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表題作青空の卵

あらすじ

僕、坂木司には一風変わった友人がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちから心を閉ざしがちな彼を外の世界に連れ出そうと、僕は日夜頑張っている。料理が趣味の鳥井の食卓で、僕は身近に起こった様々な謎を問いかける。鋭い観察眼を持つ鳥井は、どんな真実を描き出すのか。

作品情報

作品名
青空の卵
著者
坂木司 
媒体
小説
出版社
東京創元社
レーベル
創元推理文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784488012892
4.2

(4)

(2)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
17
評価数
4
平均
4.2 / 5
神率
50%

レビュー投稿数1

とてもとてもBLっぽいお話

ちるちるの一般の匂い系小説…のような記事で紹介されていたので購入。すっごく良かった!一見、引きこもり気味の鳥井を気遣い毎日家に足を運ぶ坂木が一方的に世話を焼いてあげてるのかと思いきや…立派な共依存関係のお2人。私がBLでも大好きなパターンです。坂木は語り手であり作者のペンネームと同姓同名。火村・アリスシリーズなどと同じスタイルです。

日常のささいな事件を解決していく2人。鳥井がホームズ、坂木がワトソン役です。事件といっても刑事ではないし殺人事件などがある訳でもないですがそちらの方もなかなか面白いです。事件を解決する毎に友人が増えていきますが、主役2人だけでなく、彼らもまた匂わせ系です。やたらと男同士のペアとかパートナーが多い。警察官の先輩後輩や歌舞伎役者と視覚障害者の青年の2人組。

もしこれがガチBL小説なら、スピンオフとかで新カップルになりそうだなあと思ってしまいました。ともあれ3巻完結で次巻以降も購入済みなので先の展開をドキドキしながら読みたいと思います。

3

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