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表題作「スパイダー」
志津川英明は、多重人格でカウンセリングに行っている。
毎夜目が覚めると、腰がだるく、パソコンにはみだらな格好で挑発し、いくつもの男性を受け入れている写真がこれ見よがしに添付されていた。
皆がカイリと呼ぶその自分の中の人格は日増しに行為をエスカレートさせ・・・そしてまたひとつの人格もあらわれるようになるのだが・・・・
これまであんまりない設定だったのでなかなか面白かったです。
エロ度高めなので、「ただやってるだけじゃん!」といえばまぁそうなんですが。
ただ、その人格に関しても、とまどい怯え、そしてしまいには、意識を残したままでカイリが~なんて場面もおりこまれているので、つくりてきにはすごく面白い作品だったとおもいます。
何もしらないエリートリーマンが、実は男を加えまくってる淫乱とか。
よくよくかんがえれば恐ろしく萌設定だとワタシは思う。
☆そんなの愛じゃない
学生もの。家が風俗店をいくつも経営しているということが判明し、その子を集団でおそう。恥ずかしい写真をとって「優遇しろよ」とヘルスへつれていってもらうわけなのだが、逆にこれまたはめられてしまう・・な話。
わりと最終的にはラブラブなので、好きな作品だったりします。
初めてなのに開発されちゃったぜ☆な雰囲気が好き。
古ぼけた今は使われないホテルで、幽霊にカラダをのっとられ、攻守逆転なリバも面白かったです。次はぜひ憑依なしでリバお願いしまっすw
☆LOVE HOME
これは、お隣さんどうし~なお話。
陵辱的なお話二本の後にさっぱり恋愛もの。口直しのデザートにはいいかもです
二重人格で、自分じゃない方の人格がビッチ…。
複数の男と関係を持っていて、ハメ撮り映像などを見て泣く記憶のない主人格がかわいそうです。
しかもビッチ人格に呼ばれて集まったレイパー達に輪姦されてしまいます。
そんな中、いきなりあらわれる3人目の人格、「12歳のアラタ」。
幼いころ祖父に性的虐待をされていた過去のトラウマでできた人格です。
その人格は毒を使い、レイパー達を殺してしまいます。
そしてその人格によって、カウンセラーへの恋心を自覚させられる主人格。
ここから盛り上がってくる…!!!!と思ったときにかなり駆け足で無理やり終わってエ~~~~ってずっこけました。
そこで終わり?
最後のファンファンファンって、パトカーの音ですか?
バッドエンドかこれ。
なんかよく分からないなあ……。
大体レイパー達も、三原が毒を盛って殺されたの知ってたくせにジュース飲むなよ…。全滅だよ。
最後はカウンセラーと主人格が愛し合って終わりましたが、腑に落ちない。
自分の意識ないときに複数の男に犯されて、自分の意識ないときに人殺しになる主人公。かわいそうすぎ。
話がつまらないわけではなく、むしろ面白かったのですが、壮大な話を畳みきれていないのが惜しい。
多重人格の件解決されてないし。またカイリ(主人格を嫌っているビッチな人格)出てきて嫌がらせするよ?いいの?
一巻まるまる表題作だったらまた印象も変わったかもしれません。
私的には、その次の次の作品が好き。
リバったり幽霊と3Pしたりする無茶苦茶具合が良い。