amazonの電子書籍版です
二人の世界はいつも穏やかな優しい空気。
ただ、所々で描かれる目の不自由な田子くんならではの仕草や言葉にハッとします。
二人と外界の境界、その微妙なバランスはこの漫画じゃないと味わえないだろうなと思います。
おすすめされて読んでどハマりしました。
視力が弱いことで大変なことが多いだろうから、少し重めの話題もあるのかな…と若干構えて読み始めたのですが、まず田子くんがすごくマイペースで持ってる空気感が綺麗なキャラクターで、小木くんも悩みは尽きないけれどすれてなくて素直な子で、澄んだ作品だなと思いました。
時たま田子くんがぐいぐい来るのもとっても好きです。長く描かれてほしいなあと、陰ながら応援しています!
田子くんの顔が良すぎて購入(!)
絵柄が最高です。サラッとしたデジタルの洗練された絵を堪能できます。リアルと記号化のバランスが絶妙。また、目の表現は黒目の中に小さな瞳孔の円を描く方法でした(こんな感じ→◎)。その目の描き方が小木くんの焦り顔が映えて可愛かったです。なので、2人の年齢設定と絵柄がよくマッチしてます。その考えを延長すると、「アイスを食べる田子くん」「スカートを触り恥じらう小木くん」「ひらがなの『くん』付けで呼び合う学生2人」と言うことが読み取れる表紙にお2人の関係性が表れていると思います。よって、表紙を見てビビッと来たら、この本が自分に合うということではないでしょうか。
心理描写が繊細です。例えるなら「色々あるよね〜…それでも人生は続く!」みたいなスタンスです(?)。一貫してさわやかな切り口なので、疲れた時に癒されます。ここら辺の作品のカラーは、本編収録の書き下ろし番外編登場の田子くんのお母さんに表れていると(勝手に)思っていて、お母さんの「小木くんは✖︎✖︎!✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎✖︎から!」という台詞が象徴的です。また、リアリティがあったので、田子くんが◯◯を打つところが良かったです。
周りの人達が優しいです。作者であるこいかわ先生にお姉さまがいらっしゃって漫画を読んでくれたというお話を拝見しました。登場する女性、佳◯◯さん、小木くんのお母さん、田子くんのお母さんなど、皆さんデフォルトで性善説なので、作者の方の周りの影響もあるのかなと想像しました。
pixivで13話まで公開されているので気になる人は是非試し読みを。
https://www.pixiv.net/artworks/79336842
単行本化してくださりありがとうございます。
購入してからたくさん読んでいます。
本当に大好きな作品です。
読み終えた後、胸がいっぱいで幸せな気持ちになりました。
明確に言い表すことができないのですが、2人のキャラクター、そして関係性はもちろん、他のキャラクター達も大好きになります。読むと、良かった………好き…という気持ちになります。
友人や家族にもたくさんおすすめしています。それくらい大好きです。
これからのお話もとっても楽しみです!
1、2巻同時に購入しました。
田子くんに一目惚れをした小木くん。
そこからすぐに仲良くなれて一緒に遊びに行くようになります。
ある日、ひょんなことから田子くんに小木くんの恋心を知られてしまい、あろうことか夏休みが終わるまでお試しで彼氏になると言われてしまう。
マイペースな高校生の田子くんと純情な大学生の小木くんの夏休みのおはなし。
基本的にほのぼのしていて穏やかではありますが、ところどころ心臓がキュッとなる。
目の見えない田子くんと、恋愛対象が男性な上、可愛いものや格好が好きな小木くん。周りの目を過剰に気にしてしまう小木くんが堂々と自分らしく生きていける様になるまで、見守っていきたいです。3巻が楽しみです。