犯人によって、嘗て「堕落者」だったコリー家に続き、ディクソン家も惨殺されてしまいました。
約40年前の残酷な事件が発端だと考えたランスはギルバートと現場の孤児院に向かうのですが…。
発売を楽しみにしていた2巻♡
前作の伏線回収に頷きながらも新たな伏線が張られるので、最後までワクワクしながら読めました。
想像よりも複雑な展開で、何回か読み直しをしないと理解できない部分もありますが、そこがまた面白かったです。
超常現象サスペンスという独特な世界観は変わらず、前世を絡めながら現在とリンクしていくので読み応えもありました。
しかし、外国が舞台である上に宗教的な背景もあるので、どうしても日本人読者には馴染みが薄いテーマになってしまいます。
さらに、日本人の作家先生にはない個性的なコマ割りと間の取り方、コミックスが左開きなこともあり、好き嫌いは分かれるところでしょう。
それでも、深淵をのぞくようなストーリー構成と綺麗な絵柄に読まれた方は物語に惹き込まれると思いますよ。
Hシーンは、今作もギルバートの欲望から妄想したセックスなります(笑)
でも、1巻のレイプ行為とは異なり、オナ〇―しながらの妄想なので官能的でしたよ。
残念だったのは、コマ数が短かったことです。
あぁ、早く2人の愛で溢れた濃厚でエロいセックスを見たい…。
番外編『EXTRA-Omen』
ランスの幼少期のお話。
小さいランスがとても可愛いですが、すでにエクソシストとしての能力が備わっています。
非常に興味深い内容でもっと読みたかった!
死は全てを無に帰す。
Fox^^先生と生鐵落先生があとがきに「お話は遂にクライマックスを迎える」と記載されていますので、3巻で完結のようです。
この先、2人の関係性も含めてどんな展開になるのか心配で仕方ありません…。
過去と現在と未来は切り離せない。
ランスとギルバートに幸せは訪れるのでしょうか?
まるで映画を観ているような感覚を覚える超常現象サスペンスのBL。
今からでも遅くありませんので、少しでも気になっている方はご覧いただくことをおすすめします♡
『SANCTIFY霊魂侵蝕 1』が面白かったので2巻の発売を心待ちにしていました。1巻が刊行されたのは去年の9月。これだけの短いスパンで2巻が出ると思っていなかったのでちょっと嬉しい。
ということでレビューを。1巻含めてのネタバレがあります。ご注意ください。
1巻で凄惨な事件の捜査で出会った刑事のギルとエクソシストのランス。捜査の過程で、事件の被害者は過去の事件の「堕落者」と呼ばれた加害者だったことを突き止めた二人。「墜落者」がかつて犯した事件を追い、ともに連れ立って捜査に向かう二人だったが―。
という前作から引き継いだ展開から2巻はスタートします。
ランスは有能なエクソシスト。
「何か」がいる場所は敏感に察知し、そして「視る」こともできる。そのランスの力を使いつつ、事件の確執に迫っていく。
という展開なので、ちょびっと凄惨な、あるいはオカルトな描写が割と登場します。苦手な方は注意が必要かもです。
そして、2巻で、ランスの過去も見えてくる。この描き方が実に秀逸でして、ランスの抱えるものが、そしてランスの能力が、この過去の回想を通して見えてくるんですね。凄惨な場に立ち会うたびに、彼の精神が少しずつ削がれていく。けれどそれに負けることなく、自分のやるべきことを全うしようと奮闘するランスがとってもカッコいいです。
その一方で、ギル、ですよ。不可思議なのは。
彼の心の中にある「なにか」。これ、1巻から引き続き描かれていますが、んー、これってどういう意味かな。どうにでも取れる描写で、正解は次巻待ちってところか。
ストーリーはとっても面白いです。
ミステリーが大好きな私には非常に引き込まれる展開です。
が。うん。
これって、正直BLである必要ってあるかな?と思いました。ギルのランスへの想いがあるがゆえにBLというジャンルにはなっていますが、無理やりBLにした感も、否めない感じ。
で、これをBLにしたかったのであれば、ごめんね、これはもう完全に好みの問題ですが、もう少し麗しい絵を描かれる絵師さんが描いた方がよかったんじゃないかなー、と思いました。いやいや、生鐵落さんの絵柄がダメ、ということでは決してないのですが、凄惨な事件、エクソシストという仕事、彼らの抱えた闇。ストーリー自体がハードな内容なので、ここに絵柄の艶っぽさがないとBLとしての魅力に欠ける感じがするっていうのかな。
BLとサスペンスの融合、というよりはサスペンスに無理やりBLをぶち込んだ、っていう感じがするんですよね。1、2巻通して、二人の濡れ場というものがほぼないこともあって(どちらも「それ風」な描写はありますが)より一層そう感じるのかも。
ストーリー自体は面白いですし、絵柄も綺麗ではあります。が、この作品がBLかと問われると、答えは否な気がする。BLとしての萌えがあるかというとちょびっと悩みますが、ストーリーの面白さで、☆4つです。
一巻の発売が去年の9月だから、二巻は比較的早く発刊されたと思います。そしてあとがきに三巻の終盤の原稿を執筆中とあるので続きも早めに読めるでしょうか?
一巻のレビューではまだ評価が出来ないと萌にしていましたが、二巻は大分ギルとランスの因縁が判明したと思いました。
たまに人が変わったようになるギルの秘密も分かり、難解ながらグッと面白くなって来ました。
特にセントマリー孤児院でランスが見た過去の悲劇がとても興味深いものでした。
一巻での予想は当たってましたが、ギルの秘密を知れば知るほど先の展開が不穏に思えて、単純なハッピーエンドにはならないのだろうと思います。
ラブ度は微小ですが推理物やサスペンス物が好きな方には堪らない作品だと思います。
2巻もハードでした…!!!
エクソシストとして対峙するシーンは圧巻!
絵が綺麗で迫力があります。
ギルの執着も怖さと愛おしさが見え、1巻では分からなかった謎も少しづつ明かされ面白さ増し増し!!
お耽美好きにはワクワクする展開です。
孤児院の事件がしんどくてしんどすぎる分、ランス子ども時代の可愛さ引き立つ。これはこれでしどいけど読み込んでしまいます。
ハードな展開でラブ要素は少なめですが、ほのちょっとのラブがそこはかとなく良かったり…
次で完結?翻訳のせいか作画と原作の先生の言ってることが違って次で完結なのか完結に向かってるなのかハッキリしませんが
クライマックス要素がいっぱいらしいのですが、全然予測がつかないので楽しみです!!