懐に入るのが上手い脱力系後輩くん×硬派なヤンキー先輩の睨み愛

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表題作睨めば恋 (3)

志摩
高校2年生普通科,元生徒会役員
梶本竜之介
高校3年生スポーツ科

その他の収録作品

  • 子供と大人(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

順調にお付き合いを続けている志摩と竜之介。照れると睨んでしまう竜さんの癖は健在だが、バイトして、デートして、イチャイチャして、充実の高校生活を満喫中!
でも、大工見習としてバイトを始めた竜さんが一足先に大人になってしまうようで志摩は少し複雑…一方、竜さんは相変わらずケンカを売られる毎日で…?

作品情報

作品名
睨めば恋 (3)
著者
ゆくえ萌葱 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
睨めば恋
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414623
4.3

(48)

(24)

萌々

(19)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
211
評価数
48
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数4

ヤンキーからの脱皮(;///;)

約7年ぶりの続刊…!!ずっと待ってた嬉しい(;///;)

途中スピンオフなどで少し供給はあったけれど、
やっぱりメインで丸っと1冊のストーリーは感無量。
竜さんがめちゃくちゃかっこよくて可愛かったです!!!!!!!(感涙)

今回はヤンキーが大人になる過程にグッときます。
子供と大人の狭間が描かれていて、
竜さんだけじゃなく志摩の芯が太くなるのもイイ。

高校時代なんてとうの昔に過ぎ去った者としては、
子供でも大人でもない年頃の煌めきに尊さを感じて……(;///;)ウウウ 堪らん。
"好きな人を安心させるかっこいい大人になろう"っていう強さがめっちゃイイ。

3巻は思春期の機微に触れて
『成長』と『人間としての深み』が出てきた気がします。
うん。これは7年待った甲斐ががあった!!!!


さてさて。
作中は夏休みから始まります。

竜さんが大工見習いのお仕事を始めた為、
志摩はコンビニバイトに励んでいて中々会えません。
(と言いつつ、竜さんは志摩がいるコンビニをわざわざ利用しててとっても可愛い♡)

久々のデートは夏祭り!
寅兄ちゃんに協力してもらって浴衣デートです♡♡
(竜さんは浴衣がドチャクソに似合う。貫禄…!!)
(浴衣エッチ、描写はゆるいのに色気がすごかった////)

仲良くしてる夏休みが過ぎ、
2学期突入して体育祭で盛り上がりーーー、
と、本人らは楽しく時間が過ぎるんですが周囲が騒がしくなる。

キッカケは竜さんが体育祭でしたコスプレでした。
哲也×寅がやっていた伝説の走り屋チームのジャケットを着るんですね。
たまたまそれを目にした大人が「お、懐かしいな~」とSNSにアップ。

これね、大人と子供では捉え方の違いが顕著なんです。
大人にすれば自分たちの青春時代を思い出し"懐かしい"
子供にすれば伝説のチームを神聖視していて"穢された"
噂が噂を呼んで話がどんどん大きくなっていくっていう…(;ω;)

絡まれることが増えて喧嘩が増える竜さん。
心配で心配でもどかしくしている志摩。

絡まれるから相手にしてるだけ、
勝ってるんだから別に問題無いだろ、じゃあないんです。
それじゃいつまでたっても終わらない。変わらない。

その壁を志摩と竜さんが一緒に乗り越えていくのが胸熱でした…!!!!

もうね。子供から脱皮するって感じでね。
志摩は目に力強さが灯るようになってね。
(初期はあんなにふにゃふにゃしてたのに!)
成長過程に情緒がゆるみっぱなしで…ウウウ(;////;)泣

志摩が胆力をつけながら力強く成長するのに対し、
竜さんは志摩や周囲へ"頼る"ことを覚えるんですね。

今まで頼られることが当たり前で
なんでも自分1人で片付けてきた竜さん。
なまじなんでも出来て飄々とこなしちゃう不器用さ。

それが竜さんのかっこよさなんだけどさぁ!!
でもそれじゃダメなんだよーーーーー!!!!
っていうのが描かれていて、あああ、良き…良き…。
(「良かった」としか表現出来ない自分の語彙力が憎い)

もちろん竜さんの"睨み"の可愛さも健在。

個人的一押しは
『エッチの最中にずっと志摩を睨み続ける竜さん』
です!!!!!!(∩´///`∩)(∩´///`∩)
気持ち良くなりながら志摩から目を離さないんですよ。
可愛くて可愛くてめっっちゃ萌えました////

ゆくえさんの硬派な"漢"は泥臭さがあって最高なので是非…!!!

7

ぅあ゛ぁぁ…これはシンドイ!!

竜と志摩の3巻目は丸々一冊この二人のお話でした。
二人ともバイトに精を出す様子が描かれ、ほのぼのした雰囲気で始まります。学生モノの定番・体育祭のコスプレでほんのり萌えたところから、徐々に不穏な展開へ。メインになるのは竜がケンカを止められるのか…?ってストーリーです。
これがもう本当にしんどかった!竜は族や団に入ってるわけじゃないから、抜けて終わりってわけじゃないんですよね。しかもこのタイミングで変な噂が流れて凹りにくる輩が大量発生しています。ただただ防御に明け暮れ、ボロボロになりながらも強い精神力を見せてくる竜がカッコ良かったです。
でもやっぱり見ているだけしかできないのはシンドイ!!志摩のしんどさ半端なかっただろうなあとシンクロして辛かったです。しかも竜は志摩の一言をきっかけに変わろうと決意して凹られまくってるので。胸から腹にかけての痣が絵的に衝撃的でした。
一応の決着はいいところを親方が持って行ってしまいましたが、これで良い方向に進むと良いなあと思います。好きな人のために変わろうと必死な竜に泣かされました。
希望が見える終わりで描き下ろしもとても爽やかで、これにて完結と言われても満足できる作品でした。

2

ケジメのつけ方がかっこいい

1巻から一気読みしてきまして。あとがきに書かれていたように、絵が、顔が変わりましたね。
特に志摩とヘタレ…と私は思いました。

ま、7年ぶりともなると無理はないですよね。
そういう変遷が見られるのも長編の好きなところです。

相変わらずお互いが大好きな2人(好き)。

シリーズものにありがちな新キャラや当て馬登場する展開がないのも好みです。

そして、ケンカ三昧だった竜之介がけじめをつける。
男だわ〜。

不良モノって、高校卒業後も真剣にお付き合いをするとなると、どこかで更生するの?と気になるんですが、きっちり決めてくれましたね。
ゆくえ先生かっこいい〜!!

志摩がごちゃごちゃ言わず、待っていたのもいい。

竜之介が少しずつやわらかい表情をするようになったところも見られたし。

あと、運動会の借り物競争の「好きな人」で志摩が竜之介のとこに来たと勘違いして
「…ビビった」
「喧嘩の時でさえビビった事ねーのに…」
「志摩に嫌われんのは怖ぇな…」
のとこが、竜之介がどれだけ志摩を好きかわかって上手いなぁ好きだわぁと思いました(偉そうにすみません)。

オチでまたタイトル回収されていたのがまた、おお!ここでこうきたか〜とテンション上がりました。

この後「偲べば恋」「白刃と黒牡丹」も読みます。楽しみです。

1

照れ屋で不器用な竜さんが可愛い

久しぶりに続編出ましたね。
ヤンキーな竜さんが今回もかっこ可愛かった。
照れ屋で不器用だけど、優しいし志摩のことを好きなところがきゅんとするわ。志摩のために成長しようとする姿、カッコよかったです。
今回はストパーかけた姿を見ることが出来たけど、イケメンですね。モデルみたい。ライダーもよく似合う。
私は「偲べば恋」も大好きなので、兄たちも出てるのが嬉しかった。そして兄たちのバイクの話も出てきて嬉しい。スピンオフだから同じ世界だってわかってるけど、めちゃくちゃ嬉しくなりますよね。
志摩さん、今までより顔が可愛くなってませんか?おメメがくりくりしていて、ぱっと見受け顔のところが良いです。
竜さんに頼られる男になりつつあるね。
卒業後、2人はどうなるのか。楽しみです。

1

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