電子限定描き下ろし付き
攻の穴が貫通済・・貫通済み・・・貫通s・・・
もこデス(/ω\)
や、お巡りさんいいですよね。
ヒーローにチンコしゃぶられるポリスってなんだよw
な今回でございます。
小さなころに助けてくれた相手にあこがれた
憧れはいつか執着に変わり、それが愛だと気が付いていく
という、設定だけみれば甘酸っぱいのだけれど
過激なストーカー行為だったり
過激な愛情表現だったり
くるくる変わる表情もかわいらしく
楽しい1冊でございました。
何気に、ポリス以外眼中にないんで、の「スン」が好き
幼い頃にいじめから助けてくれた荒巻に憧れている龍蔵寺。純粋でキラキラした眼差しと元気いっぱいなところに目がいって思わずほっこりしてしまうけれど、荒巻へのストーキングはアウトなレベルなのでした。
荒巻はタイトル通りに色々と諦めてしまっている部分があるので、熱いタイプのお巡りさんではないけれど、でももうちょっと抵抗するなり強めに圧をかけるなり出来たのでは…?と思ったりもしました。
でも実は龍蔵寺みたいな人に、もう一度やる気を呼び起こしてもらいたかったのかな?
憧れの人の死に触れて荒巻の心も暗く沈んでしまっていたけれど、龍蔵寺との日々でそこから少しずつ前に進めたらいいなと思いました。
龍蔵寺の言動には驚かされるところも多かったけれど、結果的には想像以上にラブラブになっていたので良かったです。
ko先生のテンポの良いお話し運びや軽快なセリフのやりとりが好きで、今回も表紙やタイトル、あらすじから気だるい無気力なお巡りさんがストーカー気質でエッチなご当地ヒーローに振り回されちゃうポップなお話しなのかな、と読み始めたのですが…。
攻めの荒巻も受けの龍蔵寺もそれぞれ憧れが転じて胸に抱えてしまっているものがあって、そうなった原因となる仄暗い重めなエピが織り込まれてくるのですが、特に荒巻の警察学校時代の件にびっくりさせられて、思いもよらない展開にやや戸惑いました。
所々先生らしいコミカルテイストが入ってくるので激重ではないんですけど、あらすじの♡を多用しているテンションからはちょっと想像がつかなかった…。
もしかしたら龍蔵寺の父親が荒巻の恩人の事に関わっていて…、とかさらに黒い感じを加えてくるのかな…、なんて思ったりもしたのですが特にそういった事も無く、峯も何かありそうな感じを醸しながら特に何も無く。
個人的にはもうこれ以上のヘビー要素は耐えられなかったのでむしろ何も無くてほっとしたんですけど。
淡々と諦めたように生きていた荒巻が純真暴走ストーカーの龍蔵寺に救われるエンドで、龍蔵寺のブレない一途な想いも報われて良かったです。
でも龍蔵寺の行動の数々はほんとに紙一重というかアウトギリギリというか…お巡りさん相手にあそこまで攻めて行けるのはさすがだな、と思いました(笑)