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表題作ぼくらの雨雲

杉井亮太
高校三年生
朝宮裕人
サラリーマン

あらすじ

雨の日の図書館。
目を奪われる、半袖焼けのしなやかな腕。
絡まるあつい視線。

そのままなだれ込むように朝宮の部屋へ向かい、体の関係を持つことに。
こういうことは初めてだと言うリョウタに「練習のつもりでもいい」と割り切ったフリをする朝宮。
しかし、「ちゃんとシたいです」とまっすぐ見つめながら言われると、朝宮の心臓が破裂しそうなほど音を立てる。
どんどん亮太に夢中になるのを止められないまま、雨の日の逢瀬を重ねる朝宮だったが、図書館の前である光景を目撃してしまい…
純情なDK陸上部×うぶで臆病なリーマンの、ピュアでえっちなラブストーリー。
※こちらの作品は2017年発行の同タイトル同人誌を加筆修正したものです。

作品情報

作品名
ぼくらの雨雲
著者
朔ヒロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
comic marginal
電子発売日
4.6

(8)

(6)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
37
評価数
8
平均
4.6 / 5
神率
75%

レビュー投稿数3

ただのDK×リーマンBLじゃなかった!

もともとが同人誌という短編作品。
偶然出会ったリーマンとDKがその日のうちにヤっちゃって、最初はエロ進行かな~って感じでした。
図書館での待ち合わせや本の貸し借りで、お互いにハマっていく二人が可愛いです!

で、DKの事情がちょっとした誤解を生んだところでファンタジーな展開へ。
ここはえぇぇぇ!?ってなりました!すごい!
確かに伏線はあったんです。でもこうつながるなんて!

最後のまとめ方とか、余韻の残る終わり方とか、めちゃくちゃ熱いです!
強烈に印象に残るお話でした。心が騒めいて大変です!!

6

テンポが良い

高校生の亮太が社会人の朝宮と図書館で出会うところから始まります。
2017年に発行された同人誌の加筆修正版です。

短編なのでテンポ良くお話が進み、あっという間に読み終えてしまいました。

出会ってすぐに身体を重ねますが、亮太も朝宮も意外と純情で、一緒の時間を過ごしながらお互いを知っていくところが素敵でした。

ずっと雨が降り続き切ない雰囲気が漂っている中で、最後は爽やかな青春を感じられて良かったです。

シーモアはトーン修正でした。

3

たったの37ページなのに、強烈に印象に残る

朔ヒロさんの作画は「羅城~」(2020年末~)からが大好きで、それより前の作品はどうしてもパースの狂いやバランスの崩れが気になるため、アンドロイドもの含むファンタジーものは全部読んではいるし話は好きなんですが、「羅城~」以降の作品ほど "大" 好きにはなりませんでした。
でも本作はもともと2017年発行のものを2021年に電子発売したもので、加筆修正されてるので例外になったな。
すごく良かった。
たったの37ページという制約がある中で、このクオリティはすごい。
(ほぼ同じボリュームと値段で同じぐらい衝撃を受けた、ma2さんの「「好き」と言って。」を思い出しました。)

ファンタジーではありません。実際作中のような気象現象はあります。
かすみ楼シリーズやルビーレッドで朔ヒロさんを知った方に、その次に手を出す作品としてオススメしたいです。

たったの132円ですし、買って損はありませんよ。
ma2さんの方もぜひ!

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