絶倫で目つきの鋭い年下ド真面目編集×アブノーマルな官能小説家。

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表題作恋かどうかは抱いてから

犬塚
界外の新しい担当
界外天外
官能小説作家

あらすじ

他人の性行為を見せてもらうと、創作意欲が湧いてくる。
官能小説家の界外は執筆のため、
新しい担当編集の犬塚とホテルの一室でプレイを見ることになった。
すると生真面目で潔癖そうなのに、しっかり興奮している犬塚の姿が…。
ノンケの初恋相手によく似ていて、己の欲望に負けた界外は、
ただの性処理だからと跨って抜き合いをしてしまう。
情欲を露わにした犬塚から
「恋かどうか確かめるため、抱かせてください」と迫られて…!?
人気作『なかからとかして愛してあげる』スピンオフ!

作品情報

作品名
恋かどうかは抱いてから
著者
野萩あき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
遅れてきた春は。
発売日
電子発売日
ISBN
9784796415279
3.8

(27)

(6)

萌々

(13)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
104
評価数
27
平均
3.8 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数4

恋かどうかは抱いてから

官能小説家シリーズです
スピンオフのスピンオフ
界外先生、気になるキャラでしたのでお話が読めて嬉しいです

前作の「なかからとかして愛してあげる」を読んでいたので、今回新キャラが出てたことにほんの少し残念な気持ちもありながら‥

けれど、結論からすると界外先生には犬塚くんがピッタリなんだと思います
ちょっと不思議なキャラでしたが、まっすぐで可愛かった
絶倫なのも、ピッタリですね〜

さて、フラグは立っていたのでもう一つスピンオフきますかね?
あったらもちろん読みたいけれど、少し辛いかな‥
けど野萩先生がどんなお相手を作られるのかも興味深いです

2

帯の二文字が!!!!!!

界下先生の官能小説はどちらで買えますか??

見た目優男な界下先生の着物をひん剥いたらアブノーマルでエロティック。担当編集が酒井くんから新人の犬塚くんに変わった。目つきが鋭くど真面目ででも昔のアイツに似てるからついつい揶揄いたくて、いつものように作品の為の取材に資料集めをしていくうちに、アブノーマルな世界に犬塚くんを引き込んでしまったが、引かれ担当を自ら辞めるかと思いきや、違う種を植え付けてしまう。

 飄々と犬塚をかわそうとする界下だが、ど真面目に真っ直ぐに直球に気持ちを伝えてくる。悪戯にちょっと手を出して芽吹いた気持ちをどうお互いに納めるかが見もの!!

帯の『絶倫』の文字がかなり気になる!!!!

Cモアさん、修正、白細海苔。

1

優しげとエロの乖離

「なかからとかして愛してあげる」からのスピンオフ。

官能小説家・界外が、新しい担当編集になった犬塚を色々なエロ系イベントに連れ回す。
実は界外が一番制作意欲が湧くのが「他人のセックスを見る」。
そこにもついてくる犬塚。
当然煽られてしまった犬塚を、界外は「処理だから」と言いながら擬似H的な?
その後、犬塚は界外を好きになってしまい…

…という感じの展開なわけなんですけど。
うーん…
両者の行動とか性格などがどうもピンとこないというか…
ストリップ行ったり他人のH見たりは純粋に制作活動の糧で、実際は淡白そうな界外なのに。とか。
犬塚だって仕事熱心さが急に界外界外メンタルになっちゃって。とか。
そうなると初めは自分が煽ったくせに引き引きの界外だし。
どーもテンポも良くない。
あと、良い意味でなくエロすぎる気がする。潮吹きやら。
それが野萩先生ならではの優しげでしっとりした雰囲気と乖離を感じてしまう。
ストーリー的には丸く収まるハッピーエンドですから読後感は普通に良いです。
総合「萌」で。

2

相互振り回しCP

「遅れてきた春は。」のスピンオフである、「なかからとかして愛してあげる」の、更にスピンオフです。

前作の受様が担当していた官能小説作家先生が今作の受様になります。

開幕、前作受様が担当チェンジ、新担当としてやって来た新人が今作の攻様になります。

執筆のインスピレーションをもらう為にプレイを見せてもらった後、反応してしまった攻様を宥める名目でお触りしてしまう受様。
ノンケな初恋相手にそっくりな攻様を相手に、ちょっぴり感傷が暴走した形です。

ところがどっこい。暴走したのはむしろ攻様の恋心(未満)。
生真面目な割に、毎度の恋愛は身体を重ねてから自覚するタイプの攻様。
お触りで受様を意識したものの、これは恋なのか?
それを確かめる為に抱かせてくれと押してくるようになった攻様。

果たして攻様の想いは恋なのか?
受様は初恋を振り切って攻様自身を見られるのか?
というお話。

前作のキャラクターがストーリーに絡んで来ます。本作のみでも話は充分に理解出来ると思いますが、ちょい出、というには出番多めなので、前作を読んでいた方がより楽しめるかと思います。

想いを重ね合う前からそれなりにすけべな経験を重ねている二人ですが、完全に致すのは想いの繋がったラスト一回です。
すけべはどれも大変えっちでありがとうございます、の気持ち。

官能小説作家であること、それなりに年齢を重ねていることから、受様は割とクールで動じないお人(後書きによると、元々の提案では攻めだったとのこと)なので、その飄々として、どこか外側から俯瞰で物事を見ている節があります。そんな受様が、ちょっとばかし読めない不思議な雰囲気のある生真面目攻様にほだされていくのが可愛く面白かったです!

いやぁ、攻様、付き合う前のすけべを受け入れるし、付き合ってないけど潮吹きさせてくれるし、生真面目なのに性的なことにはゆるっゆるというか情欲に対して積極的というか、なんだか面白いキャラでしたが、犬塚の名の通り、ワンコ系突進攻でした。

振り回し、振り回され、な二人のお話。

1

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