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寡黙冷静な長男ファング(攻め)とツンデレ三男カイン(攻め)とオカン系半魔の次男リンダ(受け)のファンタジーBL。
伊達きよ先生の本を見かける機会が増えてきて、何から読んでみようかなと悩んでいたとき、たまたまこちらの本を見かけたので挑戦してみました。上と下にサンドされる次男というカプが好きだったので読み始めて、「名前は知っていたのにどうして今まで読んでこなかったんだろう!」と後悔したくらい面白くて一気読みしました。
人間として生きてきたリンダが淫魔の血に目覚めるところから物語が始まり、かつてのいじめっ子やラルィーザという悪魔とのいざこざを得ながら兄弟たちとの心身の絆を深めていくというストーリーですが、とにかく話がテンポよく進んでいきますし、淫魔だけあって行為のすべてがえっちですし、読後感も最高です。
力を性的な行為を通じて補うというところや、精気の吸収に快感が伴うところがえっちで良いです。兄弟三人でのプレイもあります。
登場人物たちが魅力的で、長男らしく頼れる冷静さと寡黙さを持ち合わせているファングが、次男のリンダを兄弟以上の想いで長年見守ってきたというところにまず萌えます。弟らしく分かりやすいツンデレなカインは当然のようにかわいいですし、次男のリンダの性格がまたたまりません。世話焼きで自己肯定感が低く、でも前向きで、自分の問題は自分で何とかしようとする男前なところもあるリンダは、表紙から受ける印象よりも内面が強くたくましい男です。読んでいるこちらまで魅了されてしまいそうなリンダのお話、最初から最後まで楽しませていただきました。
複数プレイや兄弟ものがお好きな方はもちろん、ストーリーものがお好きな方もぜひぜひ読んでみてください!
元々好きな作家様だったのですが
3Pモノのギスギス感があったら嫌だなぁと思って
ずっとこの作品は読めていなかったのですが
2巻が発売されたのを機にこちらを購入して読みました。
9人兄弟の次男のリンダ。
両親は既に亡くなっており、アズラエル家では母のような立ち位置にいます。
ほんとは聖騎士になりたいけど、魔力がなくてなれないリンダ。
アズラエル家はみんな魔力が強いのになんで?と思っていたら
その秘密は序盤に明らかになります。
とてもエッチな部分が多い作品なのですが
その中でもしっかりと切なさや家族愛を感じることができ
3Pといっても平和な感じなので
もっと早く読めばよかったなぁと思いました。
1巻でかなり満足感があったのですが
2巻ではこの3人の関係と、アズラエル家は一体どうなるのか
今から読むのが楽しみです〜(*´ω`*)
いやぁ〜〜…めっちゃエロかった……‼︎
淫魔物なのでエロ目的で読みましたが、濡れ場の臨場感が半端なく期待以上にエロくて驚きです。
そして、どエロいのに最後はホッコリ。
大家族の揺るぎない絆の強さに胸が一杯となり、温かな気持ちで読み終えました。
亡くなった両親の代わりに専業主夫として9人男所帯大家族の家事を一手に引き受ける次男・リンダ。
弟達の世話や家事に追われるしっかり者のリンダですが、主夫業に理解の無い弟達からの心無い発言や、聖騎士の夢を諦めきれない葛藤が切なくて前半は少し不憫な展開に…
そんなある日、突然リンダの中で眠っていた淫魔の血が覚醒してしまい……⁉︎
チャキチャキ系おかん男子から一変、男達を妖艶に誘惑しまくるエロギャップが堪りません!!
淫魔の本能から「ねぇ、精気ちょうだい…♡」と蠱惑的に誘うものの、主人格は深層心理で存在するため心の中で恥じらったり、焦ってる様子が面白かわいい!
淫魔リンダと普段のリンダで人格が違うため、多重人格モノのように楽しめました。
また、クールで塩対応な長男・ファングと、何かとリンダを馬鹿にする双子の弟・カインが精気提供する事に…⁉︎な、えっちな展開も美味しいですね〜…!!
実は二人とも子供の頃からリンダに片想いしていて…積年の想いをぶつけるような激しい濡れ場が兎に角、最高!
総受け溺愛3P好きの性癖が詰まったシーンが盛り沢山で個人的萌えポイントの宝庫でした。
前半はファング・カイン其々との個別ターン!
ファングとカインはお互いがリンダの相手だと知らず、自分とは別の男の存在に気づき其々嫉妬する展開に。
特にリンダの腰回りにある無数のキスマークを発見したファングのガチギレ無限手コキ責めが堪らん〜〜〜〜!!!!
余りの快感に泣いて縋るもののファングの手淫は止まらず、遂には潮吹きまでしてしまいパニックになるリンダが可哀想やら可愛いやら……
3Pでもファングとカインは、どちらがリンダを愛してるのか愛撫しながら競い合うし、口とお尻で二人を受け入れるリンダが宙に浮く程の激しい連結ピストンするわで、二人の独占欲の強さに比例したドエロい濡れ場のオンパレード!
クールで塩対応なファングのムッツリ執着愛や、リンダが好きで堪らない天邪鬼なカインのツンデレ攻めなど、二人のキャラも素晴らしく、リンダを巡る2人の争いをいつまでも見ていたい…!
濡れ場はエロエロですが、大家族の絆の強さや弟達の精神的成長、リンダ自身の気持ちの変化にホロリとくる展開も凄く良いです。
個人的萌え展開の宝庫で大満足な一冊でした!
※イラストは表紙と人物紹介のみで挿絵なし
伊達きよ先生といえば、優しくて可愛らしいお話の印象があり、今回もそんなイメージで購入したのですが・・・全然違いました。出てくる絡みの描写を読むのがしんどくて、きよ先生の作品は好きだったのですがこれはちょっと受け付けませんでした・・・中立評価でごめんなさい。
表紙のイメージも中身と違うので、キャラクターを掴むまでに時間がかかってしまい、キャラクターに感情移入する前に読み終えてしまった感じです。
読みやすいといえばいいのでしょうが、読後感が残らない点では・・・やはり合わなかったのだと思います。
「春になるまで・・」が可愛かったので購入。めちゃ滴っていてあまり得意ではなかったので中立より萌にしました。サイト掲載されていたものの改稿版390P弱。つゆだくファンタジーがお好きな方でしたらよいのかも。
4年前に聖騎士である父と魔法使いである母を亡くし、九人兄弟の面倒を一手に引き受けているリンダ(次男坊)。魔力に優れたものがよく生まれるアズラエル家において珍しく魔力がないため、聖騎士にもなれず、主夫となっています。なんか朝から熱っぽいなあと思っていたある日、ちんまりした角、小さな羽、黒くて細いしっぽが突然生えて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
四男から九男、聖騎士少々、受けにちょっかい出してくる魔族の方ぐらいかな。
++攻め受けについて
攻めは長男、三男のお二人→うきうき3P!3P自体は大好きだなんですけど、恋愛面で盛り上がらなかったので、つゆだく部分だけが印象に残った感じだったのが残念でした。長男さんはどっしり家長、お言葉少な目、表情もあまり豊かではない方。嫌いじゃないけど、がっつり仕事できる!とか戦闘能力めっちゃ高い!とか惚れるところをあまり感じなかったからかな。
三男坊さんは、受けに親切ではないしthe弟!という可愛い感じでもなく、素直じゃないというタイプ。こちらも強い!とか賢い!とか可愛い!とかいう萌ポイントをあまり感じなかったでした。
受けはちゃきちゃきおかん風味、まだまだ小さい八男、九男やら、四男から七男までいろんなタイプの弟をばっさばっさ面倒みている働き者。淫魔になっちゃったら欲望にとっても素直なエロエロちゃん。ただし脳内はクールなおかんなため、自分のエロ言動にあわあわ。そこが面白いのかも?
攻め受けともそんなにキャラに惚れず、お話もふーんと読み終わってしまった一冊でした。読みやすいので、それは良かったんですけど。