WEBで150万PV超えの人気作が待望の単行本化!! 陽キャな人たらしノンケ×陰キャな派手顔イケメン

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表題作いないいないばあ

笹山秀樹
20歳,陽キャ大学生
種村歩
19歳,陰キャイケメン大学生

その他の収録作品

  • 秀樹元カノ事変
  • 種村飲酒デビューの乱
  • Wデート計画(描き下ろし)
  • ギャップについて(描き下ろし)
  • カバー下漫画

あらすじ

「秀樹はさ、もう一回俺の事……抱ける?」
ある日突然、親友である種村の顔面が顔文字みたいになっていた! 被り物かと思いきや、どうやらそう見えてるのは俺だけらしい…。
あれから3年。相変わらず種村の顔はおかしなまま、時折普通に戻る瞬間があるが、規則性は全くわからない。どうしてこうなったのかと思い悩むが、種村の言動から察するに俺に原因があるらしい。もしかして、俺はなにか大事なことを忘れているんじゃないか――?

作品情報

作品名
いないいないばあ
著者
丸賀 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414807
3.9

(71)

(34)

萌々

(17)

(8)

中立

(7)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
10
得点
269
評価数
71
平均
3.9 / 5
神率
47.9%

レビュー投稿数10

やっとお金を払って読めた!

pixiv掲載時から何度も読み返させていただいていた作品がついに単行本化!同人としては出ていましたが普段利用している通販サイトでは購入できなかったためやっと素敵な作品にお金を払うことができました。手に取って見た感想はかなり分厚くて「コミックス一冊の分の値段でこれが買えてしまっていいの…?」という感じでした、個人的感覚では少し薄めのコミックス約二冊分くらいの厚さがあります。

↓この先多少ネタバレ含みます
表紙や帯的にパッと身ギャグ系作品に見えるかもですがギャグ要素は低いです、なので笑える作品を求めてこの作品を手に取るのはあまりお勧めできません。さらっと読みたい気分の時よりストーリー重視の作品を読みたい時にオススメです。
ストーリーはあらすじの通りある日突然種村の顔がニコちゃんマークのように見えるようになった秀樹が3年後、種村が酔った日をきっかけに何かを忘れていた事を思い出し向き合っていく話です。なぜそのようになったのかという理由だけでなくなぜその顔だったのかという理由もあります。pixivでしか読めてかいなかったので新規に読める本編後のエピソードが複数あり嬉しかったです。
受けの種村が人間味があって健気でそして可愛いです。身長が攻めの秀樹より少し高いというのも好きです!攻めの秀樹もいい子で今後は何かあったらちゃんと話し合いのできる良いカップルになってくれそうです。幸せに過ごしてください…種村が幸せそうな様子が幸せ…。
pixiv掲載時も何度も読み返していたのでこれからは単行本を読み返したいと思います。作者様のTwitterで単行本には載っていない番外編も読めるので単行本読了後ぜひ読んでみてください。

6

読んで損なし

2021年で1番面白いです。絵は好きでは無いけども読ませます。最初は絵の雰囲気からしてコメディーかな?と思ったけども、友達の顔が絵文字に見えてしまうのはペルソナに似た要因からの事。お互い好きな両片思いなのに擦れ違いまくり拗らせまくり互いに傷付けて互いの仮面が取れお互い素顔で向かい合った時に本当の2人の関係が再び動き出します。擦れ違いってblのlに於いては最強に大事な要素なのに、電子機器が便利になり過ぎて時間的な擦れ違いが無くなった昨今において、真正面から擦れ違い真正面に描く力量が途轍もなく素晴らしい、意欲作です。まだレビュー少ないですが読まないとbl好きだとは言えないと言いたいくらいの作品です。

4

表紙からは分からんけど(笑)、泣きながら微笑む歩の顔めっカワ


顔がみえないという設定が面白いなと思ったのが、丸賀先生の【いないいないばあ】を知ったきっかけです。


悩みなさそうな人ランキング1位の秀樹と、人間できてない(本人談)歩の、すれ違い(?)のお話だと思います。
表紙等のギャグチックな部分に印象がひっぱられがちですが、ストーリーが結構深く、ストーリーとして とても面白いと思いました。
小笑いとしての面白さも挟まれていて、ストーリーの少し不穏な部分も楽しく読めました。

(※ 不穏と表現しましたが、暗いということではなく、起承転結の承のような感じで、不穏以外に端的にあらわす言葉が思い付かなかったため、不穏と表現しただけです。)


丸賀先生のSNSで言及されていた、歩のピアスの法則(?)を見てから読み直すと、秀樹と錦とユキちゃんとファミレスにいるときのピアスって…と、ちょっと楽しくなりました。
後半になるにつれシンプルなピアス以外のピアスの出番が多くて、細かいところでキュンとしました。

デレて、気持ち悪い声出して、枕で叩いて…、ハッピーな関係になって良かったです。

0

ぶっ飛ぶアイデアとシリアスドラマ

意表を衝くビジュアルと設定。友達の顔が絵文字に見える、なんで?というところから始まるが中身は「理解し合おうとする真摯な親友同士の愛」のお話。pixivで読んで引き込まれて、最後の方では泣いてしまった作品です。本になって良かった。ポンポン話す台詞回し含めライトに見える。がドンドンシリアスなドラマになりインパクトある絵文字顔の謎もそこに帰結。人物の心の描写が複雑繊細で、私は好きですがピンとこない人もいるかも。ひとえにキャラに入れるかどうか?趣味によるかな?と思います。
両キャラがすごく好きで秀樹が攻めというのが意外で好き。しかしそれも「人はぱっと見と内心は違う。心は複雑かつ流動的で自分の気持ちさえ自分でわかってはいない」という作者の信条を感じるので自然な受け攻めな気がします。その信条に共感するし、秀樹が自分の中のS部分を種村に無意識に引き出されるのは象徴的。逆に種村が自分の必死に抑えてた縋りたい気持ちが、目に見えて可愛さに変化するのも。さっきまで悩んでたのにあっけらかんと身体が反応する。笑顔だったり、嫉妬の飛び蹴りだったり。それはリアルだと思う。
親友の錦とユキちゃんカップルもごく自然に良い仲間だしそういう関係性を持てる世界観も好感度高いです。絵もすごく好き、全てのセンスがハマりました。
続きがあればすごく読みたいです。 

0

顔文字顔

ある日突然同級生の種村の顔が顔文字風に見えるようになってしまった秀樹。
喜んだ時にはいつもの種村の顔に戻ることや秀樹以外の他の人には普通に見えることぐらいしかわからないまま三年の月日が流れ…。

種村の顔が顔文字風になった理由。
そうなってしまった原因であるふたりの間にあったこと。
種村が笑顔で隠して見えなくなっていた本音。

秀樹と種村のやりとりに違和感を感じつつ読み進めてだんだんとその真相がわかっていき、ふたりの内面や人となりが見えてくるのですが…。
ポップな表紙やタイトル、序盤のコミカルタッチなイメージからは想像がつかないどろどろとした感情や臆病な気持ちが絡んでいるお話しでした。

種村の表情をあの顔文字顔だったりいろいろと変わった描き方をされていて、作画の粗さが少し気になるところはあるのですが斬新で、秀樹の心情とリンクしている描写が面白いなあと思いました。
ふたりが抑え込んでいた感情を曝け出して向き合って、はじめの違和感が解消されて、上辺な笑顔が剥がれた種村の本当の笑顔が見られてよかった。
素直になった種村がかわいいです。

描き下ろしもたっぷりな300ページ近い大ボリューム。
その後のエピソードもしっかり読めてたくさん楽しめた一冊でした。

3

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