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これは…孔雀のように豪華絢爛なデキる男な攻様が、
典型的なクール美人さんを、キザと色気を駆使して口説くという…
ちょっとバブル期のテレビドラマのようなお話です。
なにはともあれゴージャスなお話です、バブル期さながらに!
いかにも高級そうなスーツに身を包み、昼間は颯爽と働く超が付くほどデキる男達が、
夜は(これまた)小奇麗な隠れ家的バーで、酒をかたむけながら、恋の駆け引きをする…。
なんかもう…BLというよりは、
高所得層ターゲットの男性ファッション雑誌をめくる気分です(笑)
でもね、でもでも…そこんじょそこらの男性誌じゃ~かないませんよ、この色気と洒落っ気。
ちょい悪オヤジのための「レオン」も、大人エリート御用達「メンズクラブ」も、
逆立ちしたって表現できない級の、攻様のこの色気は、いろんな意味で突き抜けてます。
その秘訣(?)は、やっぱり…男好きなところを隠しもしないところです。
この攻様、最初から最後まで誰はばかることなく堂々と、好きな男の前でフェロモン全開!
当然…同性を好きになったことへの迷いも葛藤も、潔いくらいにゼロ。
(↑おそらく…根っからのゲイだとは思うけれど~)
悩むことゼロで口説くわ、口説くわ、キメまくるお人です。
そう…口説く以上はキメなきゃウソとばかりに、ありとあらゆるシーンがキザ(驚)
ほぼ全シーンが気障なキメまくり…とここまで突き抜けたキザは、かえって潔いかも☆
アナタ、本当に日本人? で…ここは本当に日本なの? …と疑いたくなるレベル。
(↑実はこの攻様、日米ハーフの実業家という設定だから、そのまんまなのだけど。)
クールビューティー受様でさえ、かすんでしまうほどの存在感!
だからやっぱり、このお話はBL王道攻の核心を突いているんです。
基本…男好きじゃないと、攻の色気は成り立たないんですよねぇ(しみじみ…)
さて…お楽しみのアノ場面は、蓮川絵らしく控え目。
でもね…アノ場面よりも、よほど色っぽいのがスーツ姿…なのも、蓮川絵のお約束☆
蓮川さん、挿絵でいいな~と思っていました。
コミックはこの作品が初読みになります♪
JIRIグループ代表取締役、奥村喬とインテリアデザイナー山代啓のお話。
このふたり、超好みです♪
見た目よりもずっと不器用な奥村と天より高いプライドの固まり山代のツンデレっぷりがたまりません(笑)
作品としては「あなたの隣に座らせて」の方が先だったようですが、山代の友人、鷹宮と
奥村の甥で秘書の式。
脇役も良い味出していると思います。
とにかく蓮川先生の絵が好きですね!
なにしてる姿もかっっこいいな!おい!ってなっちゃいます。
プライドの高い山代さん(受け)が
余裕な笑みを浮かべるキザ男奥村さん(攻め)に
主導権は渡すか!って、手玉に取ってるつもりが
いつの間にか自分が相手にハマっちゃってて、、
ザックリいうとこんな感じかと…
この作品、前作「あなたの隣に座らせて」で脇役として登場した
山代さんがメインになったお話なのですが、
もうメインカップルを乗っ取っちゃてるんじゃないかと
思うぐらい面白いです(^^)
蓮川先生の絵は小説の挿絵でよく目にしますが、
動いてる彼らは、うっとりものです!
蓮川愛は挿絵だけの人じゃない!!と主張します☆
もっと漫画も描いてほしいです☆
キザって、気に障るって意味なのか~!?と変な納得しちゃいました…
久々の再読。
や〜っぱり「王道ってスゴい!」と実感しました。これぞ「王道」の持つ凄み。
もうベタでベタで、でもそこが何とも言えずイイ!
攻めはいわゆるスパダリ。ちょっと前の言葉で言うと正に「スーパー攻め様」の奥村。
受けはクールビューティ、その実態はツンデレで素直になれない山代啓。
奥村は大人の余裕ーー年齢でも社会的地位でも、啓に対しての仕事上の上下関係でも金銭的にもーー明確に上位にあって、はっきり上から目線で啓にアプローチしてきます。
そのアプローチがまたキザでキザで。あんたはイタリア男か⁈と言いたくなるくらい。
そんな言葉をかけられ続けてグラつきつつ、自分のプライドとか素直になれない不器用さで意地を張ってばっかりの啓。
本作にはもう1編、収録作があります。
「虹の傍ら、君の隣り」
間違いメールが元で高校生と知り合った、孤立したエリートリーマン。
家庭に悩みのあったその子に自分の寂しかった子供時代を重ね合わせて…2人がこれから恋人になっていきますよ、という短編。
「Early Summer」
奥村x啓のデート、in初夏。サングラスを巡ってのキザな言葉遊びと、どうしても張り合おうとする啓。オトナの奥村には勝てっこないって。
蓮川さんの絵柄ですから、それはもうイケメンパレードです。眼福。