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雑誌モデルで遊び人な強引健気攻め×超鈍感クール天然流され受け
タイトルの割りきり系のイメージと、内容は違います。
初めは何をしても反応が薄い史紀から、なんらかの反応を出す為に手を出したんですが、史紀がとにかく鈍い。
手を出されても積極的に嫌いって訳でもないしと、抵抗がゼロで。
自分に全く興味を示さない史紀が気になって、更にちょっかいをかける内に、鷹巣の方は本気になる。
だけど、史紀は行為には反応するものの、人間的に興味を持っていない。
職場の上司とつきあうことになったと、淡々と話してきたりと。
攻めの情熱がから回っていて、健気で可哀想になります。
どれだけ鈍いかっていうと、攻め以外の男に抱かれそうになって、ようやく少し気付いたってぐらいです。
そして、攻めに本格的に抱かれて、ようやく自覚という感じで、
ピントが外れた鈍い感じが可愛いと思いました。
人によっては流されている史紀にイラツクかもしれませんが、ドがつくほどの鈍さと真面目さから来る天然なので、嫌いになれなかったです。
ベッド・イン・ヘブン
恋愛的に小学生以下で、ようやく恋愛を自覚した史紀が、初めて失う恐怖を覚えたり、嫉妬したり。
いままでにない感情を覚えたばかりなので、ふらふらしてて見ているだけで危なっかしくてしょうがない。
よくいままで無事に生きてこれたなと思える位、無防備です。
『喪服の未亡人』と鷹巣に例えられていますが、正にその通り。
ストイックな色気が周りを無意識に誘っていて、鷹巣が落ち着く暇がないです。
雑誌モデルだという鷹巣のカッコイイ所を見た記憶がないまま終わりましたが、彼に健気攻めという珍しいジャンルな萌えを感じました。
エロ:★3 意外にたっぷりしていそうなのに、受けが気持ちを自覚してからちゃんと本番なので、攻めの忍耐と健気さが光ります。
総合:★4 遊び人な攻めが受けには本気と言うシチュが好きなので、鈍くてぼけぼけした受け同様に、萌えました。
見崎は同じ大学に通うも
ろくな知り合いでもない鷹巣を一晩部屋に泊めることに・・・
家賃を身体で返すという鷹巣の奉仕を受けてしまう。
って話なんですけど
見崎は、綺麗な顔をした凛とした色気のある受けなんですが
温度が低い感じで、ゲイでもないのに鷹巣とのセックスを流されるまま
受け止めていくんですよ。
鷹巣は、モデルで軽いノリでグイグイ押していくんだけど
ふたりは恋人同士じゃなくってセックスフレンドv
駆け引きをしてるわけでも、スレた関係でもなく
身体で繋がった友達から関係を構築していくんですよ。
それがすごくドライで男らしくてよかった。
ヤってることはすごく爛れた関係なのに
当人同士はいたってピュア。
フレンド→恋人→セックスの順番で進むべきところを
セックス→フレンド→恋人の順番で進むお話でした。
恋人同士になってからのお話『ベッド・イン・ヘブン 』では
今度はセックスを抜きにした関係から構築しようとするんだけど
心がすれ違っていってしまう・・・焦れましたv
見崎は、バカでもなく天然でもないんだけど
自分のペースで生きている受け。
でも誘蛾灯のように男が引き寄せられていくwww
ピュアにエロいんですよっ!よかった(*´ェ`*)
菱沢九月さんの本って、なんかこう淡々としてるけど
無理な設定とかもなく萌えますv