俺を嫌いになったか・・・?

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表題作異端の血族

ノア・セント・ジョーンズ,ローエン士官学校3年生,名門ジョーンズ家子息
マホロ・ボールドウィン,18歳,ローエン士官学校の1年生

あらすじ

闇魔法の一族が暮らす村を訪ねたマホロたち一行は、そこで思いがけず光魔法の血族の幼い少女司祭と再会し、レオンがギフトを授かることに・・そして、その代償は、女王陛下の死だった。
一度は村を離れたマホロたちだが、村に囚われの身となったレオンを救うため、再び村に戻ることに。
そこでマホロはノアの信じられない変化を目にする。
これまで他人を拒絶していたノアが、寛容に楽しそうに過ごし、同族の少女が馴れ馴れしく身体を触れてくることを許している。
違和感が強くなり苛立つマホロは、初めてノアと喧嘩をしてしまい!?
光魔法と闇魔法の血族の謎、ノアの出生の秘密、次々と衝撃の事実が明らかに!!

作品情報

作品名
異端の血族
著者
夜光花 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
烈火の血族
発売日
電子発売日
ISBN
9784813013280
4.8

(100)

(88)

萌々

(10)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
483
評価数
100
平均
4.8 / 5
神率
88%

レビュー投稿数8

No Title

久しぶりに「先を読むのがつらいのに、読まずにはいられない」状況に落ちいってます。
一冊の中にめちゃくちゃ波がある!!
甘〜いところとせつなすぎるところと。
最後は大団円!という友人の言葉を糧に頑張って読んでいます!!

以下私的見どころ
・ノア先輩…っ、あのぅ、今はやめていただきたく
・ リュックの中の潤滑油
・俺がこいつのものなんだ
・レオン 楽な道を選ぶなよ
・ギフトとは、魔法が使えないこの土地ならではの、加護みたいなものなのだろうか
・クリムゾン島で魔法が使えないのは、光の精霊王と闇の精霊が、再び争いのもとになるのを防ぐためにとった措置
・神殿でのみ使えるのはいずれ天空に戻る際に必要だから
・使用人やペットでいい、と言っていたマハロが自我を持ち始め、ノアに意見をするように
・ついに白ハムスターから猫に昇格!
・アルフレッドは王族だが精霊を見る目を持っている?
・セオドアの妻が、子どもを実子として育ててもいいなら受け入れると懇願

0

闇落ちしていいんじゃね?

シリーズ4作目。ノアとマホロの関係は良い様子なのですが、お話がどう落ち着くのかまだまだ分かんない!と思ったお話、本編310P弱+あとがき。魔法ものがお好きな方でしたら是非1作目から。レビューのタイトルはあとがきにある先生のお言葉。次巻以降にまさかのノア闇落ちあるのか?

レオンのギフトの代償として女王が命を落とし、アルフレッド王子が次の国王になると決まり、ノアとマホロはクリムゾン島の立ち入り禁止地区で闇魔法の一族や光魔法の一族と接触し・・などと続きます。

この巻でご活躍になった方々は
レオン(頑張れ!)、アルフレッド(この人よく分からない!!!!どう転ぶのか?!)、シリル(四賢者の一人、この人も良く分から―ん!)、光の精霊王、オボロ(光魔法の一族の司祭)、セオドア(ノアの父)、ニコル(ノアの兄♡)かな。最後にジークフリートとレスター等がちらっとご登場されてます!登場人物多くなってきて、何かと大変。

++この巻で面白かったところ

とにかくアルフレット!怪しい!怪しすぎる!この人何者?!何考えてるの!?と個人的には気になって気になってしようがなかったです。この巻で国王となるのですが、国王らしく確実に国を治めようという考えより、なにかを企んでいるとしか思えなかったでした。次巻も気になるなあ、この人。

ノアとマホロは紆余曲折ぐるぐるありますが、ノアはやっぱりマホロ一筋。この巻ではマホロの方からノアを喜ばせようと頑張るところがあったり、ノアがマホロのマシュマロお尻大好き♡という様子を見せるところがあったりして、ニマニマする箇所もあるのですが、とにかく話の行方が気になってしようがない一冊でした。次はいつ出るのか?!年末だと嬉しいなあああ。

2

明かされていく真実

今回は、マホロとノアの関係が一歩進展したような、むしろ溝が深まったような、そんな何とも言えないもどかしさを感じた巻でした。
闇魔法と光魔法の血族…この対極な血の間にはどうしても分かり合えない溝があり、お互い想い合ってるからこそ血という抗えない事実に行き詰まっていて読んでいて切なかったです。

あらすじを読んで、ノアのマホロへの気持ちに変化があったのかと不安になりましたが、全然そんなことはなく、むしろマホロへの執着ぶりが遺憾なく発揮されていて萌と同時にほっとしました。笑
すれ違ったり衝突したりな二人だけど、マホロがノアに対して対等に想い、向き合う姿勢が見れたので、ゆっくりだけど少しずつ同じ温度になってきたのかなと嬉しくなりました。

今回絡みも3回あり満足!
マホロの態度や気持ちのすれ違いにイライラしつつもやることはやるノア様グッジョブ。笑
グズグズになるマホロも可愛いし、そんなマホロをもっと苛めるノアのSっぷりも萌える!

アルフレッドは相変わらず謎めいていて目的が分からないので怖いけど、味方だとしたら頼もしいのでそうであってほしい。。
レオンとの関係性も今回気になりました。
何か匂うぞと…

ジークフリートの出番は少なかったですが、今回もしっかり爪痕を残していきました。
只では立ち上がらない男…!

ノアの出自やマホロに託された使命など、徐々に明かされていく真実に震えつつも、解決しなければいけない問題が山積みなので、次巻もどう展開するのか楽しみです!
終わりに近付いているのかと思うと早くもロスになりそう…

奈良先生のイラスト、本当に眼福すぎてうっとりします。
見る度に洗練されていくような…表紙も見開きも圧巻!の一言です。

あとお願いだから電子版も紙と同時発売して頂きたい…

14

光の一族の外観を天使と似た設定にした意図

そろそろ結末になりそう
honto特典 書き下ろしSSペーパーB
紙版が6月に出て、やっと今日電子版が公開されて、読めた。嬉しい。
待つ間に「式神見習いの小鬼」を読みました。

紙本の帯文は下記。
【「俺が嫌いになったか・・・?」 
  ノアに番候補が?。
  闇族に惹かれるノアに マホロは・・  
  執着攻xけなげ受 】

著者ブログによると、、血族シリーズ四冊目のこの巻の肝は・・
 今回はノアの出生と ぼろぼろレオンの話
 島の秘密がメイン
 一冊目から登場のノアとレオンとオスカーが主軸。 特にレオンとオスカーの今後に焦点。
 見開きイラストがすごい → (確かに凄かった、壮麗)
 そろそろ終わりを考えている https://bit.ly/3yGouDd

・・という前情報を得て、電子版公開を待ち構えていました。
予告通りの内容で、特筆することは特に無いです・・というか、書いちゃ面白くなくなるでしょう。
今まで仕込まれた伏線が一気に回収されていく展開で、後半から謎解きが始まります。
マホロが今号も健気で可愛らしくて魅力的。
島で、光の妖精王がマホロに望む内容が惨い。光の一族の外観を天使と似た設定にした意図が分かる。
ノアとジークの微妙な違いも分かった。

そろそろ一旦終わりを著者が考えているなら、次巻あたりが〆でしょうか。
終わりに向かう伏線の拾い上げの序章。結末にハピエンは望めそうもないと分かると辛い。
楽しい夢の世界はいつまでも続いて欲しいと思ってしまいます。

8

徹夜です

ページを捲る手が止まらずに徹夜してしまいました。www

帯とカバー裏表紙のあらすじを見て、まさかとドキドキしながら読みました。
ノアを信じてて良かったです。

このシリーズの素晴らしいところは、前巻のレビューにも書きましたが読んでいるうちに頭の中に世界観が蘇って来る点です。今回もスッ蘇りました。

それにしても次々と謎が明らかになると同時に、闇魔法の血族の恐ろしさやマホロが期待される役割の過酷さに驚きました。そしてノアの出生の秘密…。

新たな登場人物達も不穏で、ますます目が離せなくなって来ました。早くも続編が読みたくてしょうがありません。
出来るならばノアとマホロに明るい未来をお願いしたいです。

それにしても夜光花先生は多彩でどれも素晴らしい作品を数多く産み出してますね。作家買いする数少ない作家様の一人です。

私がこのレビューを書いている時点で神評価しかないのが凄いです。

6

この作品が収納されている本棚

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