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表紙からして、悲恋ものとか切ない・悲しいが全面に出てるストーリーかと思いきや、一途な獣人王子のあまあま溺愛ストーリーだったことがすごく嬉しいです(^ ^)
切ないシーンは確かにありますが、そこまで胸を抉るほどでもなく。レイのノア大好きシーンが多いので、あれ?と思っている間に解決しちゃったって感じです。
王子というやんごとなき身分の年下攻めが、曇りなきない愛を一心にぶつけてくる様子が私の好みでした(^ ^)
記憶を無くした謎の獣人少年が傷を負って倒れていたところを、ノアに助けられます。レイと名付けた少年が実は国のクーデターから逃れるために魔術師にショタ化された王子様で、助けてくれたノアのことが大好きになっちゃうんです。発情時に身体が戻ったレイに抱かれてしまうけど、レイの求愛活動はより一層ヒートアップ。
ノアを自分の国に連れてきてからは、自分のシマだとばかりに、嫉妬・心配・溺愛・求愛行動がすごーい。
次にきた発情の時はノアを抱かず耐えるレイ…男気をみました。でも結局、それを聞きつけて部屋に来たノアを抱き潰すのですが(笑)終盤、2人の気持ちが通じ合ってするエッチのときも、レイの攻め方が手練れ感が出ていて、YOUはどこで勉強したのかしら?状態です。プレイスタイルも、言葉もエロさが際立っていました。
2人のすれ違いを産むキッカケを作った自称"レイの婚約者"のお嬢様も登場します。性悪のテンプレみたいな女性なので、ムッカーとなりますが、あっさり退場となるので存在感はそんなにありません。
まるっとハッピーエンドなストーリーなので、読後感が良いのはスッキリ気持ちが良いですね。話のテンポもすごく良くて、軽く賞味できました。朝ごはん前でもペロッと読めちゃうくらい、軽快な物語の進みと読みやすい文体でした。
溺愛&あまあまが欲しい方におススメします^ ^
蓮川先生なのでマストバイ。今までの天野先生のお話の中で多分№1と言えるぐらい好きだったので萌2にしました!個人的萌え要素てんこ盛りだったんですよっ読んでよかったー。本編230頁弱+あとがき。
森の中で独り暮らすノア。治癒魔術の強い力を持つため祖父と身を隠していたのですが、祖父も亡くなり一人ぼっちだったある日、結界の外に獣人の少年が血まみれで倒れているのを発見し…と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ランドル(受けの商売相手)、ノルド(人族、魔術師)、攻めの婚約者ぐらいかな。
++好きだったところ
耳しっぽーーーーー!攻めが耳しっぽ付きなんですけど、それの動き方が感情に直接紐づいているのが大好きなんです!しょんぼりしたら、元気なく垂れるし、嬉しかったら勝手にふぁさふぁさ揺れるし、あー犬好き。攻めさん、最初は訳あってちっこいんですが、そのせいもあって感情がすごーく分かりやすい。こういう人大好き。で、実は隣国の第三王子でカッコ良くて、そして裏表ないし一途に受けを愛してくれて、言うことなし。うん。
受けさんは身を隠して生きてきたので人付き合い苦手、もちろん恋愛感情なんて何のことそれ美味しい?状態。最初は瀕死だった攻めさんが可愛くってすりすり甘えてくるのが嬉しくって、幸せそうでニマニマ♡攻めが大きくなってからも可愛いと思ってしまう感情に気付いたあとは、色々あってセツナイところもちゃんとあって良かったてす!
王道話でしたが、耳しっぽ甘えん坊攻めなんかが好きな方には、良いですよ!!とオススメしたい一冊でした!
こ、これは…なんという乙女心をグサグサ刺激するお話なんでしょう!!!
ハァーッと何度悶えたか。
もうレイが可愛い可愛い可愛い!!!
しゅんと耳と尻尾を垂れさせたり、喜んでブンブンと振り回したり。
主人公ノアは魔術師でわけあって森の中に結界を張って一人ぼっちで暮らして。
そんなノアが大怪我を負ったレイを助けたことで、楽しい生活が始まるのですよ。
10歳くらいの獣人の男の子レイ。甘えん坊でノアにくっついて、ノアも可愛くて仕方なくて。
もうこのレイが最高な攻め君なんですよ!
最初はちびっ子姿でノアに甘えん坊して可愛がられてたかと思うと、急に魔法が解けて18歳の立派な王子様になって。
一心にノアに愛を語って。僕の伴侶になってください愛してますとか言っちゃって!!
急に魔法が解けた秘密とは…。
頼もしく立派な大人のレイに今度は世間知らずのノアが世話を焼かれ。
なんだかレイの笑顔を見るとドキドキする、なんだろう?何も知らないノアの戸惑いもいいですね!
獣人の番の仕組みや元婚約者や切ないシーンもちゃんとあって。悩み泣いてしまうノアに素直になって!と言いたかった。
しかしノアが初めての相手のはずなのに、えらいレイが慣れてる感じで、そこもまたファンタジーで萌えますね。
すっかり寝込まされレイってこんな子だったっけ?と思うノアです。
なんとも美味しいお話でした。王道というのか、これはたまらないですね。
久しぶりに読んでみようと思った天野作品でしたが展開が読めてしまったのと、強く萌を感じる間もなくサラッと読み終わってました。
たくさんの本を出されている天野先生なんですが、個人的に良くて萌2で神になることがめったに無いんですよね。コンスタントに萌なので一定の面白さはあるんですが、半年後にはきっとあらすじ読んで自分のレビュー読んでも記憶に残らないと思うんです。
まぁレーベル故に本が薄いので書き切れる限度もある事と想像します。
いつも天野作品の受けにイラついてしまうんです。今回もレイに説得されても祖父の残した家を離れないと言う頑固さにヤキモキし、アメイジア王国に行ってからのお約束のような悪女にコロっと騙される視野狭窄ぶりに嫌気が刺しました。
この作品の盛り上がるシーンだと思うのですが、あまりに分かりやすく騙されるノアにかえって白けてしまいました。
いつも余りにもお約束な展開にもう次は買わないだろうなと思って、忘れた頃にまた買って後悔するパターンです。なので今回は忘れないように中立にしておきました。
せっかく面白そうな設定でイラストも蓮川先生なのにもったいないと思ってしまいました。