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表題作光が死んだ夏 1

(仮)忌堂光
高校生
(仮)辻中佳紀
高校生で光の幼馴染

その他の収録作品

  • 特別篇
  • あとがき

あらすじ

光はもうおらんのや…それやったら――。

ある集落で暮らす少年、よしきと光。同い年の2人はずっと一緒に育ってきた。
しかしある日、よしきが光だと思っていたものは別のナニカにすり替わっていたことに確信を持ってしまう。
それでも、一緒にいたい。
友人の姿をしたナニカとの、いつも通りの日々が始まる。
時を同じくして、集落では様々な事件が起こっていき――。
新進気鋭の作家・モクモクれんが描く、未知のナニカへ堕ちていく物語、開幕。

巻末には在りし日の2人を描いた、描き下ろし短編も収録。

作品情報

作品名
光が死んだ夏 1
著者
モクモクれん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
カドカワコミックス・エース【非BL】
発売日
電子発売日
ISBN
9784041122730
4.6

(159)

(121)

萌々

(23)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
34
得点
728
評価数
159
平均
4.6 / 5
神率
76.1%

レビュー投稿数34

ホラー・・・?ミステリー・・・?BL・・・?(誉めてます)

BL作品の中では珍しい作風の作品がやってきました。
ジャンルで言えば、BL,もありますが、それよりもホラーかミステリー要素のほうが強い気がします。
おそらく作者さんは独特の世界観を構築されているのであろうと思ってしまいます。絵柄や表現(擬音など)が、その世界観と重なってさらに不気味な印象を与えます。(※誉め言葉です)
人ならざるモノの表現の仕方も(BL作品の中では)あまりみかけない、本格派な印象をうけますが、夜中一人でトイレに行けなくなるような怖さの作品ではありませんので、苦手な方もご安心ください。
人を選ぶ作品であることは確かですが、ホラーがどうしても苦手という人以外は、一度試し読みだけでもいかがでしょうか?

0

ドハマり!(スクールバスの運転手さんも…)

話題になっていますし、この作品の良さはただの高校生の私が語るまでもありません。
ただ私個人の感想を書かせていただきます!

私がこの作品を手に取ったのはシンプルな単色に繊細なタッチの光のイラストが映えていて惹かれたからです。

あらすじをネットで調べた限り、正直エモさ重視のB級ホラーかな、と思いました。(ごめんなさい)

それでもいいか、と試しに1巻購入して早速読んでみると思わず息をのみました。

ホラーの設定がしっかり作り込まれており、背筋がゾクゾクする感覚に陥りました。
それとともに、よしきとヒカルの互いに持つ重い感情が強調されるのが個人的に癖に刺さりました。
現在5巻まで読みましたが、怖さに拍車がかかって、謎も解けつつあり、とっても面白かったです。
BLを求めている方にはLoveな描写が少し物足りないかもしれませんが、単に少年漫画だと思って読んでも申し分ないくらい話が面白いです。
天才的に面白いです。

スクールバスの運転手さんも出発時間まで5巻を真剣な表情で読んでいました笑
ホラー好きならどの層にも刺さる漫画です!

ぜひお手に取ってください!

0

試し読みだけで惹き込まれます

某SNSの試し読みで普段ハピエン厨で重暗いお話はあまり好まない当方ですが、気づいたら購入していました。
商業BLというジャンルとして括っていいのか…?と思ってしまうほど作者さんの世界観があってここまで日常のなかにある違和感や非日常な部分を漫画で描写できるんだ…と驚かされました。
好奇心から始まるとある体育館倉庫のワンシーンもまるで性行為しているかのような雰囲気があって大好きなシーンのひとつです。
またよしきはヒカルと幼馴染ですし、いきなり目の前にヒカルであってヒカルではない者(?)が現れ疑心暗鬼となり、それは当たり前の感情だなと思います。
ですが読者は生きていた頃のヒカルを知らない状態から始まるので、読み続けるほど謎の人ならざる者側にどうしても愛着が湧いてしまうという歪さがうまいなと感じました。

0

ページがめくれなぁいいいいい!!!

ホラー系が苦手です!
でもBLだからそこまで怖くないだろう~♪っと、
めっちゃ調子に乗って購入したアホです!

内容がもうすんごい面白い!!
でもビビりすぎて読むのに3日かかった。
頑張ったよぉ… 。゚(/□\*)゚。

バアッ!と飛んでくる恐怖とかじゃなくて、
じわじわ積み重なって這い寄ってくる方です。

駄目や。続きが気になるのに、勇気が足りない。
あとでラブコメか何かを読んで回復しなきゃ。
ストーリーは本当に良かったです!
しかし2巻とその先はしばらく保留w

1

とうとう読みます…‼

あ‟-----とうとう足を踏み入れちまいました。。。
ずっとずっと気にはなっていたのですがだいぶチキッてるのを自覚しているので読むのは躊躇していたのですが、、、

何かもぉ、、、今この不思議な世界観に囚われ気味で。。。
勢いで読んでみる事にしました‼

先ず、1巻目は割とイケます!
ずっと蝉の音とか鳥の音とか校舎内の音などの環境音描写があったりして否が応でも目の前の描写が脳内再生されながら読んでしまう没入感がスゴイです
不慣れな方言でも何故かその辺もすんなり読めてしまう
何とも漫画の巧い作家さまですね‼

あと、不穏さがずっと漂っているのに言葉選びのセンスが長けているというかちょっと力が入り過ぎた肩の力を抜いてくれるようなワードが光ります

光(ヒカル)が人ならざる者である事を告げた後の放課後の会話で正体について言及した際に「はちゃめちゃにバケモンなんは確かやけど(笑)」
っていうセリフ、、、
ネコのメンチ兄貴じゃないけど怖いって……全然笑えないから。。。
マジで。。。数ページ前にあんた=ヒカル(仮)の顔半分イカれてましたからねぇーー…
と、情緒を乱されまくります(¯―¯٥)

でも、でも、、、‼
確実にヒカル(仮)なのか光そのものの想いなのかは分からないけれどヨシキへの執着は伝わるし、ヨシキも同様に大混乱はしてるけれど並々ならぬ想いがあるのは分かる。。。

いやいや、、、
この2人もこの村もどうなっていくの。。。
めっちゃ気になりますやーーーーんっ‼

取り敢えず巻末の「特別篇」がかわい過ぎだしシュールだわ…で読後の情緒がフラットで居られるのはありがたい構成でした(ღ˘͈︶˘͈ღ)
2人ともネコちゃんピン留めかわい過ぎる‼

評価は惹き込まれ度も込みで☆5一択!!!

2

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