日本最大級のハイブリッド書店
旧版の方では本編のレビューを書いたので、こちらでは新版に加筆された「チャイルド・ロック リターンズ」(書き下ろし)と「SWEET HOMEへようこそ エンバ&ユウエンインタビュー」についてレビューしようと思います。
「チャイルド・ロック リターンズ」は「チャイルド・ロック」より数年後、ナヴァが4歳くらいかなぁ。
エンバとユウエンが木の実を集めに森へ行ったのを追ってきたナヴァがヤンチャでとっても可愛い。
エンバとユウエンに遊んでもらいたいナヴァが、ユウエンを独り占めにするエンバの髪を引っ張ったりしてるんですが、その時のエンバの表情が面白くて気に入ってます(笑)。
「SWEET HOMEへようこそ」はb-BOY Zips 35に掲載されていたもの。
インタビュアーが二人の住んでいる洞窟を訪れて二人の生活について色々訊いています。
ラブラブな二人の様子が伺えます。
たまたまユーチューブでcdが目につき聴いてみて完全にはまりました。 やはりcdだけではストーリーが見えず、原作を読む事に。けっこう過去の作品なんですね、知らなかった―!とにかく作者さんの才能に関心するばかりです。ストーリーは単純なようで、なかなか凝っております。エンバ、ユウエンそれぞれの父親も過去に出逢っており、お互い思い合いながらも、それぞれの長を継ぐため別離を選んだ。そして歳月は流れ、お互いの息子が出逢い、惹かれあう。紆余曲折はあるも、最後には2つの部族が協力し合い、次世代の幸福を願い、皆幸せに。。。という設定でしたが、古代の風景あり、山あり、谷あり、川あり、アクションあり、LOVEありと楽しませてもらえました。エンバ、ユウエンの父親も顔、性格と2人に似ていて何とも萌えました。衣装も空想上ですが素敵でした。人物のデッサンもグッド!筋骨隆々の逞しさと色気が出てました。また、cdと合わせて聴かれるのもお奨めです!
自分がたてたトピで紹介されていたことから読んでみました。
結構いい感じに華美なため、古代BLというよりは古代「劇」BLっぽく見えます、ライオンキングみたいな。
いくら女性っぽい顔立ちとはいえ、さすがにこんな薄い服装で騙せるとか普通には考えないだろう!とか、
材料が素朴な割に服装の形が非常に奇抜でどこのへんの古代をイメージしたんだろう?とか、
重箱をつつけばいろいろ気になる点はあるんですが、筋肉ゴチゴチになりすぎない程度にしなやかに鍛えられてるエンバの体つきとか(これは明らかに狩りにでる無駄のない男の体つきだ!)とか、親子2代にわたる因縁の物語だとか、微笑ましさだとか。いい話です。
それとは無関係に「櫻井しゅしゅしゅさんからおバカさとロコツさを引いてスタイリッシュにした感じ」だなーと感じました。
旧版も読んでいましたが新装版も発売当時に購入。再読です。
古代ものです。
湖岸を守る種族のエンバと、敵対する種族(森を守る種族)ユウエンのお話。
“永遠を誓う儀式” や諸々にとても萌えたのですが、
どちらかというと、外伝のほうが好みです。
外伝ではエンバの父親(セレム)とユウエンの父親(ユニ)の少年時代の
お話になっています。
読んでいる最中、特に終盤はすごく切なかったけれど、
よく考えてみるとこの二人の今・現在があるからこそ、
エンバとユウエンが生まれてきて幸せになったんだよね……と、
なんとか自分を納得させました。
やっぱり楽しい時間は長く続かないものなんだなあ、と思うと
切なくなりましたが……。
でも、違う相手と一緒になり、父親になってしまっても、
ユニから貰った首飾りを大切に身につけているセレムが
とても愛おしいです。
切ないけれど良いお話でした。保存版!
珍しい原始BL。
正直最初の話は、BLでなくてもいい気がしてなりません。
女装して囮になるくらいなら、最初から女子でいいんじゃないですかねえ。
NLでも原始NLって字面がすごいなあ(笑)
真剣に考えると、原始時代だと何よりも子孫を残すことだけが生きている理由な訳で、同性愛はやはり現代よりも稀有で難しいとしか(汗)
こんな風に簡単にくっついちゃっていいのかなと思いつつ、まあ、漫画ですからね。BLはファンタジー!(合言葉)
そういう意味では、メインの二人よりもお父さん世代の方が萌えました。
二人は結ばれなくても、息子がまとまった訳で(複雑)
おまけが容赦なかったです(笑)