電子限定おまけ付き
疲れている時は1人にしてほしいという感情、正直分かるなぁと思ってしまいました。もちろん、甘やかしてほしい人もいるだろうけれど。私は心に余裕がないと相手を思いやる気持ちも減ってしまうし、友人など好きな人の前では弱音を吐きたくないし、コンディションの整った自分でいたい。蕪木の性格のリアリティが絶妙だなと思いました。同棲にお試し期間を設けた蕪木にはええっと思ったけれど、後から理由を知って、これもなるほどなと納得。尾上と離れる気がないからこそ、冷静に未来を見ているんですね。そういうところに気付ける笠井は素敵だから彼にもいい人が見つかってほしいし、笠井の言葉で素直に喜べる尾上もやっぱり可愛いので、甘い同棲生活の始まりを期待しています。
お互いめちゃくちゃ好きなのに仕事のせいで!すれ違ってる!シャチク!くそ!ブラック企業!くそ!(現実とマンガが混同してる
たしかにすれ違い的な、トラブル的なアレは期待してましたが、コレじゃない感・・・でも彼らの職業とはものすごく親和性のあるすれ違い方ですよねえ、、さすがです。
で、当然ながら仲直りするんですが。めちゃくちゃわかる、、他人同士で考え方なんて合うわけないし、一緒にいる時間が増えればケンカも増えるけど、それでも一緒にいる幸せの方が勝るってことだよね?わかりみがすごい・・・!
尾上家がすごく尾上家なのも安心しました。あとはどっかのタイミングでカブんちだよなあ、、でも尾上くんならきっと大丈夫!
続きを待ちます。
安心安全の夏目イサク先生。
さすがベテラン作家さん。
安定のクオリティです。
1巻発売から10年、前巻発売から2年、ですって。
時間がたち過ぎて、二人はどんな馴れ初めだったっけ?おぼろげ……。
遡って読んでみると、1巻で早々にお互い好意を持ち、両思いと分かるや否や即合体。
当初は2巻完結の予定だったみたいだから、ハイペースだったんでしょう。
飴パラはいつも一巻の中での起承転結がハッキリしていて、何だか刑事ものとか探偵もののテレビドラマを見ている感じ。
もちバディもの、ね!
登場人物も皆キャラ立ちしてるし、程良くコミカルで人情味もあって、まさに良質なエンターテイメント。
でも6巻はちょっと毛色が違い、二人の同居を巡る話にまるまる使われていました。
既刊に比べてエンタメ性もエロも少なかったけど、飴パラが今後も続いていくにあたって避けられない、描いておかないといけない話だったんだと思う。
尾上のご両親、ホント素敵だった!
お母さん、吊り目の糸目になるところもそっくり笑。
結婚は本人同士だけのものじゃなく、相手の家族も絡んでくる。
カブは奥さんだけじゃなく、お舅お姑さんにも恵まれましたね。
あとは蕪木家がどう出るか?
そっちの方が一波乱あるような……。
でもきっと尾上はカブを幸せにしてあげれるんだろうな。
(それこそ、結婚は二人で幸せになるものだって言うけどさ。)
6巻目は一冊まるまるメインカプの揉め事でした。同居に向けてわちゃわちゃ。
やっぱり尾上はウザキャラで、今回はおかん要素も入ってました。尾上はウザイのが良い!めっちゃ好き!とは思うけど、疲れたときに尾上にキツク言っちゃう蕪木も仕方ないと思う笑。疲れすぎてカオリさんの前でやらかす蕪木最高でした。
この二人って、もともと恋愛関係っていうより友情の延長線上にいて、そのまま家族愛も共有していく流れが自然に見えてたので、良い方に向かっていったなあと。
同居の話がこじれてからは、蕪木の考えがかなり後半まで描かれなかったので、一気に来た告白にびっくり。蕪木尾上とのことめっちゃ真剣に考えてる…素晴らしい彼氏様…と惚れました!
前巻はモヤモヤ尾上がいっぱいでしたが、今回は(`▽´)尾上がちょこちょこ見られて良かったです。このデフォルメ顔大好き!
あと電子おまけの策士蕪木が最高に萌えでした!同居編も楽しみ~!
いざ同棲か⁈ と楽しみにしていたイチャあまも、年末年始の忙しい最中、持ち越され。
ちょっぴり面倒くさいオンナになっている尾上は、働き過ぎのカブを心配して、しなくてもいい口喧嘩をしてしまう。売り言葉に買い言葉。
忙しくて疲れて。イチャつけなくてもただ一緒に眠りたい。そんなささやかな願いなのに。
カブはムスッとしているばかりで、仕事ではすれ違ってばかり。
ゆっくり話す時間も無い。だから。尾上はつい。カブの真意を計りかねて、ジダジタしてしまう。
そこにカブ妹・ノリちゃんのアドバイスで、カブの恵まれない家庭環境ゆえの足踏みでは無いかと思った尾上は、実家にカブを連れて行き、家族団欒というものに慣れさせようとする。
何⁈ そのナナメ上の発想⁈ もちろん尾上らしい温かい家族。特に母親はすぐ様 察して、2人を温かく受け入れる。
男同士である事も。
カブにとっては今ひとつ締まらなかった結末だけど。愛する尾上が自分のせいで、温かい家族から疎遠になってしまう事を何よりも危惧していたみたい。
というか。同居(同棲)するくらいで、こんなジダジタになるのなら。
そんなにも尾上との将来を大切に想うなら。
ここでカブにもめちゃカッコいいプロポーズでもしてもらいたいもんです。全く。ヤレヤレ。これはもはやカブのマリッジブルーなんじゃないかと。尾上共々気を揉みましたよ。
周りの人達、妹のノリちゃん、尾上に淡い恋心を持ってた笠井、尾上の親友で駆け込み寺・雅やんにも。とっくに温かく受け入れられてるんだから。あ!本作で情報屋でクラブのママ・カオリさんにもバレてしまいましたね!
あとはそりゃもう大団円!期待してお待ちしております。