電子限定描き下ろし付き
アラビアンナイト
スパダリ
執着攻め
そして初恋
もぉ全て揃ってますゼお客さん!
これを読まなきゃ!スパダリ好きは!!
黒髪&褐色 王子様と来たら、これだけでご飯何杯頂けるのでしょうか。
しかも受けは茶髪(白抜き)でもおもぉサイコーとしか言いようがない!
幸せだ~~~♡♡♡
スパダリと言うだけあって、王子の座にふんぞり返っては居らず、誰よりも必死で勉強し、そして国民の幸せを考え行動する。
こんな殿下が、子供の頃に巡り会い、必死で探していた受けを遂に見付けたんだから、そりゃそう簡単には手放さないって!!
誘拐して売られるかも、なアクシデントや、受け一人の思い違いなどありましたが、受けと一緒にアラビアンナイトの世界をさ迷わせて頂きました♡
そう、何処か現実味のない……。
所がラストで一気に現実世界となり、そうだそうよ、どうすんのよ!!!なリアルが有りましたが、これもスパダリの手のひらの上。う~~~む、流石じや。褒めてつかわす<( ̄︶ ̄)>なんちって 笑
特に描き下ろしのラスト数ページ、もおスパダリのこれでもかな美しい表情!そして二人の絡み!!
はぁ、眼福の極みでございました。
今年のような暑い夏にこそ読むに相応しい物語でごさいました♡♡♡。
いさき李果先生の作品を読むのは、なんと「いくじなしの恋」以来でした。
こちらの作品はタイトルからして分かる通り溺愛ものなので安心して読めます。それ故に切なさは足りないかもしれません。
でも褐色肌の執着攻なんて素敵過ぎじゃないですか!めちゃくちゃ好みな設定なので電子でさっそく読了しました。
新入社員なのに海外出張を言い渡された八尋は兎に角不運の持ち主なんです。乗り換えの島国マテラスで強盗に襲われたところを、偶然第三王子のネザークに助けられるのですが、このネザークと八尋には過去に係りがあって…というお話でした。
このネザークが民に慕われててとても素敵なんです。そして王族ならではの強引さもあり、でも八尋にはとことん優しいんです。
王族のお話ですが基本悪い人は居ません。
途中で第二王子の側近が独断でとある行動を起こしてしまいますが、兄弟仲はとても良好でした。
ネザークの国や国民に対する考え方がとても素晴らしいのですが、それも八尋との出会いによって彼は変わったんです。
側近のテナにお小言を言われてネザークが取った根回しが王族らしくて笑ってしまいました。
その様子が描き下ろしの番外編にありましたが、もっとその後の八尋のお話が読んでみたいと思いました。
子供の頃に海外旅行でトラブルに巻き込まれた受けと助けた攻め。その時人を助けたり頼られたりした経験が子供心に強い印象を残していて長年の片思いに進化していく。再会した時にめちゃくちゃな勘違いをして受けと結婚する気満々だったのに違うとわかってしゅんとしてる攻めが可愛かった。浮かれすぎ笑。そして毎晩口説きにくる宣言が萌える。毎晩来るけど雑談だけをして帰る攻めに受けが先に我慢できなくなるのもいい。
アラブではないけれどそういう雰囲気を含んでいる作品、久しぶりに読みました。
そしてタイトルを裏切らない、溺愛に執愛。
攻めの執着と溺愛っぷりは、じっくりじわじわとしみ込ませるようなやり方でした。
あまり表情には出ないのですが、行動が本当に甘い。
大きく包み込むような雰囲気を持ち合わせていました。
受けに対しては、あんまり深く考えないんだなあという印象。
この性格なので、攻めに振り回されても受け流していくスタイルです。
翻弄されてほだされていきます。
始まりは強引に思えますが、過去があっての再会ものなので、壁を飛び越えるのは容易だったのでしょう。
優しめな溺愛囲い愛でした。
アラビアンな雰囲気が漂う架空の国が舞台。
さらりと読めるけれど、しっかりと萌えもある1冊でした。
包容力のある攻めがお好きな方はぜひ。
溺愛褐色攻め・ネザーク王子が良いのですよー!!
「毎晩口説きにくる」だなんて、こんなの殺し文句すぎる…
国民目線でものを考える人なので民には慕われていますし、受けの八尋に対してもとびきり甘くて誠実で、彼の心の準備が出来るまで口説きながらもじっくりと待つスタイルの良い攻めでした。ああ、こんな攻め大好き。
そしてとっても一途なんです。昔読んだ絵本だったり、王族としての意識の変化だったり…幼少期に八尋と出会ったことがきっかけとなって今のネザークがあると言っても過言ではないほど、過去のエピソードが上手く効いています。
八尋に関しては流され受けかなあと思う部分もありますが、何よりネザークが良かった。
八尋のお仕事面はあっさりですし、なにやら一悶着あったりもしますが、メインは2人の再会愛なので描写としてはほんのりスパイスくらいでしょうか。
強引なアラブ攻めっぽさをお求めだとちょっと違うかもしれません。ですが、気持ちの良いお金と権力の使い方はします。
難しいことはなく、一途な攻めの優しい執着愛が楽しめる作品でした。