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表題作ハッピー・オブ・ジ・エンド

ケイト
柏木千紘
23歳

その他の収録作品

  • favorite of(描き下ろし)
  • キャラクター設定(カバー下)

あらすじ

「おめでとう、生きてる」
昼下がりのゴミ捨て場、見覚えのある男の声で目が覚めた。

空腹で金もない千紘は新しい"家"探しに訪れた行きつけのバーで
ド好みの男・ケイトに目を奪われ声をかけると好感触。
まさかのホテルに誘われ、いい雰囲気になったところで
突然電マでボコボコに殴られたのが1日前――。

全てを思い出すも、仲間を呼ぶケイトの様子を見て
今度こそ殺されるかもしれないと思いつつ回収された先はアパートの一室。
ケイトの目的はとある探し物で、自分が用無しだとわかると
あっさり「消えて」と言い放たれるが帰る"家"もない千紘で…。


謎めいたどイケ傷害男×人生底辺ヒモカス男
クソみたいな人生、愛に飢えたふたりの歪な協和音

作品情報

作品名
ハッピー・オブ・ジ・エンド
著者
おげれつたなか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
ハッピー・オブ・ジ・エンド
発売日
電子発売日
ISBN
9784801973404
4.5

(687)

(505)

萌々

(93)

(55)

中立

(16)

趣味じゃない

(18)

レビュー数
83
得点
3078
評価数
687
平均
4.5 / 5
神率
73.5%

レビュー投稿数83

愛と憎しみがせめぎあっている感じがたまらないです

ゴミ捨て場から始まる恋愛。
3巻まで読んだ者ですが、1巻の終わりがたまらなく好きです。

↓癖に刺さった部分
・おげたな先生の美麗な攻め
 ・(服装含めド性癖)
 ・(ハイライトの有無で感情の機微がわかるの作画神)
・床の上での攻め受けははっきりしてるものの、日中の関係性は男友達に近い
・2人が違う形で人生に絶望している
・攻めは絶望しているからこそ、人生に希望や期待を抱くのが苦痛だと感じている
・2人を割と容赦なく奈落の底へ突き落とすような描写が過去含め頻繁に入ってくる
・受けは受けで人生に絶望しているのに、攻めに対する愛や恋の情を素直に表している

1週間に1回読み直しております。ありがとうおげたな先生。

0

痛みと美しさのある作品

おげれつたなか先生の『ハピエン』を読んで、心から感動しました。この作品は、浩然と千紘が痛みを抱えながらも互いに支え合い、最終的に幸せを見つける物語です。彼らの関係はとても繊細で、痛みと美しさが交錯し、読むたびに胸が締め付けられます。特に、二人が最終的にお互いの手をしっかりと握り、幸せをつかむシーンには涙が止まりませんでした。

作画も素晴らしく、千紘の髪の毛が風に揺れるシーンや、涙を描いた細かい線がとても印象的でした。人物たちの表情や感情の変化も細かく描かれており、まるで彼らの世界に引き込まれているかのようでした。

また、親子関係や愛情の描写も心に残り、浩然がどれほど孤独で辛い思いをしてきたのかを考えると胸が痛みます。それでも二人は出会い、幸せを手に入れたことが本当に良かったです。

この作品は、愛と痛み、癒しの力を強く感じさせてくれました。

1

クズの話とだけ聞いていたが、全然それだけじゃない!!!!

神作品と名高いハッピー・オブ・ジ・エンドをとうとう購入しました。
あらすじを読んだ時は「へー、そーゆー感じか」位でした。
読んだ後は「……なっんだこれは!!!?」
腹をグーパンされたのかと思うくらいの衝撃を受けました。刺さりまくってます。
まだ1巻しか読んでないのにこのボリューム……
おなかいっぱい、もっとくれ!!!!

ハオレンの目に光がないのに、所々で光が宿る。
千紘に心を動かされているんですね。
千紘もハオレンも辛すぎる過去。
幸せを知らない2人が幸せになるのを心から願ってしまう。

個人的には千紘が受けなのめっちゃ驚きました。
いや、最高です。
めちゃくちゃ可愛いです。
あと加治さんめっちゃいい人で有難い。
いてくれて良かった。

内容もエロも大満足です。

1

加治さん

1冊での充実具合がすごいな!これが3巻完結であと2冊もあるとは。
おげれつ先生お得意の頭弱めの受けで、今回は更にアングラな空気強めです。1話早々で子どもの食べ物を盗む商業BL漫画は見たことがない。倫理観なぞあったもんじゃない。
加治さんがややまともな気がしてたけど、最後ホッとすると共に、あぁこの人もやっぱヤバい人だったなと急速な距離感。そんな友情見せられると、未成年風俗紹介したの思い出しちゃうよ。まぁその後のマヤなる人のSM風俗のヤバさが比じゃない感じだから、加治さんはまだ、まだ辛うじて…闇深くない仕事も紹介してくれるようだし。(とか考えてたら2巻早々にオイ加治さんよって事実が明らかに)

加治さんについて厚めに書いてしまった。ケイトの目からハイライト無くなると怖い。描き下ろしの「フフッ」の、電マで殴打してたヤカラとは同一人物とは思えない可愛さよ…

1

ラストの笑顔に全て持ってかれた

やばい。さすがおげれつたなか先生としか言いようが無いお話でした。読み終わったすぐなので語彙力がどっか行ってますが感想を述べたいと思います。今までの人生で不幸なことが沢山起こった2人が"幸せ"を知り、その幸せの脆さを感じる。といった内容になってます。登場人物にまともなやつはいません。全員クズです。でもそのお陰で人間の少し汚い部分なども描写されている為共感や没入感を味わえるかと思います。少しずつ2人の距離が近づいたり遠のいたり、そういった描写もとてもエモく、刺さりました。メリバかと思いきや終わりよければすべてよし。ハピエンです。ラスト2人が幸せならそれはハピエンです。3巻しかないのに満足感が凄いです。ぜひ読んで欲しいと思います。

1

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