kurinn
息子のヒューズにさえ腹黒侯爵と言わしめた、ガルシア侯爵の変貌が書かれていてホッコリしました。
彼が何だかんだと言ってヒューズの動向を注視していた事が分かります。
そしてサイモン子爵家の奏を早くからオメガと予想していたらしく、そこにはやはり腹黒さもあるのですが今時のオメガの将来についてもちゃんと理解があった事も伺えました。単に素直じゃ無いだけと思えてしまいました。
ヒューズと奏の間にオリバーが産まれると、かなりのジジ馬鹿に変貌してました。それは表情筋の乏しい家礼のビルナードもそうでした。
ヒューズが奏とオリバーを連れて、オックスフォードからロンドンに越して来るのを今か今かと待ち望んでいるのも微笑ましかったです。
自分でも孫の前ではデレデレのおじいちゃんだと認めているのに爆笑しました。
例えヒューズに疎ましがられても、引っ越しまで待たずに妻とオリバーに会いにオックスフォードまで出掛けるほど孫命になってました。www
そしてその日にオリバーが初めての寝返りをしたので、その日からオックスフォードまで毎日往復する日々が始まったそうです。ヒューズの苦々しい顔が思い浮かぶようです。
本編最後にあった「家を借りよう〜アシュレイ&由葵編〜」ではオリバーが寝返りをうったと奏が報告してたので、時系列的にはそのちょっと前のお話だと思います。