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あまーいお話でした(笑)
ネコ科獣人と掛けてるのか、「子猫ちゃん」呼び多し。キッ…キザ過ぎる…Σ(°▽°)
しかし、それすらも許してしまえるスパダリ鷹公爵・リアム。非の打ち所がない完璧な侯爵に、デロデロに溺愛される使用人・ルカのシンデレララブストーリーな物語です。
ルカは眼色が虹色ということで忌み嫌われている存在。独りぼっちだったルカを拾ったタイガー公爵の屋敷で働いていたところ、リアムを監視しろと命令されて、リアムの屋敷に行くことになります。だけどスパイ活動どころかリアム邸の居心地の良さ、リアムの人格に惹かれていき、しまいにはリアムに対して恋心を抱くようになっていくルカ。
恩のあるタイガーか。
恋してしまったリアムか。
悩みに押し潰されるルカはどうするのか、とても気になるところでした。
ですが、まぁ…何となく結末は想像通りに運びまして、見事なエンディングでした。
あらすじにあった「シンデレラストーリー」目当てで購入したので私的には満足です(^ ^)コテコテの王道あまあまストーリーが好きな私と、同じご趣味の方なら好きかもです。
おっと、そうきたか!!
とかいう変化球・別の角度からのアプローチ的なのはあまりないです。
想像以上に想像通りのストーリー運びだったので、ちょっと面食らってしまいました。あっさり事が運びすぎて逆にもの足りん……と思って2人が結ばれた直後評価は萌え1よりの萌え2評価でした。
そしたら、そのあとのリアム視点「10.私の子猫」でリアムがルカを好きになった理由に細かく触れていて、物足りなさを少し補完できました。そうそう!リアムサイドが見たかったんです。最初っからルカを別格で可愛がっていた理由が良く分からなかったので、これは有り難かった。
2人のイチャラブ譚「子猫のマッサージ」は、スケベ鷹公爵のエッチな作戦と言ったところ。
同じネコ獣人の側近に、ネコ科の性感帯を無理矢理聞いて、エロツボ刺激しまくりのマッサージを実践。その作戦にまんまとハマったルカがエッチな気持ちにさせられて、スケベリアムがガッツポーズを決めるお話。
溺愛も程度が過ぎればエロバカ公爵となっちゃうんですね(笑)思わずフフフッとなりました。
リアム視点とマッサージのお話を併せて、神よりの萌え2評価としました。評価的には一緒なんですが、気持ち的に上がり調子で読み終えたので、読後感は満足(^ ^)
最後はみんなに祝福されて全部がいいカタチでまとまったので、スッキリ感はあります。文章も軽快でサクサク読めちゃいました。
私は電子購入したのですが、S Sも楽しいお話でした。溺愛公爵の看板に偽りなし。ラブラブまみれの甘くて可愛い物語でした。
今回は先の戦で功を揚げた公爵でタカ獣人と
攻様と敵対する公爵の使用人のネコ獣人のお話です。
攻様と敵対する恩人の使用人だった受様が
攻様の隣で幸せを掴むまでの本編と
結婚後のラブラ続編短編を収録。
ネコ科獣人にとって呪いの目と呼ばれる虹彩持ちだった事で
受様は母親にすら疎まれて捨てられます。
そんな受様に手を差し伸べてくれたのは虎族の公爵だけで
公爵とっては耳がとても良い受様は使い勝手のいい
諜報役でしかありませんがも受様には公爵は大恩人です。
そんな虎公爵には犬猿の仲の相手がいます。
鷹族の公爵である攻様です。
家同士も代々仲が悪い上に
攻様は先の戦での褒章を拒んだ外面の良い偽善者で
国王も攻様ばかりを贔屓にしていると
虎公爵にとって今一番邪魔な人物です。
虎公爵はそんな攻様を排除するために
彼の弱みを掴もうと受様を攻様の懐に入れるため
わざと客たちの前で罵倒して蔑みます。
案の定、
攻様は恩人の言動を理不尽だと責め
受様を自身の城に連れ帰ると宣言します。
最初の一手はうまくいったようですが
受様に攻様の弱みを掴む事は出来るのか!?
兄の死で公爵家を継いだ攻様と
攻様と敵対する公爵の使用人である受様受様の
もふもふファンタジーになります♪
攻様は恩人の思惑通り
攻様の城で働くことになりますが
城で働いているのはネコ科獣人の執事以外は
皆鳥族で誰もが受様に好意的です。
それは城主である受様が誰にでも手を差し伸べ
身分よって差別をしない攻様は城の使用人のみならず
領民にってもとても良い領主だったのです。
ただ攻様も見た目通りに明るいだけでなく
誰かに愛されたいと願った受様が攻様を愛した事で
受様は恩人と攻様の間で苦しむ事となります。
受様は恩人が誤解しているだけでそれが解ければ
歩み寄れるのではと思いさえするのですが
そう簡単にはいくはずは有りませんよね。
そこから受様の危機に陥ってハラハラ、
攻様が窮地に追いやられてドキドキ、
受様が攻様の手を取り、幸せをつかむまで
とっても楽しく読ませて頂きました (^-^)v
芦原先生のイラストが物語世界にとてもあっていて
キュートで凛々しくて良かったです♪
モカ先生の挿絵だったので購入。鷹っていうけど、羽真っ白なんですよ、天使じゃん★と感じてうっとりでしたが、王道捻りなし、ああルビーさんって感じのお話でしたので、中立よりの萌にしました。王道カモーンな方でしたらおススメです。本編220Pほど+げろ甘後日談10Pほど+あとがき。カラー口絵(着衣絵)はものごっつ好き。羽好き猫耳好きな方でしたら、なんとかどこかでカラー口絵だけでもチェックしてみてはどうでしょうか。
虹色に光る目のせいで周りから避けられているルカ。孤児だったところを拾ってくれたタイガー公爵に大変な恩義を感じているのですが、その公爵から依頼されたのが、リアム・ホークス公爵の監視役になることで・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
タイガー公爵(受けを拾った)、ダグラス(タイガー城で仲良くしてくれたネコ科獣人)、セバスチャン(攻めの側仕え、ネコ科獣人)、レイヴン(カラス獣人)、使用人少々。
++攻め受けについて
受けは真っ白健気ちゃん。救ってくれたタイガー公爵に認めてもらいたい一心で、とってもよく聞こえるという才能を生かして情報収集を一生けん命行う子。リアムを好きになっちゃったら「リアムは悪い人じゃない、もう監視できない」なんてタイガー公爵に言いに行っちゃう。あー分かるよ分かる。助けてくれたタイガーさんだもんね、悪い人だなんて微塵も思ってないもんね・・・って感じの方です。
攻めはどうやら可愛い子猫に一目ぼれだったようですねえ・・・最初っから特別扱い。可愛いなあって様子であれやこれやちょっかい出してる、割合軽いというかフランクな印象の方。偉そうとか俺様とか変態とか一切なし。スパダリの部類に入るんだろうけど、うわーカッコいい!!と強く思ったシチュエーションは無かったでした。
攻め受けとも萌えるポイントがあまり無くて、お話も読みやすい王道でしたので、さらっと読み終えた一冊でした。小説初めてさんでしたら、読みやすいし良いのでは。