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コミック
ゲームの方は全く知りませんが、作画が奥嶋先生なので購入。
設定、ストーリーが、面白かった!
けど、電子書籍で165ページで短い。面白いのに、勿体ない!
後半に、奥嶋先生のコメントで
「また、どこかでいつかモンローとフェイが描ければ嬉しいなぁ・・・」と、記載あり。
編集者の方、企画の方、是非〜お願いします!
シリーズ化希望します。
自殺・暴力・腐敗した世界で、若者達の逞しく生きる姿と友情。
設定が良いだけに、もっと深堀の所が読みたくなった。
主人公の2人を含め、脇役の仲間達が魅力的。
いつか、続編が出ることを期待して待ってます。
奥嶋先生が描かれているということで興味を惹かれて手に取りました。
「スロウ・ダメージ」というゲームを軸にしたコミカライズ版。メインとなるストーリーを描いたコミカライズもあるようですが、今作品はスピンオフにあたる作品のようです。ゲームも、もう一つのコミカライズ版の方も未読という全く何も知らない状態で読みましたが、世界観が非常に独特で面白かった。
ゲーム、そしてもう一つのコミカライズ版も含めてネタバレに触れる可能性があります。ネタバレ厳禁な方はご注意ください。
経済が悪化し不況が深刻化した近未来の日本が舞台。
不況を打破すべく開発されたのが、一大カジノリゾートの「新神海」。
「新神海」を運営する「鷹郷組(たかさとぐみ)」は金銭的に潤い、世間の不況をあざ笑うように栄えていた。
そして、その煌びやかな世界の裏では、闇となる部分もある。
その闇の部分で、抗争や喧嘩で生み出された遺体を片付ける裏仕事の死体処理屋・通称「皿屋」と呼ばれる人物にスポットを当てて描かれた作品です。
バクはシロという名の恋人ともに皿屋をしている。
シロは精神的に不安定なところがあり、彼らが仕事として赴いた遺体がある場所での行為をねだったり、死にたがったり。けれど、それを時に厳しい言葉で叱咤するバクの存在のおかげでバランスをとっていた。
最近、自死の後片付けが増えていた。その理由に、SNSの「ヘアズネスト」が関わっているようでー?
というお話。
退廃的な世界、そこで裏の仕事をしながら懸命に生きる男たち。めちゃめちゃ萌えツボを刺激されました。BL作品にしては珍しい攻めさん視点のお話で、精神的に弱い受けさんが登場することもあってタフな攻めさんをイメージしながら読んだのですが、この「バク」という青年がかなりやんちゃです。いわゆるスマートな、スパダリな攻めさんではないんですね。それがまた味がある感じ。
「ヘアズネスト」とは一体何なのか、若者たちを死に誘導するその理由、手腕、そして目的は。
その謎を追いつつ、バクとシロの揺るぎない関係が描かれていました。
奥嶋さんが描かれているということもあってか、エロ度は低め。そしてどちらかというとその絵柄から青年誌っぽい感じが強くします。さらにシリアスベースで流血とか死とかも描かれている作品なので、読み手を選ぶ作品かもしれません。甘々で優しいストーリーを求める方には正直不向きな作品かと思われます。
ゲームそのものを知らないので、もしかしたらゲームをクリアしたことがある方だと感じ方がまた違うのかな?と思いましたが、その青年誌ぽいっていうのかな、いわゆるBLぽさが低い感じが、個人的にはこの作品の世界観にあっていた気がしました。
萌え、とは少し違うのですが、ストーリーやその世界観はめちゃめちゃツボ。他のコミカライズも読んでみたいし、小説とかも出版して欲しいなと思いました。
これゲームが元なんですね。知らなかった。
奥嶋先生というのが買ってみました。
かっこよく包容力のあるバクと、小さくて弱い感じのシロ。
主人公達は特殊現場の清掃員をしている。それがあんまり物語中で生きてはこないけど、自殺する青年が増えているという設定の導入にはなっている。
ネタバレすると面白くないのでこれ以上書くのはやめますが、全体に長い物語を縮めた印象で、少し読み応えという点で物足りなかった。
でも、先生の描くHシーンがすごく生々しく、他の奥嶋作品では見られない迫力でした。そこは○。