ボタンを押すと即立ち読みできます!
久しぶりに再読したらこんなに胸にしっとりと切なさが残る素敵なお話だったんだ…と再確認できました。
人に合わせる事に疲れてしまった伊月はおじさんの紹介で山奥の家を守る事を頼まれます。電波の悪いその家からさらに山に登ると朽ち果てた社と狛犬が1匹。自分と同じくひとりぼっちの狛犬を撫でる伊月。やがて道に迷ってしまった伊月を助けたのは他でもなあ先程の狛犬が人型になったものでした。狛犬はいきなり伊月を襲い、主人になれ……と言ってきて!?
あれよあれよという間に事に及んでしまって何が起きた?!状態でストーリーが進んで行きますが、読み進めていくと次第に伊月のコマへの想いが変化していき、一緒に住もうという決心を見れます。
最初読んだ時はどうしてコマがこんなに必死になっているのか理解出来ませんでしたが、彼の過去を知るとそうなってしまうのも仕方ないのかな…とようやく理解できました。
二人が一緒に暮らしていく、と決めてからのシーン描写がとてもエモくて切ないです。最後はネタバレになるので言及しませんが、ジーンと胸に残るラストでした。
電子白塗り
先にHUMAN LOSTを読んで、これは本編を読まねば!と手に取りました
伊月が狛と一緒にいると決めてから、伊月が狛と添い遂げて生涯を終え、狛も妖となることなく消えるまで最高の終わり方だったのですが、伊月と狛がくっついてからのラブラブな部分は少なめだったので、ぜひHUMAN LOSTを手に入れていただいてセットで読んでいただきたいです
儚げなストーリーにぐり先生の描く世界観はぴったりですが、HUMAN LOSTは18禁ということもあり、本編とは違うぐり先生を楽しめます
お話の冒頭はスピード感がありつつ、中盤から終盤にかけて2人の間に芽生えた絆と愛情をたっぷりと切なく愛しく描ききった美しい作品。
先日庭にて番外編を手に入れました。お忙しい中での先生のご出展に感謝するとともに、また2人に会いたくなって読み直した次第です。
何度読んでも読了後の寂しさと愛しさの混じりあった切ない気持ちが心地よくあとを引きます。
『ずっと一緒に』『死ぬまでそばにいて』と言った言葉が印象的ですが、生き方ましてや存在自体が異なる2人にも別れが来るもの。
人間の寿命を全うして狛に看取ってもらった伊月(受)は本当の意味で『死ぬまでそばに、未来永劫守り抜く、ずっと一緒にいたい』そんな狛(攻)の想いを叶えたのではないかなとしっくり来ました。
時間軸(寿命)や生の道理が異なる2人の穏やかであたかかい日々と最期の姿を、自然の摂理に逆らわず、変に曲げずナチュラルに仕上げてくださったことで、本を閉じた頃には涙があふれ心に温もりが宿ることでしょう。
いつも素敵な作品をありがとうございます。
作家買いです。
ケモミミにも惹かれてるので、ジャケ買いも含み、です。
お話は、田舎に引っ越した青年が、寂れた神社で狛犬の妖怪?に出会い、襲われ、なぜか主人になってくれと言ってくるところからスタート。
ぐり先生の儚くて美しい絵が、狛の存在の危うさや読者のハラハラをさらに引き立てててとても良いなぁと思います。
途中はもうどうなってしまうのか、ドキドキハラハラしてしまったりして。猫が出てくるのですが、こちらもいい味出してて可愛いです♡
そしてラスト!ラストがもう本当に素敵で、その命が尽きるまで、きっと2人は幸せに暮らしたんだろうなと思えて、とても素晴らしいラストシーンだったなぁと思います。みんなに見てもらいたい。素敵な作品でした。
野白ぐり先生が大好きでして、また執着攻めとの事なので購入いたしました
本当に最高です
ありがとうございます
人外ものになります
狛犬の妖怪?の狛(攻め)と都会から田舎へ来た伊月
都会での人間関係に疲れ、1人逃げてきた伊月の目に止まったのは古びた神社に一つのこった狛犬
「お前はここで一人ぼっち?」
その問いかけ、触れた手が狛を呼び覚ましました
出会いから急展開で、狛がややレイプっぽいですが、寂しそうな声に伊月もほだされる
ひとりぼっちだった2人の出会いです
「これでお前は私のあるじだ」
何百年と1人だった狛が伊月に依存していくのがよいですね
伊月もなんだかんだ絆されていく
最後、あんなに1人を怖がっていた狛が伊月を傷つけてしまうことを恐れてまた1人になろうとするのがめちゃくちゃ泣けた
2人がいつまでも幸せに生きていたことを知ることができとても綺麗なハッピーエンドでした
来世でも、その次の世でも、何度も出会い幸せになって欲しい2人ですね
本当はもっといちゃラブが見たいですが、1冊の中で綺麗に完結していてスッキリします
エロはそこそこにありますが、本当に綺麗なので読みやすいです
皆んなにおすすめしたい作品です